Asahi自然観スノーパーク
山形県西村山郡朝日町白倉745-1 TEL 0237-83-7111   公式サイト
基本データ
 規模 中規模 (40ha)
 コース数/リフト数 コース8/W4
 Top−Baes (標高差) 760m-450m(310m)
 コース総延長/最大斜度 3500m/34度
 主体コース 中斜面
当日データ 2009/3/7(土)
 天候 曇り
 積雪量 180cm
 雪質 アイスバーン
 混雑/リフト待ち ハートピアGにやや混雑/特になし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 4 4 3 3 2 2 4 3 2 1 4 1 1 1 2 1 3 2 45

どんなスキー場?
山形県の豪雪地帯、朝日町より山深く入り込んだ自然環境豊かなスキー場です。
ゲレンデ規模は小規模、主体斜面は中斜面ですがスキー場イメージとは裏腹に「滑るところが少ない」スキー場といった印象を持ちました。
また複雑な地形と中間のホテルがあり下部のコースへの滑り込みができない内容など問題もあるようです。
また一部施設は正直機能しておらず(下部レストラン大地などはスクールの物置となっていた)廃止や整理をする必要があると感じたしだいです。
そして筆者がもっとも思ったことですが自然観の名前があるにもかかわらず場内ではヒップホップ系の音楽がガンガン流れていて物凄く賑やかでした
。音楽の趣味は個人的に言うことはありませんがあまりにも音量が大きかったのは少々辛かったですね。
正直あまりいい印象が無かったAsahi自然観です。

 フリースタイルパーク
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離520m
 (数値は体感)
メインのホテルから一段下がった位置がスキー場のスタートとなります。
左コースはファンタジーリフト左側のパークです。

アイテムはハーフパイプがメインでそのほかレールやキッカーが数ヵ所存在していますが、利用している人はかなり少なめでしたね。

整備状況は意外にきちっとされていて、いい練習場になりそうです。

 ハートピアゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度15度 距離500m
 (数値は体感)
このAsahi自然観のメインコースともなるハートピアゲレンデです。

前置きとしてこのAsahi自然観のコーススペックが色々なガイドや現地の表示がまちまちであり一定しないため、あえて筆者の体感スペックを記載しています。

さてこのメインのハートピアゲレンデであるがコース幅はややタイトではあるがほぼ均一な中斜面であり大回りで滑走するのに適している。

またコース荒れがややひどい場合には小回りでの滑走にも適したコースでありコース状況に応じた滑りで楽しみたいですね。

基礎系のスクールレッスンもこのコースが利用されており、他のコースに比べ賑わいうをみせています。

※ 動画は画像をクリック

 エアーサイドゲレンデ
 最大斜度15度 平均斜度13度 距離600m
 (数値は体感)
エアートップリフト降車後大きく迂回するとこのコースに出てきます。

このコースの難点はリフト降車後のアクセスがやや登りな事ですね。
ボーダーですと板をはずして徒歩で30mほど歩かなくてはならずそのため滑走者はかなり少なめです。

コースは中緩斜面の林間コースでありボーダーには最適なコースだと感じますが、完全に生かしきれていないのがもったいないですね。

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 ファンタジーゲレンデ(リフト沿い)
 最大斜度21度 平均斜度13度 距離600m
 (数値は体感)
エアーサイドゲレンデから素直に流れ込むのがこのファンタジーゲレンデです。

このファンタジーゲレンデはリフト沿いの起伏の激しいコースと大外を回り込む緩斜面の2つのコースからなっています。

写真はリフト沿いですが、滑走距離は適度な長さなんですが、かなり滑りにくいコースでありあまり楽しいとは言い難い内容でした。

コース整備をして欲しいゲレンデですね。

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 ファンタジーゲレンデ(迂回)
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離700m
 (数値は体感)
 
一方こちらは大外のファンタジーゲレンデ緩斜面です。

斜度はかなり緩めであり初級者にはのんびり滑れるコースだと感じます。
写真のようにコースは大きく右にカーブしてファンタジーリフトをくぐる手前でリフト沿いコースと合流します。

比較的に滑走者も少なく危険度も無いので初級者には一番お勧めできるコースだと思います。

※ 動画は画像をクリック

三月の来場だからでしょうかレストランの活気がありませんでした。
メニューはいたってシンプル。
お値段も極々一般的な設定です。
ん〜写真を見ただけで大体のお味が想像できたのでお腹は空いていましたが食さないでスキー場を後にしました。
もう少し工夫が必要かな?
オーソドックスなメニューの中でもスキー場にしては珍しいのもが一品ありました。
残念ながら品切れでした。

このスキー場750円の値段設定がやたらと多いんですね。

 エアートップゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離400m (数値は体感)
朝日自然観トップから滑り出す急斜面です。
極端な斜度ではありませんが基本的に未圧雪のコースはコブも適度に育っていて不整地が得意な方には楽しめるコースとなっています。

しかしながら来場時はガチガチのアイスバーンのコブ。
また昨日の新雪が少し積もっていて非常に難易度の高いコースになっていました。

本来降雪の多いエリアのスキー場ですのでパウダーゾーンとなっている時が多いと想像できます。
そんな時は上級者がこぞって滑るゲレンデと思われます。

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 自然観連絡コース
 最大斜度10度 平均斜度8度 距離1500m
 (数値は体感)
コースというよりも上部ゲレンデからホテルやコテージに帰るための連絡路的なコースです。

夏場の道路をコースにしているため幅は狭いですが、斜度はほとんどない状態であり専用のリフトも無いために初級者でも繰り返して滑走できないのが辛いところですね。

写真の建物はスキー場の中にあるコテージです。玄関を出ると即ゲレンデになるため利用価値はかなり高いといえるでしょう。

雰囲気は結構静かでいいものがありました。

 ユーユーコース
 最大斜度14度 平均斜度10度 距離500m
スキー場最下部に位置するユーユーコースです。
他のゲレンデからは完全にセパレートされてしまっており、滑り込む事もできない場所です。

そのためかゲレンデ自体は非常に素直な緩斜面なのですが、滑走者がほとんど居ないエリアとなっています。

せっかくの斜面です。上部との行き来ができるようになればもう少し利用価値は上がると思うんですがね〜

来場当日は筆者と他1名が滑っていただけで空のリフトがむなしくグルグル回っておりました。

※ 動画は画像をクリック

 ホテル
こちらがスキー場の中心にあるホテル自然観です。

位置的にはいい場所にあるのですが、このコースと駐車場のおかげでユーユーコースがセパレートされてしまっています。

ホテルは非常にコンパクトながら清潔感にあふれており、落ち着いた滞在ができるかと思われる宿泊施設でした。

もう少し滑りごたえのあるスキー場かと思っていましたが以外に滑る部分がなくイメージとは違った狭さを感じたスキー場でした。

駐車場・その他
スキー場入れ込みに比べホテル前に大型の駐車場が完備されています。

除雪状況も完璧でありアスファルトが敷かれていて融雪時でもドロドロになる事はないですね。

県道289号線からスキー場までがやや厳しい山岳路となります。来場の場合は滑りどめは必携です。