焼額山スキー場
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原焼額山 TEL 0269-34-3111   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (94ha)
 コース数/リフト数 コース18/G2、Q3、W3
 Top−Baes (標高差) 2000m-1540m(460m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/39度
 主体コース 中斜面
当日データ 2010/3/14(日)
 天候 快晴
 積雪量 180cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち 第二ゴンドラ5分/パノラマアウトに混雑
 アクセス道路状況 ほぼ全行程圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
5 4 8 4 4 5 5 3 3 5 3 3 2 2 3 1 1 3 3 68

どんなスキー場?

近年では志賀高原のメイン的スキー場のひとつとなりハイシーズン中は沢山の滑走者で賑わいを見せるスキー場です。
スキー場全体は中斜面のロングコースが主体のゲレンデが多いです。体育会系の滑走者よりもむしろのんびり景色を眺めながら滑るそんなタイプの滑走者が似合うスキー場、それが焼額山の魅力でしょうか?
リゾートスキーという言葉がぴったりなスキー場であり、それに伴い施設の充実ぶりも納得の内容ですね。
志賀高原の遊び方は広大な各スキー場を渡り歩くという楽しみ方もありますが、お気に入りのゲレンデに滞在して滑る方法も有りますね。
そんな滞在型で一番お勧めできるのがこの焼額山なんです。奥志賀も含め大人のスキー場という雰囲気があり、筆者も大好きなスキー場です。

 パノラマアウトからの眺望
いや〜久々の志賀高原、まさに志賀日和の天気に気分は上々です。
左写真は朝一のゴンドラに乗ってパノラマアウトコースを滑走しました。
途中、林が切り開けたビューポイントです。

遠くには北アルプスのほとんどの山が眺望でき、これだけの山々が見渡せるスキー場も珍しいでしょう。

写真は右に槍ヶ岳〜南岳〜大キレット〜北穂高岳〜奥穂高岳となっています。

※ 動画は画像をクリック

 パノラマアウトコース
 最大斜度21度 平均斜度10度 距離2500m
朝一のパノラマアウトコースです。他のリフトが動く前なので思う存分このコースを滑走しますが、コース整備はいつ来ても完璧な焼額山でこのピステンの後を滑るのは至高の喜びを感じますね。

自分のスプールの後を振り返れる少ない時間を楽しみます。


このパノラマアウトは中緩斜面のロングコース。中級者が一番楽しめるコースとなっており開放的な尾根コースとなっています。

※ 動画は画像をクリック

 サウスコース
 最大斜度17度 平均斜度9度 距離960m
焼額山のナイターコースのメインゲレンデです。
日中はパノラマアウトから続く緩斜面でコース幅は広く沢山の初級者で賑わいを見せているコースとなっています。

第4ロマンスを利用して繰り返し滑走できるコースではありますが、やはりゴンドラからのパノラマコースを利用した方が滑りそのものは楽しめるでしょう。

※ 動画は画像をクリック

 ジャイアントスラロームコース
 最大斜度25度 平均斜度11度 距離2400m
コース幅のワイドな中斜面。
GSコースとしてはかなり難易度は低いがその分中級者が楽しめるコースとなっています。

全長2400mのコースは大きく左右に振られるコースで中間部分では急斜面部分もある。

写真はその急斜面部分ではありますがコース幅が広いため圧迫感は無く開放的な尾根コースとなっています。

※ 動画は画像をクリック

 オリンピックコース
 最大斜度30度 平均斜度21度 距離650m
1998年長野オリンピック男女回転競技が行われたコースとなります。
ここも難易度は低いですね。
通常のスラロームコースより確実に難易度はワンランク落ちる内容です。
滑走は第一ゴンドラをジャイアントスラロームコースを滑走中間をストレートに滑り込むと急斜面のオリンピックコースへと入り込みます。
午前中はフラットの急斜面午後になるとコブが育ち始めるコースですが、自然コブのため難易度はさほど高くありませんのでドンドン滑走してもらいたいコースですね。

※ 動画は画像をクリック

今回はプリンスホテル南館のレストランを覗いてみました。
カレーメニューが豊富でした、というかそれ以外にメニューが見当たらない!
焼額山スキー場は基本的にベースにしか食事を取る施設がありません。
よってホテル内のレストランを利用することとなりますが流石にお値段は高め。プリンスの余り美味しくないカレーにこの価格は食事そのものを敬遠したくなります。
カレーメニューは豊富ですがお味で勝負して欲しいですね。軽井沢プリンスも同じように今一のカレーとなっています。

 ミドルコース
 最大斜度24度 平均斜度10度 距離500m
斜度はほどほどながら大きな溝コブが張り付く斜面です。
急な部分は中間までで下部は緩斜面となっています。
(しかしながら緩斜面にもコブが張り付いています)

難易度は高く、かつ溝コブが嫌いな方は(筆者がそうです)避けた方がよさそうなコースです。

第三高速クワッドを利用すれば効率よく滑走できる点は評価できるコースです。

※ 動画は画像をクリック

 スーパージャイアントコース
 最大斜度27度 平均斜度10度 距離2350m
第二ゴンドラを利用して滑走する尾根の中急斜面です。
ストレートなコースではなくまた緩急変化に富んだコースです。

特に中間の急斜面部分ではコブも発生することが多く、なかなかノンストップでの滑走は厳しいコースとなっています。

またミドルコース分岐まで進むと斜度も一気に緩み穏やかな緩斜面となるため足が最後まで持たないということは無いでしょう。

コース最後に大きく右へ曲がれば第二ゴンドラ、直進すれば第一ゴンドラへ行けるため混み具合でコース選択できるのが有り難いですね。

※ 動画は画像をクリック

 パノラマインコース
 最大斜度18度 平均斜度11度 距離1000m
パノラマアウトコースとは林を挟んで内側に位置するコースです。
難易度はアウトコースと大差ありませんがコース幅がやや細い分縦目の滑走ラインとなり斜度の割にはスピードがでやすいコースとなています。

アウトコースが人気のためか比較的に空いているコースであり混雑度合いでこちらのコースを選択するのがお勧めです。

最終アウトコースと合流します。合流部分では衝突が起こりやすくなりますので注意してください。

※ 動画は画像をクリック

 白樺コース
 最大斜度23度 平均斜度12度 距離1100m
焼額山の一番端にあるゲレンデで、一ノ瀬山の神スキー場に隣接した静かなコースである。

コースは中緩斜面、ネジレの無いストレートなコースの周りはまさに白樺林でコース幅が広く開放的なコースとなっています。

第一高速クワッドで繰り返し滑走ができ、スキー場全体が混雑しているときもこのコースだけは空いているのでそんな時はこの白樺コースを目指そう。

※ 動画は画像をクリック

 ブナコース
 最大斜度22度 平均斜度9度 距離750m
白樺コースから続く中緩斜面です。
このコースも白樺に囲まれた林間コースとなっていて意外にスピード感が味わえるコースとなっています。
専用のリフトが無くこのコースを繰り返し滑走することが困難なコースのためか常にガラガラ無状態です。

あくまでプリンスホテル西館への連絡コースと思った方がいいかもしれません。

※ 動画は画像をクリック

駐車場・その他
駐車場に難がある志賀高原にあって日帰り駐車場が充実しているのがこの焼額山です。
1700台ものスペースがあり志賀高原をスキーサーカスする場合の拠点となるスキー場ですね。