福井和泉スキー場
福井県大野市朝日前坂27  TEL 0779-78-2711   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (30ha)
 コース数/リフト数 コース6/Q1、W1
 Top−Baes (標高差) 900m-600m(300m)
 最大滑走距離/最大斜度 1500m/27度
 主体コース 中斜面
当日データ 2010/2/13(土)
 天候
 積雪量 240cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 高速、白鳥インター降車後圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 2 4 2 3 2 3 3 3 2 2 4 1 2 2 1 1 1 2 43

どんなスキー場?

岐阜県と福井県の県境に位置するスキー場で、東海北陸道、北陸道どちらからアクセスしても相当に時間が掛かるスキー場です。

以前のプリンス系列の名残を所々に残すスキー場はスノーボード来場者が非常に多くスキー場のメインゲレンデも多彩なパークが設置されていてボーダーにお勧めできるスキー場ではないでしょうか?

逆にスキーヤーの来場にはやや不向きと感じるゲレンデ構成は滑走距離も短く何処も似たような難易度の斜面となっています。

アクセス面での不利はどうにもならずまた特徴のあまり感じられないスキー場であり、フリーラン主体の滑走者はなぜこのスキー場に行かなければならないかを見出すことが難しいスキー場です。
筆者の個人的な感想ではありますが、素直に他のスキー場に行かれることをお勧めします。

尚、規模に似合わないフード付きクワッドは利用価値も非常に高いです。

 パノラマAコース
 最大斜度27度 平均斜度17度 距離700m
岐阜県側からのアクセスでかなり時間を食うこととなりスキー場到着は13:00となってしまいました。

天候も悪化してきてレポートには不向きの天気となってきました。
大荒れにならないうちに早速山頂エリアからレポートを開始します。

左写真は山頂からスタートするパノラマAコースです。スキー場の難易度表記では上級者向けのコースとなっていますが、圧雪作業こそ行われていないものの斜度も緩めで気楽なコースとなっています。

やや荒れ気味ではありますが滑走者も少なく好きなラインで滑走できるコースであり中級レベルの滑走者でも十分に楽しむことができるコースとなっています。

※ 動画は画像をクリック

 パノラマBコース
 最大斜度24度 平均斜度18度 距離800m
 (数値は体感)
パノラマAコースとはリフトを挟んで反対側に位置するコースとなっています。

リフトを潜るまでがややタイトな中緩斜面であり大回りでの滑走は少々辛いコースです。
難易度が低くボーダーが多数止まっている事も有りやや窮屈感のあるコースとなっています。

こちらも基本的には未圧雪のコースでしょうか?
荒れた感じは隣のAコースと似たような感じであります。リフトを潜るとコースはパノラマAと合流しており単独でのコースは滑走距離が短いものとなっています。

※ 動画は画像をクリック

 パラダイスBコース
 最大斜度18度 平均斜度12度 距離1000m
当、福井和泉スキー場のメインゲレンデとも言えるパラダイスBコースにやってきました。

フード付きクワッド降車後右に大きく回り込むとこのコースに入り込みます。
出だしは短いカベもありますが、さらに大きく回り込めばそれも迂回できるため初級者でも十分に楽しむことができるコースとなっています。

各所に飛べるポイントも存在していてボーダーは繰り返し滑る楽しさがあるようです。

但し難易度はスペックより劣りスキー滑走者にはややつまらないコースとなってしまうかもしれません。コース整備が中途半端ということもあるでしょうが・・・・

※ 動画は画像をクリック

 パラダイスCコース
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離1000m
 (数値は体感)
出だしはパラダイスBコースと同じですがこちらのコースはリフトをジグザグに潜るコースです。前半は林の中の緩斜面。
後半はパラダイスBと合流したあとさらにコースが蛇行してパラダイスAへと滑り込みます。

ストレートな部分は無く常に蛇行を繰り返す緩斜面で意外に初級者の姿が多いコースとなっています。

※ 動画は画像をクリック

 パラダイスAコース
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離1000m
 (数値は体感)
広い緩斜面に沢山のアイテムが点在しているコースです。

残念ながらこの広いエリアはボーダーに開放された斜面であり、スキーでも滑走はできますが、何処からボードが飛び出してくるか滑走しながら注意するためフリーランにとってはやや肩身の狭いコースとなっています。

このスキー場の広いエリアはこの部分だけでありその他コースはややコース幅の狭い部分もあって開放的な雰囲気が味わえないスキー場なんですね。

できればパラダイスAとBの役割を逆にするともっと楽しめるスキー場になるのではと考えます。

※ 動画は画像をクリック

スキーセンターはパラダイスAのベースにあり非常に秘儀わいを見せております。
また食事をとれる施設もここだけとなっていますが極端な混雑がないのが嬉しいですね。
何処かで見たようなレストラン内部はプリンスの経営当時を思わせるボックス席ですね。
プリンスのアリエスカはみんなこんな作りですね。
センターハウス横にはプレハブでできたラーメンの販売も行っていました。
生憎の悪天候、屋根も無いため食している人は皆無でしたね。

こちらはセンターハウス内のレストランメニューとなっています。
以外にもメニュー数が多く、目新しいものはありませんが注文に悩みそうですね。
カレーのトッピングも充実しています。
お値段は少々高め?いや平均的なのかな?
外にラーメンコーナーがありますがレストラン内部でも販売しています。
当日は悪天候で寒くラーメンを食べる方の姿が多かったですね。

駐車場・その他
駐車場はセンターハウス下に1000台分確保。
大きな駐車場であり満車の危険はないと思われます。
冒頭にも書きましたがアクセス面で非常に不利なスキー場です。
このスキー場にこれだけの来場者が来るのが不思議なぐらいであり、その理由は未だ分からずじまいとなっています。