かぐらスキー場
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742  TEL 025-788-9221   公式サイト
基本データ
 規模 大規模 (172ha)
 コース数/リフト数 コース23/R2、G1、Q5、W13、S3
 Top−Baes (標高差) 1845m-620m(1225m)
 最大滑走距離/最大斜度 6000m/32度
 主体コース かぐら=中急斜面、田代=緩斜面
当日データ 2009/4/29(水)
 天候 快晴
 積雪量 190cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち かぐらメイン混雑/かぐら第一高速10分
 アクセス道路状況 全行程ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
7 6 3 8 3 4 3 5 2 2 2 2 2 3 3 2 3 2 3 65

どんなスキー場?
関東圏からのアクセスが非常に便利な地域ながら長いシーズンが魅力の「かぐらスキー場」特に春スキーでは絶大な人気を誇っています。ゲレンデ規模も大規模に分類される大きさで上級者向けのかぐら、初級者向けの田代とその色分けがはっきりしているところも特徴でしょうか?但し中級者が楽しく滑るゲレンデがあまり存在しないのが難点で全てのレベルに向いたコースレパートリーというわけにはいかないようです。
上級者が楽しめる、かぐらゲレンデまで行くのにゴンドラやリフトに複数乗らないとたどり着けないのがネックですね。
カービング志向の強い最近のスキーではやや不向きなゲレンデ構成。スピードに乗った大回りを楽しみたい方はややストレスが溜まるスキー場でと思いますが、GWまで広大なエリアが滑走できることはそれを差し引いても十分に利用価値の高いスキー場といえるでしょう。

 みつまたファミリーコース
 最大斜度18度 平均斜度11度 距離1050m
がぐらのアプローチはこの三俣エリアからスタートする人がメインとなります。
どうしてもかぐらエリアを目指す人が多く以外にもこのみつまたエリアをメインに滑る人は少ないようですね。

今回来場したGWの初日ではもはやギリギリの滑走状況でした。
左写真のファミリーコースが唯一の滑走可能コースであり、そのコース自体も中間では非常に雪の薄い部分があって厳しいコースでした。

下山のためにどうしても必要なコースでありあと数日雪を持たせる努力をしているようです。

コースは滑走距離の長い緩斜面であり初級者にはお勧めできる難易度です。
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 かぐらテクニカルコース
 最大斜度29度 平均斜度20度 距離450m
ロープウエイ、ゴンドラを乗り継いでかぐらエリアにやってきました。

左写真はかぐらメインゲレンデの横に平行するテクニカルコースです。
コブ専用バーン常に大きなコブで覆われたバーンとなっています。

斜度は極端に急ではありませんが、モーグラーの方々には意欲を沸き立てるツブの揃ったコブですね。

入り込むとコースサイドまでコブに覆われていてエスケープルートも無く、名前の通りテクニックを要するコースとなっています。

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 かぐら林間エキスパートコース
 最大斜度30度 平均斜度18度 距離700m
 
ハイシーズン中は並行するリフトの運行も無く、筆者もなかなか滑る機会がありませんでしたが、最近春になると定期的に運行されるようになり、初めて滑走する事ができたコースです。

名前の通りに林間コースではありますが、コース中間部に急斜面があり、大きなコブで覆われています。

またコース外の滑走を防ぐためのネットが嫌な圧迫感を与えてきます。

本来であれば標高が高いゲレンデでありハイシーズンは雪質も良好のはずですが、来場時は非常に硬いコブ斜面で筆者は1本滑っただけで退散してしまいました。(汗)

雰囲気は非常に良いゲレンデだと感じます。

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 かぐらジャイアントコース
 最大斜度27度 平均斜度17度 距離1100m
 
コース幅の広い中急斜面です。
やや荒れた状態ではありますが、かぐらスキー場で数少ない大回りが楽しめるコースです。

またコース幅の広い上部では半分が斜度の緩いコブ斜面で半分が整地となっていてコブの練習にはうってつけのコースともなっています。

中級者には非常に相性がいいコースではないでしょうか?

またかぐら第一高速リフトを利用して繰り返し滑走できるのも利用しやすさの点ですね。

お勧めできるコースです。

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 かぐらメインゲレンデ
 最大斜度27度 平均斜度16度 距離1200m
 
ご存知かぐらのメインバーンでもある「かぐらメインゲレンデ」です。

朝方は整地、午前中の早い時間にはコブも発生するほどの人気ゲレンデです。

このコースで大回りをしたい場合には朝一がお勧め。それ以外は滑走者が非常に多く、途中何度かストップしなければならない状況となってしまいます。
斜度は急斜面ではあるが難易度は低い。

またリフトの支柱がコース上にありやや圧迫感がある、これは午後の滑走者が増える時間及び夕方の下山時刻になると更に拍車がかかり、まともに滑れない状況に陥るときもあります。

状況に応じて迂回コースを選択するのも賢明かもしれません。

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 かぐら田代連絡コース
 最大斜度32度 平均斜度16度 距離800m
 
