今庄365スキー場
福井県南条郡南越前町板取85-36 TEL 0778-45-1115   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (37ha)
 コース数/リフト数 コース8/Q1、W3
 Top−Baes (標高差) 760m-430m(330m)
 最大滑走距離/最大斜度 2100m/33度
 主体コース 中急斜面
当日データ 2009/12/30(水)
 天候 曇り
 積雪量 90cm
 雪質 湿り雪
 混雑/リフト待ち センターゲレンデにやや混雑/クワッドに5分
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ウエット
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 6 6 2 4 3 2 3 4 5 2 4 2 2 2 2 4 1 2 59

どんなスキー場?

福井県の中央部に位置するスキー場でスキー場の名前の365は国道365号線沿線にあるためである。

日中はスキー専用のスキー場のためか、最近のスキー場のような喧騒的雰囲気は無く静かで滑走そのものを楽しむことに向いたスキー場のように感じます。

この今庄365はスキー場の山頂に展望台がありそこから眺める景色は眼下に敦賀湾、その向こうに原子力発電所ふげんも見ることができ、天気の良いときには琵琶湖までも眺望できるスキー場です。

一方ゲレンデはコブのチャレンジコース、開放的な尾根の中斜面スーパーコースと上級者向けのコースが揃い、センターゲレンデの緩斜面は初級者で賑わいといった内容です。

バランスの取れたゲレンデ構成ゆえに滑走充実度も高く、福井県中央部にも素晴らしいスキー場があるのかと感心してしまうほどでした。

基本的にはガンガン滑るタイプのスキー場です。一日目いっぱい滑る方にお勧めのスキー場といえるでしょう。

 スキー場山頂からの眺望
スキー場山頂からの眺望です。
クワッドリフト降車後目の前の林の中を入っていけばそこには展望台があります。

滑走しながらはこの眺望は見えませんがこの展望台からは目の前に敦賀湾、写真左手が敦賀市の街並み、そして右の半島の先に原子力発電所ふげんがあります。

非常に眺めのいい場所でしばし滑るのを忘れて見入ってしまいました。

 ストレートコース
 最大斜度21度 平均斜度14度 距離690m
ゲレンデ左サイドに位置する単独した中緩斜面です。

上部はコース幅のワイドな中斜面、下部に行くにしたがってコース幅は狭まるものの斜度が緩み中級者が一番楽しめるコースだと感じます。

来場時は滑走者も少なくコースの荒れも少なく快適に大回りが楽しめましたが滑走者が多い場合は上部コースにコブができることも考えられるコースでした。
フラットバーンを楽しみたければ午前中に滑りましょう。

今回はちょっと雪が少なかったですね。

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 スラロームコース
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離710m
 
公表では710mのコースですが、下部でセンターゲレンデとコースを共有
するため実質の滑走距離は300m程度と短いです。

上部から急な部分が続きシーズン中は大きなコブで覆われたコースとなります。

一気に斜度を緩ますことなくセンターゲレンデへと合流していくため
基本的には上級者専用のコースとなるでしょう。

コースは短いですが第一ペアリフトを利用することにより効率のいい滑りが
楽しめます。

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 スーパーコース
 最大斜度27度 平均斜度15度 距離1600m
 
クワッドリフト1本分を滑る尾根の中斜面です。

コースは曲がりの少ない1600mの斜面です。上部に一部急斜面はあるものの全体的にコース整備が整ったコースであり大回りでの醍醐味が味わえるコースです。

通常の尾根コースはコース幅が狭く混雑時には滑りにくくなることが多いように感じますが、このスーパーコースはコース幅もあり、混雑しても容易にすり抜けられることが予想されますね。

今庄365へ来場されたときは是非真っ先に滑ってみましょう。

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 チャレンジコース
 最大斜度33度 平均斜度18度 距離1000m
 
上部に大きなコブが張り付く急斜面コースです。

滑り出しの三分の一はコブ斜面になっており滑走する人も少なく自分のラインを選んで滑ることができます。

コブは自然コブで変なエグレも無いため比較的滑りやすいコースとなっています。

コース中間に棚があり一旦斜度も緩みますが、その後再度斜度を増してリフト乗り場に至る1000mとなっています。

センターハイスは機能的な作りになっています。
全ての施設がこの中にあり不自由は感じさせません。
ただちょっと安っぽい作りかな?
こちらはレストランの中ですが、中央の通路が非常に広く座席の間隔も広いため窮屈感はありません。
いい感じのレストランです。
ここ今庄はお蕎麦が有名なのかな?
メニュー別のカウンターになっていますが蕎麦だけが専用カウンターとなっていました。

戸隠にはかなわないけど美味しそうな本格的な日本蕎麦が味わえるところは◎ですね〜
洋物メニューもなかなか充実してますね。
トーストやホットサンドを出すゲレ食も意外に珍しいです。
無論定番メニューもしっかり揃ってます。
今回食してはいませんがお値段、お味共に平均的な内容だと感じました。

 サイドコース
 最大斜度27度 平均斜度13度 距離1200m
チャレンジコースの迂回的要素があるコースながら緩急取りませたフラットなコースが続くため、カービングを楽しみたい滑走者にはお勧めできるコースです。

スーパーコース上部〜サイドコース〜第4ペアリフトと繋がるコースであり、上部の雪質のいい部分だけ滑走でき尚且つ、比較的混雑の少ない第4リフトを繰り返し利用できるメリットがあります。

ベースゲレンデが混雑したときはお勧めしたいコースですね。

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 ドロップコース
 最大斜度27度 平均斜度14度 距離1700m
スーパーコース中間部より枝分かれする急斜面です。

公表は1700mとなっていますが、単独のコース部分は500m程度であり、一部上部スーパーコースと下部センターゲレンデとコースは共有しています。

コースは未圧雪の荒れたコースであり、海に近い今庄365では雪質が常に重く難易度は高めのコースとなっています。

よって滑走者は少なく、大きなコブが育つことも余り無いコースとなっています。

 シーサイドコース
 最大斜度25度 平均斜度12度 距離2100m
コース名が示すようにコース脇の立ち木の間から海を眺められるコースとなっています。

残念ながら広々とした眺めは得られないコースでありコースの一部にビューポイントなどを作っていただければもっと楽しめるコースとなるかと思います。
全長2200mのコースは前半が尾根の緩斜面。中間から谷あいのコースに移り一気に斜度をましていきます。

この急斜面部分は日陰になっているときが多く、硬いフラットバーンが維持されているコースとなっています。

一応急斜面部分に迂回コースがありますので初級レベルの滑走者でも滑ることができますので、センターゲレンデを卒業した方はこのロングコースを楽しむことができますね。

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 センターゲレンデ
 最大斜度13度 平均斜度9度 距離750m
谷あいの緩斜面です。初級者が滑れるゲレンデは基本、このゲレンデのみとなりますが、滑走距離もほどほど長く、このゲレンデからステップアップしたいですね。

上部は多少斜度感もありますが、全体的になだらかなコースであり、沢山の滑走者で賑わいを見せています。

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駐車場・その他
駐車場はセンターハウス前に1600台が停められるスペースがあります。
土日祝日が千円、平日は無料となっています。アクセスも簡単、北陸道敦賀インターから国道476号→木ノ芽峠トンネル経由で来場するのが最短のようです。
アクセスで難所となるようなところも無く安全に到着できるでしょう。