ハチ高原スキー場
兵庫県養父市ハチ高原  TEL 079-667-8036   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (65ha)
 コース数/リフト数 コース8/Q1、T4、W4、S3
 Top−Baes (標高差) 1221m-550m(671m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/35度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2010/2/6(土)
 天候
 積雪量 145cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち 全体に混雑/ファミリートリプル20分
 アクセス道路状況 高速を降りると圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
4 2 4 6 5 3 2 3 1 2 2 1 1 2 2 1 3 0 2 46

どんなスキー場?

急斜面のハチ北に対してこのハチ高原は基本的に緩斜面主体のスキー場です。

ハチ北から滑り込める急斜面ハイランドビューコースはあるものの全体的に高原のイメージが強く大きな面的緩斜面が広がるスキー場となっています。

ロング滑走はできず全てのコースは1000m弱と短め。
またダウンヒルコースやハチ林間コースなどもありますが、上部との連絡が非常に悪くコース自体があるのか知らない滑走者も多いのでは?

やはりハチ・ハチ北は一体で考えるスキー場ではないか?また現状も区別する必要のないスキー場となっています。

できればこの両スキー場の行き来を山頂だけではなくベースでも連絡道の確保をしないと強風で山頂リフトが止まった場合戻れなくなってしまう恐れがあります。

またハチ北同様に駐車料金が土日祝1800円、平日1000円と高額。融雪設備があるわけでもなく特段便利でもない駐車場であり料金体系の見直しを強く要望します。

尚、数少ない急斜面のスーパースターコースはクローズされている事が多いようですね。
スキー場の性格上滑走者が少ないようですね。

 ハチ中央ゲレンデ
 最大斜度24度 平均斜度9度 距離800m
本来ならばハチ北とハチ高原は上部のハイランドビューコースでつながっており自由に行き来できるのであるが、来場時はご覧のように悪天候で両スキー場では何時リフトが止まるかも知れないため各スキー場に戻るようにアナウンスされていました。

当初ハチ北に来場していた筆者ではありましたがハチ高原を諦めるわけにもいかず車で回り込んでハチに来場しました。

左写真はハチ高原のメインゲレンデ、ハチ中央ゲレンデとなります。コースはばのワイドは斜面ですが、単なる一枚バーンではなくやや起伏のあるコースとなっています。

上部の斜度がややきつくベースではその斜度もほとんどなくなってしまうコースとなっており後半のだらけた感じが勿体ないコースですね。

※ 動画は画像をクリック

 ハチ中央ゲレンデ
 最大斜度24度 平均斜度9度 距離800m
こちらは上記と同じハチ中央ゲレンデとなっていまあすが中央トリプル沿いの中斜面です。
立ち木を上手く残すことでコースをセパレートしていて同じコースであっても斜面の特性を活かしたないようとなっています。

ちなみにこの中央トリプル沿いにはボード向けのアイテムもあり賑わいを見せています。

※ 動画は画像をクリック

 高丸ゲレンデ
 最大斜度32度 平均斜度11度 距離450m
ハチ高原の上部に移動しましたが、ご覧のようなホワイトアウト状態でコースの何処を滑っているのか分からない天候となってしまいました。

この高丸ゲレンデはコース取りによって急斜面も存在する内容でレベルを問わず楽しめるコースとなっています。

また立ち木の無いオープンバーンであり晴れた日には開放的な雰囲気のゲレンデとなっているようです。

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 ハチ林間コース
 最大斜度7度 平均斜度4度 距離2000m
上部コースが余りにも視界が悪いため下部エリアに移動してレポートを再開しました。

中央ゲレンデから大久保ゲレンデに至るコースは白樺コース、大久保ダウンヒルコース、そしてこのハチ林間コースとなります。

この3コースは入り口が非常に分かりにくく初めて来場される方にとってはかなり迷ってしまうのではないでしょうか?

またこの林間コースは下山コース的な意味合いしかもたないコースであり滑走して面白いかと言われれば正直なところノーと言わざる得ないでしょう。

※ 動画は画像をクリック

 大久保ゲレンデ
 最大斜度22度 平均斜度20度 距離220m
ハチ高原の最下部大久保ゲレンデにやってきました。
この大久保ゲレンデは他のハチ高原のゲレンデに比べ非常に古い感じが払拭しきれないエリアとなっています。

リフトの支柱を見れば相当の年代物と判断できますし、各食堂もかなり昔から営業されている事が伺えますね。

ゲレンデはと言いますと適度な斜度を持った一枚バーンなのですが上記のスペックを見てもお分かりのように滑走距離が短すぎるのです。
これでは中上級者は滑りに来ない、初級者には斜度がややきつ過ぎるといったどっちつかずのゲレンデとなってしまってます。

但しこの大久保ゲレンデに隣接する駐車場が、ハチ高原、ハチ北に来場する場合一番安価に停められる駐車場なんです(それでも1000円)
お金をかけたくない場合は是非とも大久保ゲレンデを目指してください。

※ 動画は画像をクリック

こちらはファミリーゲレンデ前のカフェテリアシーズです。
カフェテリアですが、ラーメンやカレー、チャーハンなんてものもあります。
カフェテリアシーズでは本格的な石釜で焼かれたピザが自慢のようですね。
蔵王のライザでも見かけた石釜ですがやはり全国的には珍しいですね。
こちらは一日30枚限定で焼かれる生ハム&春野菜&パルメザンのピザ1500円也。

美味しそう〜

 ファミリーゲレンデ
 最大斜度8度 平均斜度7度 距離300m
ハチ高原のメイン駐車場に隣接するゲレンデがこのファミリーゲレンデとなります。

滑走者の割合は子供連れのファミリーが大半であり+初級者ボーダーといったところでその他の滑走者は全て上部に向かってしまいなかなか降りて来ないというのが現状でしょうか?

ハチ高原で一番斜度が穏やかなゲレンデであり、且つコース幅もワイドなためにファミリー層が固まるのもうなずけるゲレンデとなっています。

またこのゲレンデの横にはキッズパークもあり子供のレベルに合わせて利用選択も容易ですね。

※ 動画は画像をクリック

 ファミリートリプル
ファミリーゲレンデのネックポイントはトリプルリフト1本に頼るところでしょうか?

小さな子供が乗車するために頻繁にリフトが止まり結果リフト待ちは大変なものとなっています。

安全確保のために絶対に必要な事ではありますが、混雑時は上部ゲレンデに行くのにかなりの時間を費やすこととなることを覚悟しなければならないリフトのようです。

駐車場・その他
こちらはファミリーゲレンデ下部の駐車場となります。
今回はゲートで上部リフトが止まるかもしれないといい何とか説得して無料で利用させてもらいました。
除雪の状況は降雪もあって今一でしたがレストハウス、ゲレンデ共に近く、利便性の高い駐車場となります。