ニセコアンヌプリ国際スキー場
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ485  TEL 0136-58-2080   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (47ha)
 コース数/リフト数 コース13/G1、Q1、W4
 Top−Baes (標高差) 1156m-400m(756m)
 最大滑走距離/最大斜度 4000m/34度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2010/1/24(日)
 天候
 積雪量 270cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 混雑なし/ゴンドラ5分
 アクセス道路状況 ほぼ全行程圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
4 3 6 5 5 5 6 4 3 5 3 4 1 3 2 2 1 2 3 67

どんなスキー場?

ホテル日航アンヌプリをメイン施設として上部に広がるニセコ3スキー場の
一つそれが、アンヌプリ国際スキー場です。
同じ山にあるスキー場ですが他の2スキー場と決定的に違うのが各コースの難易度。
中急斜面が少ないこのアンヌプリ国際は雰囲気のよい中緩斜面が主体で初中級者でもゲレンデ上部からの滑走が可能で雪質の良いロング滑走が楽しめることです。

また上部1000m台地にある立ち木のないフルオープンバーンのチャンピオンコースは降雪時絶好のパウダーランが楽しめるエリアでもあり上級者にとっても非常に楽しめるスキー場といえるでしょう。

一方ゲレンデベースに位置するホテル、ニセコノーザンリゾートアンヌプリは上質なサービスを受けられるホテルとしても評価が高くニセコ三山のスキーサーカスをするには最適な宿泊施設といえるでしょう。

施設、ゲレンデともに屈指の内容を誇るアンヌプリ国際スキー場は北海道でのスキーツアーで欠かせないスキー場である。

 チャンピオンコース
 最大斜度25度 平均斜度21度 距離565m
アンヌプリ最上部に位置するこのチャンピオンコースはヒラフやビレッジ側のゲレンデとは違い、斜度はやや緩めとなっています。

ペアリフト沿いは圧雪が行われていますがリフトから遠ざかったコースはフカフカのパウダーエリアとなっています。

リフト下こそ滑走はできませんがそれ以外は何処を滑ってもOKのゲレンデです。パウダー狙いの上級者やボーダーは朝一番にこのゲレンデに向かいノートラックのゲレンデを独り占めする訳なんです。

抵抗の感じない雪、本州ではめったに味わえない条件がここアンヌプリでは簡単に遭遇できてしまいます。

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 ユートピアコース
 最大斜度22度 平均斜度15度 距離600m
ゴンドラ降車後に滑りだすコースが複数入り組んでいてやや分かりにくいがジャンボ第三リフト沿いに進むとこのユートピアコースに出る事ができます。

コースはワイドな中緩斜面。雪質も非常に良くワイドなコースは滑りそのものの楽しさを実感させてくれるでしょう。

人気のあるコースです。アンヌプリでは混雑しているゲレンデとなりますね。

但し本州ほどではありません。

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 白樺コース
 最大斜度20度 平均斜度16度 距離800m
来場時は残念ながら悪天候で視界はあまり良くなかったのですが、この白樺コースを滑走中のときだけは良好となりました。

ジャンボ第二ペアリフト沿いを滑る中斜面です。
写真右側の立ち木の中もコースとなっており自由にコース選択ができる楽しみも有りますね。

左写真でお分かりでしょうか?雪質の良さ。
滑走中でも音がしないんです。エッジの食い込みが凄くて少し角付するだけで綺麗にターンしてくれるので本当に足前が上がったように錯覚してしまうコースコンディションでした。

中級者が一番楽しめるコースだと思います。

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 えぇ沢ゲート
 
アンヌプリには自己責任でコース外滑走を認めているエリアもあります。
このコースもそんな自然の林の中を滑るコースとなっています。

フリー滑走のボーダーの姿が多かったですがこんなコースを開放してあげるのも今後のスキー場に求められている事なのかな??

