宇奈月温泉スキー場
富山県黒部市宇奈月温泉5738  TEL 0765-62-1757   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (10ha体感)
 コース数/リフト数 コース9/Q1、W3
 Top−Baes (標高差) 550m-320m(230m)
 最大滑走距離/最大斜度 300m/25度
 主体コース 中斜面
当日データ 2010/2/14(日)
 天候 曇り
 積雪量 150cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 2 3 3 4 1 1 2 3 2 1 4 1 1 1 1 3 3 2 40

どんなスキー場?

富山県は黒部渓谷の玄関口宇奈月温泉にある小さなスキー場です。
北陸道、黒部インターから30分あまりの時間で到着できるスキー場で思いのほかアクセスは容易です。

スキー場は温泉街から無料の登降用リフトを利用し3分余りでゲレンデに到着できます。

目の前には広々とした斜面が広がっていますが残念ながら滑走できるのはその一部でしかありません。

以前はリフトの本数も多く山頂からの滑走も可能であったが、来場者の減少、施設の老朽化などで現在はリフト1本(登降用除く)コース2本の内容に縮小されてしまっています。

暖冬時期は雪不足でも悩むスキー場であり、今後の営業も危ぶまれています。
エリア的に北アルプスの眺望にも期待ができるのですが、余りに山が近いためその眺望は得られず唯一山のすき間から富山湾が望める内容で少々肩透かしの感があります。

富山地方鉄道の汽笛がこだまする珍しいスキー場です。素晴らしい温泉もあり一度訪れてもらいたい地でもあります。

 サンシャインゲレンデ
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離300m
 (数値は体感)
登行用の第一リフトを降車すると広いゲレンデが目の前に広がります。

しかしながら現在は左写真のサンシャインゲレンデのみが滑走可能となっていて横に広がった斜面の滑走はできなくなっています(ハイクアップなら可能)

一見緩斜面に見えるゲレンデもリフト沿いはコブの発生も有りなかなか手ごわいゲレンデです。

短いコースではありますが、途中横移動のコースが邪魔となって気軽に大回りでの滑走がしずらいゲレンデとなっています。


 サンシャインゲレンデ
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離300m
 (数値は体感)
こちらはサンシャインゲレンデを上から見ています。
リフト沿いが難易度が高く、離れるに従って緩やかになります。

滑走者の大部分がリフトから離れるように横移動するためゲレンデ全体横方向のラインが入ってしまっています。

意外に滑りにくいゲレンデとなってしまってます。

思いっきり大回りで滑りたいコースなんですが、どうもしっくり行かないゲレンデです。

※ 動画は画像をクリック

 林間コース
 最大斜度10度 平均斜度8度 距離400m
 (数値は体感)
比較的新しいコースでしょうか?
第三リフト降車後右手に進路を取ると高い立ち木の中を行く林間コースへと入っていきます。

サンシャインゲレンデが厳しいと思われる滑走者が数多く滑っています。

コースの出口はサンシャインゲレンデ下部となります。

一人でこのコースを滑走すると薄暗く少々不気味な感じを覚えるコースですね。

※ 動画は画像をクリック

 キッズパーク
新たに広いゲレンデの下部にキッズパークが設置されていました。
来場した日はスノーフェスタが開催されていて中央ではソリのタイムレースが行われていました。
リフト券も一日券が半額の750円となっていて出費が抑えられてのはありがたかったですね。

しかしながら下のパンフレットゲレンデに貼るよりも、温泉街や他の地域で宣伝した方がいいのでは?

 旧ビーナスの谷間
横に広いゲレンデの一番左には旧コースやリフトの跡が見られました。

既にリフト搬機は取り外されており、運行の予定はなさそうですね。
この「ビーナスの谷間」(妙に変な名前だな〜)は適度なウネリもあってテクニカルなコースだと思われるのですが、滑走できなくて残念ですね。

写真右上にはリフト(第五リフト)の跡がありますが、このリフトの先にはどんな景色が待っていたのか非常に気になるところですね。

宇奈月温泉の施設はお世辞にも近代的とは言えません。むしろボロボロ?
食堂、リフトその他を修繕しようにも費用が捻出できないでしょう。先の状況が見えてしまってますね。
残念です。
こちらは「中島スキーセンター」の内部です。リフト券もこちらで売っています。
座席数が少なくて広々しているのはいいんだけどお客が少ないのは単に時間が遅いから?
メニューはロコスキー場としては定番ものだけとなっています。
お値段も平均的かな?

 下山コース
 最大斜度13度 平均斜度8度 距離800m
 (数値は体感)
こちらは食堂裏手から延びる下山コースです。
一応登行リフトまで滑り降りることができます。

登行リフトは無料だからこのコースのみ繰り返し滑るのは無料??

まぁ〜あくまで下山コースということで。

※ 動画は画像をクリック

 黒部峡谷鉄道
下山コース途中からは黒部峡谷鉄道の陸橋が見えます。
時折富山地方鉄道の列車の汽笛音が狭い谷にこだましていい雰囲気を出してますね〜

こちらのは黒部峡谷鉄道は宇奈月〜欅平を結ぶ鉄道ですが、夏場はトロッコ列車の運行で有名です。

残念ながら冬季は運休しています。

駐車場・その他
狭い谷あいのスキー場です。駐車場は温泉街にある共同の立体駐車場に入れることになります。
但しこの駐車場はスキー場の駐車場ともなっていてスキー場の食堂で駐車券がもらえ、無料となります。
悪天候のときには非常にありがたい駐車場です。