志賀高原焼額山スキー場
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原焼額山  TEL 0269-34-3111   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (94ha)
 コース数/リフト数 コース20/G2、Q3、W3
 Top−Baes (標高差) 2000m-1540m(460m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/39度
 主体コース 中斜面
当日データ 2009/5/4(月)
 天候 曇り
 積雪量 80cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち なし/なし
 アクセス道路状況 全行程ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
5 4 8 3 3 3 5 3 2 4 3 2 3 3 3 1 1 3 3 62

どんなスキー場?

GWの志賀高原焼額山です。
近年では志賀高原のメイン的スキー場のひとつとなりハイシーズン中は沢山の滑走者で賑わいを見せる場所ですね。
スキー場全体は中斜面のロングコースが主体のゲレンデです。体育会系の滑走者よりもむしろリゾート系のガツガツしないスキーが似合うスキー場です。
志賀高原の遊び方は広大な各スキー場を渡り歩くという楽しみ方もありますが、お気に入りのゲレンデに滞在して滑る方法も有りますね。
そんな滞在型で一番お勧めできるのがこの焼額山なんです。
志賀高原の中でも最大規模を誇る焼額山、筆者も大好きなスキー場です。

 志賀草津道路
GW前に開通する志賀草津道路ですが、基本的に雪はありません。
しかしながら突如として吹雪に見舞われることもありますのでこの時期をはいえ滑り止めは必携ですね。

今回通過した時には上の斜面から雪が車道に落ちてきてヒヤっとしました。
油断大敵です。

動画は草津市街の音の出る道路です。

※ 動画は画像をクリック

 プリンスホテル南館
こちらは今回の営業ベースとなるプリンスホテル南館です。

普段は賑わっているこのホテルもウインターシーズン最後の営業とあって閑散として終わりが近付いている雰囲気を漂わせてますね。



今回の志賀高原は焼額山専用リフト券のため他のエリアの滑走ができませんでしたのでご了承ください。

 パノラマアウトコース
 最大斜度21度 平均斜度10度 距離2500m
さてこのGW中、焼額山スキー場では滑走できるコースは3つありますが、メインのコースはこのパノラマアウトコースとなっています。

2500mものロングコースが滑走できればこの時期文句はありませんが。

コースの雪も量的には問題がありません。
全体を通して中緩斜面でコース難易度も高くなく初中級者には最適な内容となっていますね。

但し雪質がザラメなのは当たりまえなのですがブレーキがかかるので滑走にはかなりストレスを感じてしまいます。

特にゴンドラ駅舎に近づいた緩斜面では一層にその兆候が強く出ていてコース中央は避けての滑走となりました。

※ 動画は画像をクリック

 パノラマインコース
 最大斜度18度 平均斜度11度 距離1000m
 
コースがオープンしているか当初は分かりませんでしたが、他の滑走者がパノラマアウトコースの途中から出てくるので入り込んでみました。

滑走者がさらに少なく、コースの荒れ方もほとんどかなり快適に滑る事ができます。

パノラマアウトよりも滑走性がいい雪質であり、初めからこちらをメインに滑ればよかったかな?
と反省。

コース内容はいたって簡単な緩斜面です。
但し雪の汚れが少ない部分を選んでの滑走となるためラインは全体を通して限らレてしまいます。

※ 動画は画像をクリック

 唐松コース
 最大斜度20度 平均斜度11度 距離875m
 
こちらはパノラマアウトコースから枝分かれする唐松コースです。

雪の状態が悪いですね〜

荒れているだけでなく、左側でポールを張っているため一部硫安を巻いていてその部分に乗ると急にガチガチに変化するためちょっとビックリ。

コース内容は緩急変化に富んでいて雪質が良ければそれなりに楽しめるのですが、やはりストップ雪と水が浮いた個所もあって確認しながらの滑走でした。

またベースにあるプリンスホテル西館及び中華レストランは既に営業を終えていて閑散とした状況でした。

※ 動画は画像をクリック

こちらはプリンスホテル南館のレストラン水芭蕉です。
シーズン中はごった返すレストランも空席が多く何時でも利用できる状況です。
流石にホテルのレストランということもあって雰囲気はスキー場のゲレ食とは一線を画しますね
ETCセット??
E=エビフライ
T=豚汁
C=コーヒー付
だって。すげ〜こじつけ。
ってこれ丼ぶり??
その他のメニューも限られたもののようです。
お値段もそこそこお高め。