 パラダイスコース
 最大斜度12度 平均斜度11度 距離560m
非常にワイドな緩斜面です。
上部の中斜面に比べかなり斜度もなくなり初級者天国のコースとなっています。

適度な立ち木の残し方はグランデコのデコ平と良く似た雰囲気がありますね。

また夜間にはナイター営業もされており幻想的なニセコのナイターを楽しむ事もできるコースとなっています。

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アンヌプリで食事をするのはほとんどがベース施設を利用することとなります。
ゲレンデはさほど混雑していませんが給食施設はキャパオーバー気味です。
こちらはレストハウス内部です。
座席の間隔は広くゆったりとしているのは非常に好感が持てますがその分座席数が少なくお昼時は順番待ちの方々が多く見受けられました。
時間差での食事が必要になりますね。
メニューは豊富です。
いろいろなものがチョイスできるのは嬉しいですね。
またセットものよりも単品ものが多いようです。

流石に北海道、お値段は張りますが他スキー場ではあまり見かけない海鮮もののメーニューが中央に並びます。
カニ、イクラ、ウニ、ボタンエビなどなどワァ〜食べたいと思わせるメニューが多いですね。
ニセコは非常にオーストラリア人が多いスキー場でもあるため英語表記メニューも欠かせないようです。

しかしながらこのメニューだったら、たくあんにみそ汁は無いでしょうね。皿に盛ってあげてスープとサラダにしてあげるとかの配慮も欲しいな。
忘れてはいけないのがラーメンですね。
こりゃメニューが多すぎて選択に悩むほどです。
中にはトンカツがドーン!と入ったものまである。
さすが北海道!

 ダイナミックコース
 最大斜度33度 平均斜度19度 距離390m
左写真はゲレンデベースのダイナミックコースです。
アンヌプリスキー場のベースに立つとこの急斜面が目の前に広がっていて初級者に威圧感を与えているんですが、実際のコースは滑走距離も短くコース幅も広いのでプルーク滑走でも降りられる斜面なんですね。

また本来はコブとなる斜度なんですが、滑走者が余り居ないためか荒れる程度で納まっています。

数少ないアンヌプリの急斜面ですのでドンドンチャレンジしてもらいたいコースだと思います。

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 ジュニアコース
 最大斜度13度 平均斜度9度 距離960m
斜面的にはコースはばの細い緩斜面です。

しかしながらこのコースはダイナミックコースやチャレンジコースを迂回する唯一のコースなんです。

このコースがなければ初級者がスキー場上部から滑り下りることができなくなりアンヌプリスキー場の意味合いすら変えてしまう重要なコースになっていると思いました。

滑走そのものを楽しむ場合はパラダイスコースなどの上部ゲレンデをお勧めします。

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 深雪林間コース
 最大斜度34度 平均斜度24度 距離400m
ダイナミックコースの隣に位置する未圧雪の急斜面です。
立ち木の中のコースで目立たないコースですがこちらは完全エキスパート専用のコースとなっています。

滑走距離はダイナミックコース同様に短い斜面ですが、斜度はかなり急、コース幅も狭く逃げ場の無いコースです。

ベースからの視線も熱く、上級者には格好の見せ場となるコースです。
軽い雪煙を巻きあげて滑走する姿は一目置かれることでしょう。

 ファミリーコース
 最大斜度11度 平均斜度6度 距離580m
ジャンボ第一クワッド降車後にスタートする緩斜面です。

左写真はクワッドとファミリーペアリフトの間のコースとなっていますがストレートに滑ればファミリーペアを繰り返し利用する事もできます。

一方同じファミリーコースでもジュニアコース側に向かいベースまで至るコースもあり一端ベースに行くかここで滑るかでチョイスできるゲレンデとなています。

コース幅もあり急な部分はありませんので初級者が楽しめるコースとなっています。

駐車場・その他
駐車場の確認はできませんでしたがホテルの下部に1200台ほど停められるスペースが用意されています。
このスキー場に来場される方は地元民以外ツアーバスがほとんどだと思われますが、レンタカーでの来場の場合でもアクセスに難所は少なく札幌市内から、千歳空港から距離はあるものの行きやすいスキー場です。

但し北海道道民の雪上巡航速度はとてつもなく早いので注意してください。