乗鞍高原温泉スキー場
長野県松本市安曇乗鞍高原 TEL 0263-93-2645   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (96ha)
 コース数/リフト数 コース20/Q2、T1、W6
 Top−Baes (標高差) 2000m-1500m(500m)
 最大滑走距離/最大斜度 5000m/35度
 主体コース オールラウンド
当日データ 2009/3/28(土)
 天候 快晴
 積雪量 180cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち なし/なし
 アクセス道路状況 158号前川渡を曲がったあたりより圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
5 2 5 6 6 2 5 3 4 5 2 4 1 2 2 2 1 2 3 62

どんなスキー場?
北アルプスの最南端、3000峰乗鞍岳の麓に広がるスキー場です。

スキー場は基礎系が盛んな乗鞍、ビッグバーンパウダー宝庫の国設、ファミリーにやさしい休暇村の3つのエリアからなり、各エリアはその特色でどんな滑走者の来場でも満足できる懐の広さをもっています。

またスキー場ベースでも1500mもの標高があり内陸部の乾いた降雪と相まってパウダースノーの宝庫でもあるんです。

無論、スキー場の名前が示す通りスキー場周辺は各種温泉がありスキーの帰りに疲れを癒すには最高の条件となっていますね。

スキー場は多彩な地形を上手く利用した構成のゲレンデで全てのコースを滑るスキー場と言うよりもお気に入りのコースを選択してそこを滑り込む利用方法が一番似合うのかな?


基本的には滞在型のスキー場ではあるが首都圏、中京圏からは十分に日帰り圏内でもあり気楽に訪れてもらいたいスキー場ですね。

尚、岐阜県と長野を結ぶ中部縦貫道が松本まで開通するのはいったい何時になる事だろうか?その時にはかなり便利になるスキー場に変貌するだろう。
その時が非常に待ち遠しい限りです。

 G パラダイスコース
 最大斜度10度 平均斜度9度 距離520m
スキー場中間部の第三駐車場からのアクセスが非常に楽なゲレンデです。
左写真は朝一のリフト運行前の様子ですが、ゲレンデ整備はほぼ完璧。
雪玉ひとつ転がってないと事がピステン担当者の技術力ですね。

コースは良質な緩斜面であり、専用のペアリフトを利用して繰り返し滑走することができます。
初級者にうってつけのコースであり、レフトランやまぼうしもコース脇にあり悪天候でも利用しやすいコースですね。

またコースの位置が、上級レベルの滑走者が余り入り込み辛いのでファミリーにもうってつけのコースではないでしょうか?

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 @ かもしかコース
 最大斜度35度 平均斜度25度 距離1000m
乗鞍高原スキー場の最上部ゲレンデです。

圧雪コースと未圧雪部分を上手くセパレートしておりどちらも楽しめる内容となっています。

また標高も2000mを越えた位置にあり雪質は最高!本物のパウダースノーを楽しめるコースとなっています。

尚、急斜面であり、リフト運行を待って大量の滑走者が滑るため、早い時間で未圧雪部分は食い荒らされコブが発生しやすいコースともなっていますのでパウダー狙いなら朝一を、コブ目当てなら午後からと来場時間を選べば目的にあった状態で楽しめるコースとなっているでしょう。

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 D 夢の平コース
 最大斜度7度 平均斜度5度 距離800m
 
国設第1クワッド沿いを滑るのがここ夢の平コースです。

まさに名前の通り初心者には夢のような緩斜面が大きく広がっておりスキー、スノーボードの楽しみが分かるコースだと思います。

オープンな雰囲気のゲレンデは全く圧迫感はありません。

ある意味乗鞍高原温泉スキー場のメインともなっているコースであり大勢の初級者がこぞって滑るコースですね。

但し上級者にとって、上部のかもしかコース、と乗鞍ゲレンデの各急斜面の間にどうしても滑らなくてはならない長い緩斜面であり、やや間延びしてしまうのは致し方ないところでしょうか?

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 E 鍋つるコース
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離1100m
 
夢の平コースを進むと後半に木の陰コースに入り込む。
基本的には緩斜面なのであるが、夢の平の斜度のないコースとは違い少々斜度を増しています。

この部分を迂回するのが左写真の鍋つるコースとなります。
滑走者の少ない林間の緩斜面はのんびりと滑走するのに最適であり、このコースろ使うことにより初心者でも第一クワッドが丸々滑べレル事になります。

 D スカイラブコース
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離620m
 
乗鞍ゲレンデをベースにした場合リフト1本乗るとこのゲレンデに到着します。
上部は緩斜面、下部になるにしたがって斜度は増してきます。
コース幅が上部では広く初級者でも楽しく滑走ができますね。
但しその後の中斜面に手こずるようであればパラダイスコースへ逃げた方がいいかな?

