白馬五竜スキー場
長野県北安曇郡白馬村大字神城 TEL 0261-75-2101   公式サイト
基本データ
 規模 大規模
 コース数/リフト数 コース16/G1、Q3、W9
 Top−Baes (標高差) 1676m-750m(926m)
 最大滑走距離/最大斜度 5000m/35度
 主体コース ALL
当日データ 2009/2/28(土)
 天候 快晴
 積雪量 225cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 全コースにやや混雑/各リフト5分以内
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ウエット
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
6 7 5 7 5 5 4 4 2 6 2 3 3 2 3 1 3 3 2 73

どんなスキー場?

大糸線沿線のスキー場の中で近年八方尾根を抜いて入り込み数地域ナンバー1はこの白馬五竜となっている。
急斜面一辺倒の八方に比べ適度な斜度の緩斜面、中斜面そしてコブが満載の急斜面と各レベルに合ったバーンの魅力があります。

また核となっているスキーセンターエスカルプラザの利用価値は非常に高く、早朝、観光バスで訪れた団体も安心して時間をつぶせる場所なんですね。そんな施設が集客の力になっていますね。

またHakuba47への滑り込みも自在、リフト券も共通(共通しかない)で八方や栂池などに引けをとらないほどの巨大滑走エリアも自慢です。

そんな魅力満載の五竜47エリアですが、ボードとスキーが上手く住み分けているのも感心してしまいます。

比較的スキーヤーが多い五竜、ファミリーも多いですね。
またボーダー達から絶大な人気を得ているのが47ですね。
ルート4にできたパークは多彩で各種アイテムも揃っていてその難易度も比較的高め。

リフト券も完全に共通化されていて滑走者は一つのスキー場として無理ない利用ができる、そんな両スキー場は今後も白馬エリアのメインスキー場であることは揺ぎ無いかな?

 雲海
今回の来場目的は、アルペンの2010モデルスキーの試乗会でした。
時間があったので朝一番でゴンドラを利用してアルプス平ゲレンデまで上がってきたらこのような風景に巡り合えました。

来場者の皆さんもしばし景色に見とれているようで滑走する事を忘れていましたね。

白馬界隈のスキー場では意外によく出くわす風景となっていますが、何度見ても飽きないですね〜

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 アルプス平ゲレンデ パノラマコース
 最大斜度18度 平均斜度15度 距離850m
左写真は、アルプス平の緩斜面、パノラマコースです。

どうしても山頂近くのコースは急斜面オンリーになりがちなんですが、ここ白馬五竜のトップに位置するコースはやさしい緩斜面です(中斜面に近いかも)
コース幅のワイドな斜面であり、雪質バツグンなコースです。

ご覧のように朝方はコース整備もバッチリですのでボーダー、スキーヤー問わず楽しめるコースですね。

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 アルプス平ゲレンデ グランプリコース
 最大斜度23度 平均斜度21度 距離900m
 
左写真は上部アルプス平ゲレンデのメインバーン、グランプリコースです。

フラットなキツメの中斜面で朝一のグルーミングされたコースを大回りで滑走したときは滑る楽しさを再認識させてくれるコースだと考えます。

来場時も雲海へダイレクトに飛び込んでいくような滑走に日ごろでは味わえない醍醐味を堪能しました。

このコースはやはり人気コースです。滑走者も当然多く、コースの荒れも早くなってしまうので、コース条件の良い時を狙うならゴンドラの運行を待って上がることをお勧めします。

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 とおみゲレンデ
 最大斜度18度 平均斜度14度 距離1500m
 
左は白馬五竜の一番賑やかなコースとおみゲレンデです。

滑走距離は長くコース幅がワイドな中緩斜面。
滑り出しはややきつい斜度ではありますが、そこをクリアしてしまえば初級者天国となる長い緩斜面がスタートします。

非常に明るい雰囲気であり、メインの施設エスカルプラザに直結しているコースでありファミリーや初心者ボーダーなど何時も沢山の滑走者でワイワイしている場所なんです。

尚、とおみスカイフォーリフトの滑り出しがキツイ場合はとおみ第一ペアリフトに乗車すればこのキツイ部分を滑らずに緩斜面のみも滑走する事が出来ますね。

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 いいもりゲレンデ コスモリバーコース
 最大斜度28度 平均斜度19度 距離1500m
 