 奥志賀高原
焼額山も飽きてしまい半日で退散しました。
午後からは、帰りがてらに他の営業スキー場を偵察してきました。

こちらは奥志賀高原です。滑走可能なのは第二エキスパートコースと林間コース、下部の第一ゲレンデとなります。

感謝祭をやっていて非常に賑わいのあるスキー場です。
またベースではこの時期志賀高原で定番になっているバーベキューをするグループも見かけられました。

ベース付近はかなり雪の量が少なく見えましたが上部はまだまだ大丈夫のようですね。

※ 動画は画像をクリック

 一ノ瀬ダイヤモンド
一ノ瀬ダイヤモンドは営業終了しておりました。

滑って滑れなくは無いとおもいますが、この状況では滑走者も来場しないでしょうね。

賢明な判断だと思います。

 一ノ瀬ファミリー
一ノ瀬ファミリーはまだまだ十分に滑走可能な状態を保っています。

決して他の志賀高原に比べ標高は高いスキー場ではないのですがコンディションはいいですね。

写真は朝の早い時間のもので、メインゲレンデ上部のリフトは運行していませんでしたが、上部もコンディションは良好なようです。

焼額山、奥志賀の三スキー場の中では一番お勧めできるコンディションでした。

 高天原マンモス
高天原です。

一応営業はしています。
しかしながら上部右側の細い部分からベースに至るコースのみの滑走でコンディションは最悪。

第二トリプルだけを運行して上部はクローズした方がいい状況でしたね。

既に終了したゲレンデのようでした。

 熊の湯
こちらは熊の湯です。

志賀高原の中ではシーズンインとシーズン最後に一番賑わうスキー場ですね。

今回も基礎スキーヤーやポールメインのスキーヤーが大挙押し掛けていて非常に混雑したゲレンデ内容でした。

毎回訪れた時思うのですが、早朝スキーが一般スキーヤーにフル開放されていたら(開放はされていますが、ポールがメインの滑走で一般スキーヤーはかなり肩身が狭い) それだけで熊の湯に来場る意味があるとおもうんですがね〜

硬く締まったバーンはかなり快適な滑走を約束してくれます。

 横手山
横手山は山頂から横手山レストハウスまでの丸々一本が滑走可能となっています。

このスキー場の特徴にお昼過ぎにコースの荒れた第二ゲレンデにピステンを入れて整備する事ですね。

滑走者は少ないですが、手を抜かないところが好感が持てます。

 渋峠
志賀高原で最も遅くまで営業しているのがこの渋峠となります。
今回の滑走エリアもウエーバー、ゲミュート、ブラインドの3本でほぼ全面が滑る事ができました。

滑走者も朝方はポール利用者が多いものの、日中は一般滑走者も入り乱れて結構な賑わいをみせています。


2009年最後のスキーとなった今回はいつもの顔の志賀高原を楽しむことができました。
また今シーズンは東北を中心に 58スキー場を回る事ができました。
色々と楽しいスキー場もあれば天気にやられて満足に滑れなかったスキー場もありで様々な思いでですね。

また2010年もパワーアップを図り今期以上に各スキー場に足を運びたいと思います。

駐車場・その他
駐車場の確保が難しい志賀高原にあって焼額山の駐車場は本当にありがたい存在です。
1700台もの無料駐車場はいつ行っても駐車できる内容です。

またアクセス面で厳しい志賀高原の道路もこの時期はほとんどドライ状態、また志賀草津道路も開通していて首都圏からは短時間でのアクセスとなっています。やっぱりシーズンの締めは志賀高原なんでしょうかね。