栂池高原スキー場
長野県北安曇郡小谷村栂池高原 TEL 0261-83-2515   公式サイト
基本データ
 規模 大規模 (156ha)
 コース数/リフト数 コース11/G1、Q10、T1、W11、S4
 Top−Baes (標高差) 1680m-800m(880m)
 最大滑走距離/最大斜度 3600m/35度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2009/5/2(土)
 天候 快晴
 積雪量 130cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち なし/なし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
6 3 6 8 6 5 4 4 3 5 3 2 1 1 2 2 1 1 2 65

どんなスキー場?

GWの栂池への来場は久しぶりになります。
白馬エリアでGWまで営業しているのは白馬五竜、HAKUBA47,八方尾根そしてこの栂池高原の4スキー場ですね。
春スキーの規模的には一番小さな滑走エリアですが、その分混み具合も一番緩和されていて滑走のみを考えるなら決して悪くないスキー場だと考えます。

その滑走できる範囲は、最上部の栂の森の中斜面とハンの木コースの上部緩斜面の2コースとなっています。
滑走者が余り多くないので栂の森ゲレンデもコブになることは少なく中級者でしたら十分に滑走可能な内容、またハンの木上部はコース幅の広い緩斜面ですので初級者には一番適したコースといえるでしょう。

尚、上部のロープウエイもGWには運行を開始しています。
山スキーをされる方の姿も多く(ゲレンデスキーより多いかも?)スキーを置いて大自然を満喫する楽しみもありますね。
(ロープウエイ乗車は登山届け提出が原則です)
こんな楽しみ方ができるスキー場は栂池高原のみとなります。

 ゴンドライブ
朝一番のゴンドラ乗り場です。
運行時間前に50人ぐらいの列ができていましたが、ハイシーズンに比べれば閑散とした乗り場付近です。

またゲレンデスキー、ボーダーの姿よりもむしろ山スキーの方々の姿が多く流石に白馬エリアの地域の特徴でもありますね。

 白馬三山
左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳です。

八方や五竜かr見る三山とはまた違った風貌がありますね。

GWになると晴天率が低い白馬エリアであっても5月になると青空が出る日が多くなってきますね。

気温も上がってポカポカでついリフトで居眠りしちゃいますね。

 ハンノ木コース上部
 最大斜度12度 平均斜度8度 距離800m
 (数値は体感)

ゴンドラ降車後Uターンすることでこのハンの木コースに入り込むことができます。

コースは尾根の林間で斜度は緩め。
今回滑走できるのはハンの木高速ペアリフト790m一本分で適度な滑走距離があります。

滑走者もかなり少なめであり混雑とは無縁のゲレンデであり、初級者の天国状態でした。

但し、雪の厚みはかなり厳しい状況でしたね。

動画をみてもらうとリフト乗り場付近では全体的に地面が出てきていて、あと3日の営業をなんとか乗り切るのに精一杯のようです。


※ 動画は画像をクリック

 栂の森ゲレンデ
 最大斜度23度 平均斜度14度 距離585m
 

上記でも説明しましたが、GWの栂池高原スキー場の営業はゴンドラで上がった最上部の栂の森ゲレンデとその下に広がるハンノ木コースの一部となっています。

今年は特に雪が少なかったシーズンでもあり、最上部の栂の森でも一部雪寄せをしてコースを確保している状況でした。

よって滑り出しは一ヶ所のみで順番を待っての滑走となります。(混雑はないのでストレスは感じません)
上部は細いコースながら、次第にワイドとなり大回りを楽しめるゲレンデとなっています。
またコースサイドにはボード向けキッカーも利用できる内容であり、若干名が楽しんでましたね。
雪質は言うに及ばず重いザラメで、黄砂の影響で見た目もかなり汚い雪となっていました。

やはりエリア的にはかなり縮小された営業であり、繰り返しての滑走には厳しい状況ですね。


※ 動画は画像をクリック


 裏ハンノ木
 最大斜度15度 平均斜度11度 距離800m
 (全て推定) 

このコース名をなんと言うか判りませんが、確かにコースとなっています。

栂の森とハンの木コースをダイレクトに繋ぐコースで、カフェテリア栂池前の平らな部分をショートカットできるコースなんです。

無論この時期、ましてこのコースを滑る滑走者は皆無でしたが、しっかりと雪はついておりむしろハンの木コースよりは板を痛めることは無いでしょう。

この時期ではハンの木よりお勧めできるコースです。

※ 動画は画像をクリック

上部ゲレンデでは唯一営業しているカフェテリア栂の森です。
滑走者も少なく、レストランも混雑は一切ありません。
メニュー数もシーズン中より少なめです。
東急系のスキー場の弱点はレストランメニューなんですよね。
全く特徴がないんです。
メニューはご飯ものが中心のようでした。
一部パスタメニューもありますが、今回は食事を取りませんでした。(食べる前からお味は分かっていたので)
帰路、白馬の「おおしも」で遅い食事を取りました。
筆者の定番です。

 パラグライダー

白馬の各スキー場で見られる光景ですが、雪の無くなった尾根コースを利用してパラグライダーを楽しむグループが多いです。

ゴンドラを利用できパラグライダーには好条件の場所なんでしょうね。

青い空に浮かんでいるのをみると気持ちよさそうですね〜


今回久々にGWの栂池にやってきましたが、やはりフリー滑走をするにはエリアが狭すぎますね。

半日の滞在で飽きがきてしまいました。

次回の来場は是非ハイシーズンに訪れたいものです。