九重森林公園スキー場
大分県玖珠郡九重町大字湯坪612-1 TEL 0973-79-2275   公式サイト
基本データ
 規模 小規模 (10ha体感)
 コース数/リフト数 コース4/T1、W2
 Top−Baes (標高差) 1330m-1150m(180m)
 最大滑走距離/最大斜度 1300m/25度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2010/1/9(土)
 天候 快晴
 積雪量 50cm
 雪質 硬めの圧雪
 混雑/リフト待ち 全体的にやや混雑/第1トリプルに10分
 アクセス道路状況 九重インターから一部凍結
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 1 2 6 3 2 2 1 2 5 3 2 3 2 2 0 2 3 2 45

どんなスキー場?
九州にある三つのスキー場の一つで大分県と熊本県の県境に位置するスキー場です。
スキー場周辺は阿蘇くじゅう国立公園に位地しており立ち木の少ない高原的な雰囲気は素晴らしいの一言です。

スキー場は基本的に人工降雪と自然降雪もミックス。
決して雪が多いエリアではないがコース作りには九州でも定評があるようで来場時もコースコンディションは良好であった。

ゲレンデは緩斜面が中心。一部中斜面はあるものの極短い規模のコースであり上級者が楽しめるほどの内容ではない。

面的なコースが多く開放感の非常に高い明るい雰囲気は非常に好感がもてるスキー場であり小さなスキー場ながら時間を費やせる内容です。

西日本では珍しく駐車場は無料。気軽に訪れてもらいたいスキー場ですね。

尚、近隣に八丁原地熱発電所がありモクモクと水蒸気を上げている姿は圧巻。
スキー場に訪れたあと是非とも立ち寄ってもらいたい。

 ファミリーゲレンデ
 最大斜度12度 平均斜度8度 距離700m
来場者の大半が初心者であり、そんな沢山の来場者を見かけるのがこのファミリーゲレンデです。

コース幅がワイドですね。
ネジレや起伏の無い緩斜面です、これなら初心者でも恐怖心を抱かず滑走が楽しめそうです。

積雪量は決して多くないんですが土の出ているところは無く安心して滑走できるきめ細かなメンテをされているなと関心してしまいます。


※ 動画は画像をクリック

 チャレンジゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離400m
九重森林公園スキー場最大斜度を誇るチャレンジゲレンデです。

フラットな中斜面は両側にネットが張られやや窮屈間はあるものの快適に飛ばせるカービングバーンとなっています。

第二リフトを利用する事で繰り返しの滑走ができ、ベースに降りる必要のない中上級者はこのコースを滑るのがいいでしょう。

但し滑走距離が短いのが残念でならないですね。

実質楽しめる部分は余りにも短くコース下部ではトライアルやパノラマからの滑走者に注意する必要もありです。

※ 動画は画像をクリック

 トライアルゲレンデ
 最大斜度22度 平均斜度15度 距離400m
 
んん〜
これをコースと呼んでいいか少々疑問なのですが、一応スキー場がコースと名乗っている以上は滑走してみました。

基本的にチャレンジゲレンデの迂回コースであり、このコースを繰り返して滑るにはやや難がある。

滑走は100mほどが単独のトリアイルゲレンデあるが、その後はパンノラマゲレンデと同じコースを滑走する。

難易度も低くやや滑り応えのないコースとなっています。

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 パノラマゲレンデ
 最大斜度22度 平均斜度15度 距離600m
 
九重森林公園スキー場最上部に位置したゲレンデであり、その眺望はまさにパノラマの優れた内容です。

左写真はここが九州のスキー場である事を忘れさせてくれる景観であり、青空とのコントラストが非常に美しいです。

コースは最上部が中斜面、中間から斜度は緩むものの硬めのコンディションで気持ちのいい大回りが楽しめます。

当スキー場で一番滑走充実度の高いコースではないでしょうか?

※ 動画は画像をクリック

多目的センターハウスです。駐車場とゲレンデを仕切っており入場ゲートの役割もしています。
センターハウス内の様子です。
インフォメーションやレンタル、お土産店、レストランなどが入り単なるロコスキー場とは違いますね。
九州のスキー場ではよく見かけるゲレンデへのゲートとなります。
そう料金を払わなければ雪遊びもできないシステムなんですね。

ん〜このメニューに気付いたのは食事が終わった後でした。
イノシシいっぱい居るのかな??
レストランメニューです。
九州らしいというか、ラーメンは豚骨と塩しかありません。またスパゲティには明太子がありますね。
お値段は極平均的かな?
今回こちらで食したのはズバリ豚骨ラーメンでした。
ゲレ食とは思えない美味しさでした。
さすが本場の九州ですね。

 パノラマ
スキー場からのパノラマです。
九重連山が目の前にそびえ、本州ではお目にかかれないパノラマとなっています。

阿蘇の特徴でもある草原の山並みが夏には見れるのでしょうか?

写真右の白い煙は火事ではありません(笑)
八丁原地熱発電所の水蒸気ですね。

 八丁原地熱発電所
スキー場から10分程度下った帰り道にここ八丁原地熱発電所があります。

この発電所の周りには遊歩道があり散策できるようになっています。

しかしながら物凄い水蒸気で筆者も目の当たりにしたときはビックリしました。
阿蘇がまだ活火山だという証拠ですね。

無論この周りには温泉が沢山あります。観光でも訪れてみたい地だと思います。

 温泉たまご
スキー場の帰りに八丁原地熱発電所の散策をして見ました。

遊歩道の脇にはボコボコお湯が湧き出ているところが無数にありその温泉を利用してゆで卵が作れるようになっています。

冬場で誰〜も居ないんでちょっと寂しいけど卵売ってたら面白そうだな〜

駐車場・その他
このスキー場の難しいところはアクセスなんですね。
意外に降雪もあって凍結しているときが多いらしいです。今回レンタカーを借りてのアクセスでしたが九州のレンタカーにはスタッドレス仕様がなくチェーンを携帯しました。
ギリギリチェーンの利用は避けられましたが高原の道路は距離も長く来場される方は注意が必要ですね。
またスキー場の駐車場キャパが少なく午前中の遅い時間に到着した場合駐車場待ちが発生しているときもあります。