タカンボースキー場
富山県南砺市西赤尾町 TEL 0763-67-3766   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (20ha体感)
 コース数/リフト数 コース4/W3
 Top−Baes (標高差) 746m-326m(420m)
 最大滑走距離/最大斜度 1500m/29度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2010/3/6(土)
 天候 雨とガス
 積雪量 85cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち なし/なし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ウエット
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 2 4 6 4 2 2 2 5 1 2 5 2 2 2 2 5 2 2 54

どんなスキー場?

富山県と岐阜県の県境に位置する小規模スキー場です。
近年、東海北陸道の完成で、五箇山インターから2km、78分で到着できるようになりました。以前はかなりの山奥のスキー場でありアクセスの厳しいスキー場であったことが伺えます。
スキー場規模は小規模。リフト3本、コース3本とシンプル。
コースレパートリーは中緩斜面が大部分を占め、難易度の高い斜面は一部に限られています。
広いコース幅が売りのベースゲレンデは開放感もあり初中級者には最適な
ゲレンデと言えるでしょう。

来場当日は生憎の雨模様、視界も悪くスキー場のベースからは上部が見えにくい天気でした、到着早々威圧感があったのはゲレンデど真ん中にある高圧鉄塔です。
苗場やかぐらでは見慣れて気にならないこの鉄塔も小さなスキー場にあると
かなり目立つ存在ですね。決して景観のいいスキー場ではありませんが、更に景観を悪くしてしまってます。スキー=自然の中と思っている筆者にはどうしても取り払ってもらいたい構築物ですね。(無理は承知です)

 スキー場全体
来場時は雨、駐車場には数台の車が停まっていましたが車から出る気配のない方々が居られました。

左写真はベースから見上げたゲレンデとなります。上部はガスで見えませんが中上級者コースは画面左奥となります。

決して大きなスキー場ではありませんがゲレンデはコース幅もワイドで滑りやすい緩斜面が主体のスキー場です。

 初級コース
 最大斜度29度 平均斜度10度 距離500m
 (数値は体感)
ちょっと見づらい画像になってしまいましたが、左写真が初級コースとなっています。
ゲレンデのど真ん中にある高圧鉄塔が邪魔ですね〜
実際はコース幅が広いので滑走の障害になることはあまりないのですが、景観的には非常に邪魔な存在ですね。

コースはリフト向かって左がメインバーンとなります。出だしは20度程度の中斜面で初級者ゲレンデといえやや難易度が高いスタートとなりますが、その斜面をクリアすると快適な緩斜面がリフト乗り場まで続いています。

またリフト右側は今回整備されておらず滑走はしませんでしたが出だしは30度近い急斜面です。

あまり滑った形跡がありませんでしたが、ハイシーズンは未圧雪の深雪も楽しめそうなバーンでありました。

※ 動画は画像をクリック

 初級コース(急斜面)
 最大斜度29度 平均斜度10度 距離500m
 (数値は体感)
こちらが初級コースの急斜面です。
なんか初級コースなのに急斜面が存在するんですね。
斜度がキツイため上部ではクラックが入ってしまい滑走はもうできない状態ですね。

リフトを挟んで左右では難易度がかなり違うコースとなっていますので初級者でも、中級者でも楽しめるゲレンデです。

 中上級コース
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離600m
 (数値は体感)
第1、第2リフトを乗り継ぐとスキー場の最上部に到着します。
出だしはリフト沿いをストレートに滑る中斜面と大きく回り込む緩斜面とに分かれています。

両コース共に直ぐに合流しその後はフラットな中斜面が第2リフト乗車口まで続いています。

来場当日はポールがセットされていてリフト沿いは規制されていましたがそれでもコース幅が広いため何の窮屈も感じないコースでした。

コース整備も整っていて大回りを楽しみたい方は是非こちらのコースをお勧めします。

※ 動画は画像をクリック

 初中級コース
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離600m
 (数値は体感)
ますます天気が悪化してしまい撮影がしづらくなってしまいました。

左写真はゲレンデベースから初中級コースを見上げています。

コースはスタートからフラット20度程度の中斜面が300mほど続きます。
その後斜度が緩み、第1ペアリフトまでフラットバーンとなっています。

こちらも大回りで滑走するのが楽しいコースであり、中上級者コースと繋いで滑ることでダイナミックなロング滑走が可能となっています。

上級者にはやや歯ごたえの無いコースではありますが、それ以外のレベルであれば間違いなく満足できるコースでしょう。

※ 動画は画像をクリック

こちらはレストランとなります。
レンタルやリフト券券売などは別棟となっています。
2Fには会議スペースもあり多目的に利用できる施設ですね。
こちらはレストラン内部です。
撮影は朝の早い時間でしたので利用者は1名のみでした。長テーブルが並べられた少々窮屈なスペースとなっています。
こちらがレストランメニューです。
極々平均的なメニュー数ですが、ハンバーグ定食はまぁ〜わかる。でもオムライス定食はわからん!
オムライスセットでいいんじゃないかな?
オムライスとご飯が出てきそう〜(笑)

 林間コース
 最大斜度10度 平均斜度5度 距離1000m
今回はリフト券の都合で滑走はしませんでしたが、第3ペアリフト降車後滑り出す初心者向けの林間コースです。

かなり怪しいコースですね〜(笑)雪もかなり汚く小枝が散乱していました。

くら〜い雰囲気で少々不気味。筆者お化けが嫌いなのであえて突入は避けた次第です(汗)

唯一滑り出しから最後まで緩斜面が続くコースですね。

 赤カブ畑
第3リフト下は融雪が進み地面がでていました。

出てきた地面からは、収穫されていない赤カブがニョキニョキでていましたが、夏場は赤カブ畑なんですね。

名物なのかな???

駐車場・その他
上記にも記載しましたが、五箇山インターから本当に近いスキー場です。
またインターからもアップダウンは少なく車の運転は容易です。

やや遠い感はありますが、奥美濃の喧騒が嫌な方にはうってつけのスキー場です。

駐車場はセンターハウス下と第3ペアリフト下に大型ものもがあり駐車スペースに困ることはないでしょう。