開田高原マイアスキー場
長野県木曽郡木曽町開田高原西野5346-1 TEL0264-44-1111 公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (44ha)
 コース数/リフト数 コース6/Q1、W2
 Top−Baes (標高差) 2120m-1557m(563m)
 最大滑走距離/最大斜度 3200m/32度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2010/2/20(土)
 天候 快晴
 積雪量 190cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 混雑なし/クワッドに5分
 アクセス道路状況 スキー場手前10km圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
4 3 3 7 5 4 6 3 4 5 2 3 3 3 3 2 1 2 3 69

どんなスキー場?

木曽の御嶽山周辺にはいくつかのスキー場が存在するが、この開田高原マイアは最も後発のスキー場です。

スキー場は緩斜面が中心。一部上部には気持ちのいい中斜面やコブの急斜面も存在するが決してメインゲレンデではありません。

広大な滑走距離の長い緩斜面こそがマイアの最大の武器ではないでしょうか?

御嶽山周辺のスキー場はどのスキー場もこのような特徴があり言い方を悪くすれば何処も同じようなスキー場。とらわれがちですが、面的要素と線的気要素が上手く配分されたマイアはそんな中でもかなりお勧めできるスキー場だと思います。

またもう一つの特徴は雪質です。決してドカ雪が降るエリアではありませんが、ベースの標高ですら1500mをオーバーしておりトップの標高は2000m以上となっています。
当然のようにこの標高の高さが生むサラサラのパウダースノーが、北海道のニセコあたりと比べてもそん色ない雪質なんです。

アクセスにはやや難がありますが、クルージング派の滑走者にはお勧めしたいスキー場であります。

 御嶽山
マイアに限らずこのエリアのスキー場ほとんどがこの御嶽山を見ることができます。

御嶽山の麓にスキー場が広がっていると言った方がいいでしょうか?
積雪の多いエリアではありません、比較的に晴れの日も多く、雄大なパノラマを見る機会も多い事でしょう。

 スカイハイコース(上部)
 最大斜度32度 平均斜度13度 距離1350m
先ずは最上部のゲレンデへとやってきました。

このマイアはリフトの効率がよく、クワッドとペアを乗り継ぐと最上部へと到着します。

左写真は最上部からスタートするスカイハイコースです。このコースの顔は2ヶ所。
左写真の部分のリフト降車後すぐにスタートする中急斜面です。
写真では緩斜面に見えますが実際は適度な斜度と締まった雪質でかなり走るバーンコンディションとなっており25度程度の斜度と相まってかなりのスピード感が味わえるコースです。

リフトを潜るあたりで斜度は急激に緩みますがその後再度落ち込みを見せます。

※ 動画は画像をクリック

 スカイハイコース(中間部)
 最大斜度32度 平均斜度13度 距離1350m
スカイハイコースの中間部の落ち込みです。
こちらも緩斜面に見えますが土日の午後にはコブが激しく育つ部分でもあります。
マイアのコブ斜面は基本的にこの一部分しか無いためスキー場全体の難易度は低いものとなっていて初中級者でもコースを選べばかなりの滑走が楽しめます。

話は戻りますが、この部分は余り大きなコブとはなりませんが適度に発育した自然コブは中級者も練習にはピッタリなコースだと思います。

このコブ斜面を抜ければペアリフト乗り場までは林間の緩斜面が続きます。

フラット急斜面、コブ、緩斜面と変化に富んだロングコースで中上級者が一番楽しめるコースですね。

 ブルーダイヤモンドコース
 最大斜度32度 平均斜度13度 距離1350m
スカイハイコースとは林を隔てて反対側にあるコースです。
コースの三分の二程度は樋状態もしくはコース幅の狭い中斜面です。

滑走者が少ない場合は快適に大回りでの滑走が楽しめます。

但し週末ともなると中級者以下のスキーヤーや初級ボーダーが入り込むため少々窮屈感のあるコースとなっています。

上部コース案内にはありませんがスカイハイの中間部からこちらのコースに入り込む事も出来るため突然の滑走者乱入には少々ビックリする事もあるコースとなっています。

気持ちコースが広がればかなり快適度が増すと思われますがちょっと無理でしょうね。

※ 動画は画像をクリック

 フォクシーコース
 最大斜度13度 平均斜度7度 距離950m
スカイハイコースをストレートに滑り下りるとこのフォクシーコースへと入り込みます。

林間の緩斜面でありコース幅も非常に広く初級者には非常に適したコースと言えるでしょう。

上部は風の強い時がおおいマイアですがこのフォクシーコースは林間のためその強風も和らいでおり、悪天候を我慢して滑走する事も幾分ましなコースとなっています。

※ 動画は画像をクリック

多機能で利用しやすいマイアのセンターハウスです
こちらはカフェテリアシンフォニーの内部です。
早朝のためお客の姿はまばらですが570席もあるレストランでお昼時でも席を探すのは簡単でしょう。
蕎麦茶屋マイア亭の限定ざるそばです。
蕎麦処の開田高原なんですが、何故限定なのかが疑問。

こちらもマイア亭のメニューです。
ファミレスにでも出てきそうなメニューですが限定6食ってどういうこと?
端から売る気がない?
終了の札はまだ朝早いためです。
こちらはメインレストランシンフォニーのメニューです。お値段は比較的に安めでどれを食べても美味しいです。
メニューはかなり洗練された感じがあるマイアのレストランです。
和、洋のメニューがハッキリ分かれていて好きなものを選ぶことができます。

 プリマコース
 最大斜度15度 平均斜度7度 距離880m
フォクシーコースとは林を隔て反対側に位置するコースです。
斜度感のない平なコースで、こちらも初級者には天国のようなコースとなっています。

林間の雰囲気の良いコースではありますが、中級者以上の滑走者にとっては余りにも斜度が緩やかなため滑走そのものを楽しむコースではないようである。

マイアはスキー場規模こそ中規模なのだがコースレパートリーに乏しく、中上級者が楽しめるコースが非常に少ない。ターゲットを初級者に絞るのはいいのだがこの距離をわざわざ来る初級者もそう多くはないだろう。

※ 動画は画像をクリック

 ジャンボフットゲレンデ南
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離900m
ベース付近はこのジャンボフットゲレンデがリフトを挟んで南と北に広がっている。

一見、広々としたゲレンデに見えるのであるが実際はソノコースがネットでセパレートされてしまい意外なほど窮屈な緩斜面となっている。

左写真は南ゲレンデであるが初級者がリフトを使わずに練習できるコースもあるのだがご覧のような状態となっています。

駐車場・その他
駐車場はセンターハウス下に大規模なものが用意されています。

満車になる事は最近無いようですが遅い時間に到着するとゲレンデ~離れた位置に停めざるえませんので早目の到着を。

アクセスではどうしても他エリアより見劣りしてしまうスキー場です。最寄りの高速インターは中央道の伊那ですがここから60kmあまりの雪道走行は慣れた方でも嫌になる長さですね。