奥伊吹スキー場
滋賀県米原市甲津原奥伊吹 TEL 0749-59-0322   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (60ha)
 コース数/リフト数 コース12/Q1、T1、W6
 Top−Baes (標高差) 1250m-700m(550m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/33度
 主体コース 中斜面
当日データ 2009/12/29(火)
 天候 ガス
 積雪量 90cm
 雪質 硬めの圧雪
 混雑/リフト待ち 杉の木Gに混雑/第2ペア5分
 アクセス道路状況 スキー場手前3kmに着雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 3 4 4 2 2 1 3 2 1 2 3 1 1 1 1 2 1 1 38

どんなスキー場?
日本百名山、伊吹山にほど近い場所に位置するスキー場で、滋賀県内では最も積雪が多いエリアとなっています。

スキー場は中規模、コースレパートリーは中斜面を中心に緩急バランスが取れているスキー場です。
ロングコースは無く、複雑な地形を短いコースが縦横に走っています。

滑走充実度を得にくいスキー場であり、筆者もフラストレーションが溜まるスキー場でありました。

またスキー場施設が古い。20年前以上の施設をそのまま利用している。
多少の改善を望みたいものである。

いい意味では古き良きスキー場、しかしながら奥伊吹という名前は決してロコスキー場ではないと思っていたのだがここまで古い施設のスキー場もかなり珍しいです。

なんとかお勧めできる面を探してみたのですが、全く見当たらない非常に残念なスキー場でした。

 杉の木ゲレンデ
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離900m
第三クワッドリフトを利用して滑走する緩斜面です。
滑り出しはワイドな中斜面ですがバキューム的に中間部のコースが細くなりベースへと続いています。

雪質がやや硬く、緩斜面であっても思いのほかスピードが上がるコースです。

また人気の緩斜面であるため滑走者も多いコースとなっています。


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 天狗岩コース
 最大斜度30度 平均斜度22度 距離900m

スキー場トップに位置する中斜面です。

尾根状の独立したコースは雪質も他のコースに比べよく、人気の高いゲレンデとなっています。

コース幅はやや狭め、全体的に均一の斜度は大回りでの滑走の楽しみを教えてくれることでしょう。

ちなみにコース名の由来の天狗岩はコース中間にデン!と腰を据えていますよ〜


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 チャレンジコース
 最大斜度30度 平均斜度25度 距離350m
 

9ペアリフト沿いを滑走するこのコースは中斜面でコース幅は比較的に広いのが自慢。

コース整備も綺麗に整っていて楽しく大回りを描くことができるでしょう。

但し奥伊吹の特有でもある短いコースの典型的。

9ペアを使い繰り返しての滑走はできるものの滑走時間が余りにも短く拍子抜けしてしまう。


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 しゃくなげゲレンデ
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離650m
 

スキー場ベースの緩斜面です。

ストレートな緩斜面であり初級者は杉の木コースよりもこちらのコースの滑走をお勧めします。

人気も高いコースでご覧のように沢山の滑走者で賑わっていました。

比較的中急斜面が多い奥伊吹ですので、初級者はやっぱり滑るところが偏ってしまうのでしょうね。


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 栗の木ゲレンデ
 最大斜度30度 平均斜度25度 距離500m
 
今回来場した時は雪不足で滑走する事が出来なかったゲレンデです。

しゃくなげゲレンデと栃の木ゲレンデの間にある急斜面ですが、やはり滑走距離が短めです。

本来、雪が多くあれば間違いなくコブ斜面となる斜度であり、ベース付近から見上げると威圧感満点なんでしょうね。

尾根部分はやや雪付が悪いように感じました。

こちらはセンターハウスとなっています。食事が取れるゲレ食はここ一ヶ所のようでハイシーズンの週末ともなれば大混雑が予想されますね。
また施設の全てが老朽化しています。
改善を望みたいですね。
こちらはレストラン内の様子です。
「食堂」という言葉がぴったりの写真です。
当日はまだまだ余裕がある入り込み状態でした。
ん〜全くオリジナリティーのないメニューとなっています。
これでは食事をする気も失せてしまうのではないでしょうか?
奥伊吹ってこんなにローカルだったっけ??

 栃の木ゲレンデ
 最大斜度27度 平均斜度24度 距離700m

杉の木ゲレンデからリフト沿いに進路を取るとこの栃の木ゲレンデに出ることができます。

コース幅の狭い中斜面で荒れた印象です。

ベースで杉の木ゲレンデと合流しますが、滑走者は非常に少ないためスピードの出しすぎには注意が必要です。

丘のようなコースであり、雪付が悪く土や石の露出が多いゲレンデとなっています。


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 チャンピオンコ−ス
 最大斜度33度 平均斜度30度 距離500m
第5トリプルリフト沿いの急斜面です。

通常は大きなコブで覆われており非常に難易度の高いコースとなっています。

来場時はコブの発達はまだまだでしたが、降雪で小さなコブが埋まってしまいやや滑りにくい状況でした。

急斜面の多い奥伊吹にあっても真のエキスパートコースとなっています。


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 ダイナミックコース
 最大斜度25度 平均斜度23度 距離600m
チャンピオンコースを迂回するように付けられたコースながらこのダイナミックコースは中斜面の続く快適なコースとなっています。

決してコース幅は広くありませんが、大回りでの滑走に適しており、コース変化もあって単調になりがちなロングランにアクセントを加えているのがいいですね〜


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駐車場・その他
駐車場はゲレンデ下部、川沿いに2600台の収容スペースがあります。

当然ゲレンデに近い位置から埋まっていくことになりますが最下部に停めるとかなりの坂道を歩く羽目になりますのでご注意を。

また平日でも駐車料金の徴収があるのはちょっと勘弁してほしいですね。