解放感がありコース幅がワイドであり且つ変化に富んだ斜面が楽しめる内容は是非とも中級者に滑走してもらいたいですね。

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乗鞍高原温泉スキー場にはレストランが多種存在します。
今回は乗鞍ゲレンデのベースにある「レストラン乗鞍」の紹介です。このレストランは座席数も多く、室内はやや暗いものの落ち着いた雰囲気があります。メニュー品種も多く、迷ってしまいますね。
寒い日にはやはり麺ものが嬉しいです。
上の写真のラーメンは見た目はシンプルですが、かなり美味しそうに見えました。(他人の食べているものを拝見しちゃいました)
日替わりの定食があるのも嬉しいですね。
950円では安いです。
ズバリお勧めします。

 @ 鳥居尾根ダウンヒルコース(上)
 最大斜度22度 平均斜度14度 距離1000m
乗鞍高原の名物バーンですね。

ややタイトな急斜面は午前中はうってつけのダウンヒルコース。午後からはコブ斜面と1日で二度美味しい状態となってくれます。

また専用のクワッドリフトが架かっておりこのコースだけを午前中滑りまくる方も居るほどの人気コースですね。

またこの鳥居尾根コースから何本もの枝分かれした急斜面もありレベルに有った滑りが堪能できるコースでもあります。

今回はこの尾根コースに架かるリフトは運休していましたが、あまりに美味しそうなコースであり我慢しきれずにハイクアップで滑走してしまいました。

前日降った雪で新雪の浮遊感が堪らなかったです。

 @ 鳥居尾根ダウンヒルコース(下)
 最大斜度22度 平均斜度14度 距離500m
尾根コースから続く下部の谷コースとなります。

こちらは上部とは一変し硬めでバシっと整備された高速バーン。
基礎系のレッスンやボードのポールなどがセットされたコースとなっています。

斜面内容でしょうか滑走者のレベルも他のコースに比べ非常に高く笑い声というよりも真剣に滑りをする滑走者の姿が多いですね。

写真左のポールがない場合はかなり快適な大回り専用のバーンとなるでしょう。

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 E テクニカルコース
 最大斜度31度 平均斜度27度 距離150m
乗鞍ゲレンデ、スカイラブコースから枝分かれするコースです。
距離は非常に短いですが、未圧雪の急斜面であり、滑走には技術が必要なコースとなっています。

午前中は荒れた斜面、午後よりコブの斜面へと変化しますが、専用のリフトがなく第一ロマンスリフトを利用することとなりますので上級者には前半の緩斜面がやや退屈になってしまうかもしれません。

滑走者は極少なく、荒地の練習には適したコースといえるでしょう。

 F フィニシュバーン
 最大斜度31度 平均斜度21度 距離600m
テクニカルコースとはリフトを挟んで隣のコースとなります。
コース荒れも少なく、整地の急斜面が楽しめるコースです。

難易度はテクニカルコースよりも低めであり、中級者でも十分にチャレンジできるコース内容です。

やや片斜面であり、自ずとラインが中央に寄って来るため、コースサイドから侵入する滑走者には気を配りたいですね。

コース全体は600mとなっていますが、急斜面部分はやはり200mもない短いコースですね。

 B チャレンジコース
 最大斜度31度 平均斜度24度 距離500m
下部の乗鞍ゲレンデで一番奥に位置するのがこのチャレンジコースとなります。

来場時は生憎、第六クワッドが運休しており滑走は困難を極めていましたが、鳥居尾根ダウンヒルを滑走後にコースに入ってみました。

前日降った降雪によりコースは全面未圧雪状態であり深雪の急斜面を楽しむことができました。

コース幅もワイドであり上級者にとっては練習やフリー滑走どちらでも楽しめるコースとなっていますね。

しかしながら最近この第六クワッドが運休するケースが多くなっています。
上級者にとってこの第六クワッドの利用が多いはずですので来場の場合は要確認したほうがいいでしょう。

 C アルペンコース
 最大斜度31度 平均斜度20度 距離600m
チャレンジコースとは林を隔てて隣あわせのコースとなっています。

滑り出しの難易度は高いものの中間からの斜度は緩みコース幅もワイドになるため滑りやすいコースへと変化します。

上部にコブができやすく、コース左側が大きく育つのでコブマニアには滑走意欲も上がるコースとなっていますね。

こちらも来場時は第六クワッド運休の影響で滑走者は少なかったですが滑走した後だけは沢山ありました。

皆さん第五ペア降車後にハイクアップして入り込んだものと想像します。

 A ユートピアコース
 最大斜度15度 平均斜度8度 距離500m
休暇村ゲレンデはギスギスしない、ゆったりとした緩斜面の多いゲレンデです。

その中でもこのユートピアコースは休暇村第一トリプルリフト1本分を滑る緩斜面で初級者には非常に人気が高いコースとなっています。

この乗鞍高原温泉スキー場は3つのゲレンデが本当に上手く住み分けできたスキー場だと感じます。

この休暇村ゲレンデには上級者の入り込みも少なく同じスキー場なのに全く違った雰囲気を持つエリアとなっています。

アットホームでほっとする雰囲気のゲレンデですね。

※ 動画は画像をクリック

 C エキスパートコース
 最大斜度24度 平均斜度15度 距離600m
青い空と白い斜面のコントラストが似合うコースですね。
また休暇村ゲレンデにあって距離は短いものの左写真のエキスパートコースは滑走者も少なく、中級者や元気なチビッコには是非ともチャレンジしてもらいたいコースとなっています。

左写真はコース中の最大斜度部分ではありますが、滑走者が少なくコブになることは考えにくい内容であり、一日をとおして整地を保っていると思われますね。

コース後半は緩斜面になるため厳しいコースではありません。

駐車場・その他
乗鞍高原温泉で難点なのがこの駐車場です。基本的に日帰りは二ヶ所。
左写真はその中でもメインとなる第三駐車場です。
ご覧模様に気温が上がった場合は駐車場全体がドロドロになってしまい。綺麗な部分を探しながら歩くといった状況になります。
資金的な問題でなかなか整備されにくいと思いますが対応が望まれますね。