アサマ2000スキーパーク
長野県小諸市高峰高原  TEL 0267-23-1714   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (24ha)
 コース数/リフト数 コース6/Q1、W3
 Top−Baes (標高差) 2050m-1880m(170m)
 最大滑走距離/最大斜度 900m/25度
 主体コース 中斜面
当日データ 2010/3/20(土)
 天候 晴れ
 積雪量 120cm
 雪質 ハードパック
 混雑/リフト待ち ステージ2にやや混雑/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 3 6 4 4 2 3 2 3 3 2 3 2 2 2 2 1 3 2 52

どんなスキー場?

浅間山エリアにあるスキー場は比較的首都圏から近距離で尚且つ上信越道からのアクセスもよく非常に人気が高いスキー場が揃っています。

そんな中でも標高の高いアサマ2000スキー場は降雪量こそ多くないものの一端降った雪はなかなか溶けず常にT良質な雪質で滑走できるスキー場として有名である。

大きなスキー場ではありませんが、適度な斜度のある中斜面。
カービングに適したコースが多く、ハイスピードで滑走する方の姿を多く見受けられるスキー場です。

ワイワイ楽しむタイプのスキー場というよりも、黙々と練習に励む基礎スキーヤー向けのスキー場という印象が強い。

残念ながらスキー場名にもなっている浅間山はスキー場から見えず、小諸市街も峠の反対側になるため眺望はさしていいスキー場ではありません。

また、このスキー場の難点はアクセスですね。
急激に標高が上がるため道路の勾配も非常に急です。FF車は一端停止してしまうと再発進が難しい道路でチェーン携帯が必須のスキー場だと思われます。

 ステージ2
 最大斜度24度 平均斜度20度 距離500m

アサマ2000のメインバーン。
ワイドなキツメの中斜面は上級者のカービング滑走に最適なコースです。
リフト沿いにコブが発生するときもあるが概ね一日を通してフラットな状態が保たれています。
筆者はカービング斜面の基準をアサマ2000のこのステージ2においています。
斜度、滑走距離、コース幅、整備、硬めの雪質どれをとっても他のスキー場の手本となるコースだと考えます。

但し難点が一つ。ベースの横移動が少々厄介です。斜度が全くなくセンターハウスからこのゲレンデに来るまでに少々スケーティングさせられるのが少々不満かな?


※ 動画は画像をクリック


 ステージ3
 最大斜度22度 平均斜度16度 距離700m
ステージ2とは林を隔てて隣のコースとなります。
こちらのコースは中級者向けのカービングバーンです。出だしはコース幅も狭く大回りでの滑走には適しませんがそれも短い距離で一気にフラットなワイドバーンに変化します。

中盤は一段棚がありその後斜度は幾分緩んで第三ペアリフトまで続く素直なコースとなっています。

このコースの面白さは中間にある棚なんですね。大きなウエーヴになっていて高速で突っ込んで飛んでもいいし、ベンディングで吸収してもいい。

決してスピードを緩めてはいけないそんなコースで遊べる楽しさを持っています。

※ 動画は画像をクリック


 ANTELOPE
 最大斜度22度 平均斜度15度 距離300m
以前はステージ1というコース名でしたが現在は名前も変更になっています。
また専用リフトだった第一ペアリフトが撤去されてしまい、このコースを滑走する場合は第二クワッド降車後、ステージ2の上部を横へ移動しなければならず滑走するためのコースとしては役割を終了した感のある内容になってしまったのが残念。

コースは緩斜面。初中級者に適した斜度で滑走者も少なくのんびりとした雰囲気のコースです。
ベースにはセンターハウスもありフットワークもいいゲレンデとなっています。

※ 動画は画像をクリック


 ステージ4
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離600m
アサマ2000の最奥地に位置するゲレンデです。
適度な距離の緩斜面で初中級者には最適なコースと言えるでしょう。


滑走者も非常に少なくちょっとタイミングを待てばコースクリアになる事もしばしばです。
第四ペアリフトを利用して繰り返しての滑走も不自由ないですね。

但しこのコースリフト乗り場付近の斜度がまったくありません。
コノコースだけが東に向いており他のコースに比べ日当たりがよく、春先雪質が悪くなる事も多いんです。そうなるとベースの斜度が無い部分がストップ雪となってしまい、滑走する楽しみは完全に奪われてしまうコースとなってしまいます。

素直なコースですが、雪質の善し悪しで滑走選択をしましょう。

※ 動画は画像をクリック


多機能のスキーセンターです。
綺麗な外観で建物の内部も広くはないものの不自由ない施設が揃っています。
基本的に食事をする施設はここのみとなりますので(上部ホテルも可)悪天候時や昼時はやや混雑しているときがおおいですね。
こちらはレストラン内部です。
窓際のテーブルが人気で直ぐに満席となってしまいます。広いレストランではありませんが明るい雰囲気がいいですね。落ち着くレストランです。
こちらはレストランの単品メニューとなります。
お値段は極平均的ですが、メニューが豊富であり他では食べられないものも数多く用意されています。

フライものが3品選べるメニューです。
忙しいスキー場のレストランでは手間がかかるため敬遠されがちなシステムですがこちらでは手頃な価格で提供されています。
チャパタサンド。初めて聞いた名前です。
多分パンなんでしょうがサンドする具材も選べるんですね。
メインの食事以外も豊富なデザートメニューが用意されていましいた。
これでは10時、お昼、3時とレストランに顔を出さなくてはいけないかな?

 パノラマ
 最大斜度22度 平均斜度14度 距離900m
最近はポールが張られることが多くなったパノラマコースです。

今回来場した時もやはりポールが張られておりコースはクローズされていました。

内容は隣のステージ3と同様な中緩斜面であり難易度は低いです。

尾根の見晴らしのいいコースであり、天気のいい日には遠くの山々の眺望もいい。

以前は上部コースが未圧雪状態であったが最近はピステンをかけて圧雪状態を常に保っているようです。

 連絡コース
ここアサマ2000でもっとも厄介なコースです(笑)
センターハウスから一番近い第二クワッドリフト方面に行く場合やや登りの斜面をスケーティングする必要があります。

第一ペアリフトが撤去されてしまい移動方法が無くなってしまいました。
ロープトウでも架けてくれればかなり移動しやすいと思いますが休憩や食事のたびにこの横移動が待っているのはかなりのマイナス点となってしまいますね。

駐車場・その他
駐車場はセンターハウス横に数ヵ所存在します。無料で700台駐車する事ができ、駐車場待ちはあまり起きない状況です。
尚、アクセスのチェリーパークラインはスキー場直前まで雪が無くても峠を越えた途端に圧雪している事が多いです。

4WDスタッドレス以外の車はチェーン必携のスキー場ですね。