古志高原スキー場
新潟県長岡市山古志竹沢甲910  TEL 0258-59-3500   公式サイト
基本データ
 規模 零細 (7ha体感)
 コース数/リフト数 コース2/W1
 Top−Baes (標高差) 445m-310m(135m)
 最大滑走距離/最大斜度 1000m/21度
 主体コース 中斜面
当日データ 2010/1/31(日)
 天候 晴れ
 積雪量 150cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち 混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
1 3 4 1 2 1 2 3 4 3 2 5 1 1 1 2 1 1 1 39

どんなスキー場?

まだ記憶に新しい新潟県中越地震で多大な被害が出た旧山古志村にあるスキー場
です。
スキー場ゲレンデはペアリフト1本、コース2本の内容で規模も小さい。
両コース共にコース幅が狭くあまり初級者にお勧めできる滑走コースはなく、また上級者には物足りない難易度であり、やや中途半端な印象が強かったです。

雪質は新潟中越特有の重く湿った雪であるため雪の量はあっても未圧雪バーンに入りたいと思えない状況ですね。

なんとなくストレスを感じるスキー場です。地域の復興中でなんとかいい面を引き出したいのですがこれと言った特徴もないスキー場でした。

尚、駐車場のキャパが非常に小さく、スキー場が路上を駐車場としているのは戴けない。

その路上も常に満車状態で場合によっては駐車待ちとなることも覚悟しなければ
ならないです。

 スキー場からの眺望
左写真はスキー場からの眺望です。
もっと山が近く広がりは無い事思っていましたが以外にも圧迫感の無い眺望がありました。

なんとなくほっとする日本の山並みの景色ですね。

 上級コース
 最大斜度21度 平均斜度13度 距離600m
こちらはスキー場最上部に位置する上級者コースです。

斜度はさほど急ではありませんが、雪質の悪い雪にゲレンデ整備は無く荒れた状態のコース。

そして何よりもコース幅がかなり狭い事がこのコースの特徴と言えるでしょう。

決して快適とは言い難いコースであり初中級者にはお勧めできない。

滑走者が少なくコブになることは無いと思われるのでゲレンデ整備をした方が快適なコースとなるでしょう。

※動画は画像をクリック

 上級中級コース
 最大斜度21度 平均斜度13度 距離600m
上級者コースは一端初中級者コースと合流するがすぐに直進するコースと分岐する。

こちらはその直進方向に滑り込むと広がる一枚バーンの急斜面です。

ん〜残念、雪質がかなり悪いのである。また斜面は非常に滑走充実度が高いコースなのであるが距離が短い。

もう少し距離があれば大回りでも楽しめるコースとなるでしょう。

 初中級コース
 最大斜度13度 平均斜度8度 距離1000m
左写真は初級者が唯一滑れるコースとなっていますが、ご覧のように非常にタイトな尾根のコース両サイドが切れ落ちている部分も有りとても気楽に滑れるようなコースではない。

では中上級者が楽しめるコースかと言われても斜度が緩すぎてこれもまた楽しめるコースでは無くかなり中途半端な内容となっています。

このコースが初級者に不向きの場合は古志高原に初級者が滑るコースがないというのが正直なところであろうか。


※動画は画像をクリック

 おにぎり小屋コース(勝手に命名)
 最大斜度21度 平均斜度18度 距離300m
初級者コース下部おにぎり小屋の横からストレートに落ちる中急斜面がある。

コース名は特にありませんが上級中級コースと難易度は似ているが重たい雪の上、圧雪作業は一切行っておらない状況から難易度はかなり高いコースとなっています。

あまり滑りたいと思わせるコースではありませんが、コース自体の少ないスキー場であるためきちんとしたコース名をつけて管理してもらいたいものである。

スキー場にセンター施設は存在しない。唯一ゲレ食兼無料休憩所が一つあるといった内容です。
上の写真は食堂テーブルですがウディーな雰囲気がのんびり感を漂わせ、リラックスさせてくれる場所である。
こちらはゲレ食のメニューです。
ラーメン、カレー、丼ものといったオーソドックスなメニューでお値段もリーズナブルとなっています。
オーソドックスなメニューの中で唯一このやまこし汁だけが目にとまり食してみたかったのですが、来場時間が余りにも遅く売り切れとなっていました。
残念。

 雪崩
大地震があり、数年の休業の後によく営業を再開したと感心してしまうスキー場ではありますが一部では斜面の整備が整っておらず急斜面についた雪が重みに耐えきれずコース側へ崩れています。

雪崩た後はピステンで整備したようですが営業中に崩れた場合はちょっと危険な場所と考えられますね。

正直なところあまりスキー場に適した地形ではないと思わせるスキー場でした。

駐車場・その他
駐車場は非常にキャパが少ないです。
2ヶ所に30台程度といったところでしょうか?

またゲレンデの下の道路が公然と駐車可能スペースとなっていて筆者も来場した時はこの道路に停めてゲレンデに向かいました。

カーナビがあれば来場はそれほど苦にはなりません。