五ヶ瀬ハイランドスキー場
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡4647-171  TEL 0982-83-2144   公式サイト
基本データ
 規模 零細 (7ha)
 コース数/リフト数 コース2/W2
 Top−Baes (標高差) 1610m-1420m(190m)
 最大滑走距離/最大斜度 1000m/30度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2010/1/10(日)
 天候 キリ
 積雪量 50cm
 雪質 硬めの圧雪
 混雑/リフト待ち パラダイスに混雑/第二ペアに10分
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ウエット
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
1 3 4 3 2 3 1 1 2 2 1 1 1 1 2 1 1 2 0 32

どんなスキー場?
南国宮崎県にある日本最南端のスキー場、それが五ヶ瀬ハイランドです。
宮崎県にもスキー場があるのかとビックリされる方も多いと思いますが、ちゃんと存在するんですね〜

スキー場の位置は熊本県との県境、急峻な山岳エリアにあります。
基本的には人工降雪を頼りに天然雪とのミックスで作られたゲレンデはコンディションも良くシーズンを通して安定した営業を確保しています。

スキー場はリフト2本(登降用除く)コースも2本と小規模。その割りに来場者の数が多くコース内はかなりの混雑となっています。

残念ながら九州のスキーヤー、ボーダーにはゲレンデ選択の余地が限られておりいささかかわいそうな立場なんですね。

当スキー場でちょっと目にしたのがスタッフの来場者への接し方です。
特にスクールのイントラの応対の悪さが目に余りました。
お客への対応をスキー場一丸になって取り組むことが急務のスキー場と感じた次第です。

 朝の混雑
朝一番のセンターハウス前の様子です。
スクールの受講生、一般滑走者が入り乱れてとんでもなく混雑しています。

スキー場の上部がフロントとなり狭いのは致し方ないのですが、狭いがゆえに整列や集合場所を再検討する必要があるのでしょうね。

ボーダー、スキーヤーの比率は6:4程度かな?
明るい元気な雰囲気のスキー場ですね。

 パラダイスコース(最上部)
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離1000m
こちらはメインコースのパラダイスコース最上部となります。

この短い斜面ですが初級者泣かせの急斜面となっています。

このコースのみアイスバーンぎみであり大勢の滑走者が難儀しておりました。
迂回コースも無く下部のセンターハウス周辺では大勢の滑走者が集まっており暴走すると即事故になりかねない斜面となっています。

※動画は画像をクリック

 パラダイスコース(緩斜面)
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離1000m
 
上部の急斜面を降りると長い緩斜面部分に突入します。

左写真でも沢山の滑走者で賑わっていることがお分かり戴けるとおもいますが、こうなってくると快適な滑走は望めない状況です。

初級者ボーダーも多く、いつ目の前で転ぶか分からないのでかなり神経を使っての滑走となります。

また短いペアリフトを利用してこの緩斜面部分のみを滑走する事も可能ですので初級者でも安心して滑走ができます。

 パラダイスコース(下部)
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離1000m
 
パラダイスコースは中間部分で大きく右へ曲がります。

その曲がった先には中斜面が待ち構えており、中上級者にはようやく楽しめる難易度にコース変化してくれます。

下部はコース幅もワイドとなり初級者の大半は第三ペアリフト乗り場でストップしてしまうので混雑も緩和されて大回りが楽しめる斜面となります。

滑走距離は短いですが第二リフト乗り場まで続く中斜面は唯一滑走感のある斜面となっています。

 パラダイスコース(コブ)
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離1000m
 
パラダイスコース中間部、斜度が変わる部分にラインコブがあります。

コブは浅めではありますがかなり硬く距離も短めとなっています。

九州で唯一滑れるコブ斜面はこのスキー場のみ(?)となります。
このラインに入る滑走者も意外や意外多いのにはちょっとビックリでした。

こちらはゲレンデサイドのスキーセンターとなります。
レンタルは登降用リフトの乗り場で借りるシステムですね。
写真の建物は殆どがレストランで占めています。
食事を取れるのはここ一ヶ所のみとなります。
来場時は完全にキャパオーバーの来場者がありました。
座席数が少なすぎますね。但し簡単に車まで戻れればいいのですがそれもいかないスキー場です。
見慣れた配膳システムとなっています。
オープンキッチンで清潔な感じは評価できますね。

メニュー1

メーニュー内容は一般的なものが多いですね。
お値段は微妙に安めかな?
「ハイランドバーガー500円」食べてる人がいなかったので内容不明(自分では食べないのです)
メニュー2

さすが宮崎ですね〜
地鶏とは言わないけど、鳥の炭火焼がメニューにあるじゃないですか。
肉巻きおにぎり!
宮崎の味らしいけどどんな食べ物???

 ダイナミックコース
 最大斜度30度 平均斜度15度 距離650m
残念ながら来場した1月初旬ではこのダイナミックコースを滑走する事はできませんでした。

ここ五ヶ瀬ハイランドのコースはDの文字に似ておりこのダイナミックコースはその縦の部分のコースとなります。

コース幅も比較的にワイドであり、均一な斜度で楽しめそうなコースとなっており滑走できなかったことが悔やまれる斜面です。

来場者の大半が初級者であり、人工降雪も緩斜面が主体となっていてこの上級者コースはやはり後回しないし自然降雪待ちといったところでしょうか?

 ファミリーゲレンデ
 最大斜度7度 平均斜度5度 距離30m
公表では滑走距離100mとなっておりますが、目視しても30mがいっぱいのファミリーゲレンデです。

登降用リフト降車場の近くにあり、他のコースから完全に独立した形となっっています。

やはり積雪量が不足しており一部土の出ている部分がありますね。

少し気温が上がればゲレンデ状態が悪化すると思われます、雪入れなどを行ってコンディションを保ってもらいたいです。


 アクセス道路
今回来場したときは上部駐車場までタイヤチェーンの必要性はありませんでした。

しかしながら非常に急な山道であり、一端降雪してしまうと4WD以外の車は登れそうにないぐらいの悪路になると予想されます。

ここは下部の本屋敷駐車場に停めてシャトルバスで移動する事をお勧めします。

但し駐車キャパが少ないため早めの到着を心がけてくださいね。

 下部駐車場
こちらが本屋敷駐車場の入り口となります。

駐車台数は300台とやや少なめであり早めの到着を心がけましょう。

料金は無料となっています。

ここでは積雪が無くても上部では必ず道路に着雪していると思ったほうがいいでしょう。

くれぐれも夏タイヤでチェーン携帯なしでの上部駐車場へのアクセスは厳禁です。

駐車場・その他
上記でも記載させてもらいましたが本屋敷駐車場からのアクセスはやはり大変です。
また福岡からのアクセスは熊本側からの入山となりますが高速からかなりの距離があります。
雪は少ないですが、降らないわけではなく降雪後はかなりアクセスで難儀するスキー場になりそうです。
レンタカー利用の場合はスタッドレス仕様がありませんから心して来場しましょう。
左写真は上部駐車場と登降用のリフトです。