広大なかぐらスキー場、上部のかぐらエリアと、田代エリアを結ぶのがこの連絡コースです。

基本的には距離の長い緩斜面なのですが、地形を上手く利用した左写真の急斜面も存在します。

無論迂回コースをショートカットする斜面ですので初級者は安心して緩斜面を滑走する事ができます。

このコブの急斜面はかなり難易度が高くコース幅も狭いためエキスパート専用となっています。

タンタンヌードル1000円
今回のゲレ食探訪はレストランかぐらです。このレストラン厨房を覗くと調理人が完全にプロですね。多分苗場プリンスホテルから手伝いに来ているのかな?
手際の良さに脱帽です。
豚シャブランチ1300円
最後までメニューで悩みました。隣でこのメニューを食べてる人を見たらかなりのボリュームでビックリ。
美味しそうでした。
ステーキランチ1500円
スキー場でステーキランチとはこれが初めてです。肉はさほどいいものではありませんでしたが、焼き加減は絶妙でした。またソースも美味しく流石にプロの仕事ですね。
大満足のメニューです。

 田代湖コース
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離800m
田代湖を目の前に見ながら滑走する緩斜面です。

コースは第6ロマンスまで続いていますが、途中枝分かれして田代第1高速リフトに回り込むこともでき、繰り返しの滑走も容易です。

滑走者も少なく快適に滑ることが可能ですが、第6ロマンス乗り場付近では田代連絡コースとクロスしています、見通しも今一悪く、田代湖コース側が中斜面になっていることもあり、やや危険な状態です。

左写真は枝分かれした緩斜面でこちらは余りにも斜度がなくなってしまいスケーティングを強要される部分です。

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 田代第一ゲレンデ
 最大斜度28度 平均斜度16度 距離350m
田代ロープウエイを降車すると先ず目の前に広がるのがこの田代第一ゲレンデとなります。

常に日陰の状態であり、雪質も硬め。コブにはなりにくいですが、コース幅もややタイトであり、こぞって上級者が大回りをするため初中級者は迂回コースを滑り田代第二ロマンスリフトを目指しましょう。

このコースを除けば殆どが初級者天国の緩斜面ばかりの田代エリアです。

ここまで初級者コースが多いエリアも非常に珍しいくらいの内容ですのでスノースポーツを始めて間もない方でもドンドン滑走してもらいたいですね。

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 田代スカイラインコース
 最大斜度15度 平均斜度7度 距離1150m
田代エリアのトップから滑りだす尾根の感謝面です。

滑り出しはやや斜度感のあるコースですが、中間部分ではその斜度もゼロ近くになってしまいせっかくのロングコースですが、中だるみは非常に残念ですね。

田代エリアについては、スキー場として考えた場合、やや不向きな面もありますが、かぐらエリアのギスギスした雰囲気に比べたら圧倒的に圧迫感もなく(単に人気がないとも言えますが)初級者やファミリーには本当にお勧めできます。

食事をする施設が少ないのが難点ではありますが、チビッコを連れて訪れるならお勧めできると思います。

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 田代ゴンドライーストコース
 最大斜度13度 平均斜度7度 距離1000m
田代第2高速リフト1本分を滑るロングコースです。

ベースにはドラゴンドラもあり苗場からアクセスしてきた滑走者は岐路必ず通るコースともなっています。

高速リフトをダイレクトに利用できストレスを感じさせない緩斜面となっています。

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 田代アリエスカコース
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離1300m
田代エリアのメイン的存在の緩斜面です。

ハイシーズンには沢山の滑走者で賑わっていて一部コースサイドにはポールも張られることがあります。

斜度感のない緩斜面が多い田代エリアにあってコース幅のワイドな斜面は適度な斜度もあり、初中急の滑走者には一番お勧めできるコースではないでしょうか?

左写真でも写っています、フード付きのクワッド、田代第一高速リフトの存在も大きいですね。

ハイシーズン中は混雑するものの、悪天候の時には頼りになる存在です。

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 田代ダイナミックコース
 最大斜度27度 平均斜度14度 距離950m
田代エリアの数少ない急斜面の一つがこのダイナミックコースです。

来場時は左写真のようにコースの三分の一の幅をポールが占拠しており圧迫感が有りましたが、このポールが無いときは開放感のある急斜面でありコブの練習には非常にお勧めしたい斜面です。

コースは田代第7ロマンス沿いに展開しておりコブのある部分は上部の半分程度となっています(距離では500m程度)

リフトに近づくにつれてコブが大きくなり、レベルに合わせて滑走ラインを選べるのがうれしいですね。

筆者はかぐらメインよりもむしろこのコースの方が滑走しやすく好きなコースですね。

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 かぐらパノラマコース
 最大斜度20度 平均斜度15度 距離700m
かぐら第4ロマンスリフト沿いの中斜面になります。

左写真でもお分かりのように車の轍のように2本のラインができています。

このラインはコブ斜面ではなくミゾのようなもので、何時訪れてもこのラインは出来上がっていて小回り専用のコースとなっています。

ミゾの回りは跳ね上げられた雪で荒れた状態であり、滑っている滑走者が足を取られて転倒する姿を良く見ますが、危険なコースと思われ筆者もあまり滑った記憶がありません。

コブにならないのは下地が非常に硬いことで、アイスバーン化しているときも多いようです。
特徴のあるコースといえるのかもしれませんが、ポールバーンとして利用してはいかがかな??

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 かぐらゴンドラコース
 最大斜度20度 平均斜度8度 距離4000m
超ロングコースのかぐらゴンドラコースです。

ゴンドラ1本分の4000mが滑走可能です。

シーズン中は滑走者も少なく、中上級者は単なる下山コース的役割しかもっていないのではないでしょうか?

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駐車場・その他
今シーズンよりみつまたエリアの駐車場も無料となりました。
アクセス的にみつまたが便利なんですが、あまり混雑しているようでしたら、田代エリアに移動しましょう。

国道17号に面した両駐車場は共に広く除雪も完璧です。