左写真はいいもりゲレンデの上部コースです。

向かって左がサニーウエイコース、右がコスモリバーコースとなっています。

両コースは一旦合流してその後直進するコスモバリューと迂回するサニーウエイに分かれます。

ここでは、コスモリバーを紹介します。
基本的には中急斜面のコスモリバーですが、非常に変化に富んだコースであり整地、コブとテクニカルな要素満載です。

中間部分のコース幅がかなり細くなりますが、下部へと進むにつれて狭かったコースもワイドとなり、小回りから大回りへと滑走の変化が楽しめる内容です。

こちらが五竜の核となる、スキーセンター「エスカルプラザ」です。
レンタル系の充実度や各ショップは結構センスがいい商品を充実させてますよ〜
エスカルプラザの中は通常のレストラン以外にもサンドイッチのSUBWAYやアイスクリームのハーゲンダッツなども入っています。
特に春スキーで滑った後の夕刻、ハーゲンダッツはご覧の行列が〜
美味しいもんね。
BIGナン1500円です。
60cmの長さで1mのソーセージ!
こりゃ3人分かな?
一人で食べてる人を見たことが無い!

 いいもりゲレンデ ストレートウイスキーコース
 最大斜度30度 平均斜度21度 距離800m
コスモリバーから枝分かれする急斜面、それがストレートウイスキーコースです。

ネーミングはちょっと変ですが、コスモフォーリフトを挟んだ両サイドはコブも満載。

リフト右側をストレートに滑る場合は、リフトからの視線をかなり浴びながらの滑走となりコブもかなり大きめですので気が抜けないコースとなっています。

またリフト左側は幾分コブが浅いので、技量によってコースを選択できる分こちらの方が気楽といえるでしょうか?

 いいもりゲレンデ スノーダイビングコース
 最大斜度32度 平均斜度27度 距離250m
いいもりゲレンデで今回の試乗会が行われているためゲレンデレポートもいいもりが中心となってしまいます。(^_^;)

こちらスノーダイビングコースはコスモリバーコース下部と並行に位置するコースです。

土日祝にはポールがセットされることも多く、やや一般的なコースではなくなっていますね。

基本的に整地された中急斜面ですが、下部はコスモリバーと合流するコースであり、あえてここを滑らなくてはと思わせるぶぶんでは有りません。

 いいもりゲレンデ ソフトクリームコース
 最大斜度14度 平均斜度12度 距離520m
とおみ側のメインがとおみゲレンデならば、いいもり側の賑やかなコースはここソフトクリームコースでしょう。

とおみゲレンデの斜面よりワンランク緩い緩斜面は危険な部分は全くなし。

安心して初級者が滑走できるコースとなっています。

リフト左側にはボード向けのパークもありボーダでも賑わっているコースですね。

 いいもりゲレンデ メリーランドコース
 最大斜度12度 平均斜度9度 距離550m
白馬五竜に小さな子供連れで来場した場合はこのコースの滑走をお勧めします。

五竜で一番穏やかなコースであり、他のエリアから独立しているため上級者やボーダーの滑りこみはありません。

また専用のペアリフトも有りますのでハイクアップなんて必要も全くなしです。
残念なのは施設面でレストハウスの併設が無い事ですね。トイレのみとなりますので悪天候時にはやや使いづらいかな?

 いいもりゲレンデ パウダースノーコース
 最大斜度19度 平均斜度15度 距離700m
いいもりゲレンデととおみゲレンデに接するコースです。
難易度、コース内容はとおみゲレンデとほぼ同等ですが、こちらのコースの方が空いています。

滑走距離は約半分になりますがその分繰り返しての滑走に適しているコースとなっています。

初級者のスクールレッスンも盛んなコースですが、あまりリフト待ちが起きないのが有り難いです。

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 アルプス平ゲレンデ チャンピオンダイナミックコース
 最大斜度23度 平均斜度21度 距離500m
アルプス平のチャンピオンダイナミックコースの夕方の風景です。

北アルプス側に陽が陰り、雪質も一気にアイスバーンとなる時間ですね。

またそれに増して、アルプス平で滑走した人が一気に下山するのでこの時間帯は何時も大変な混雑となっています。

コースにはコブも発生しており難易度も上がっていますので、自信の無い方は迷わずにゴンドラで下山する方が危険度も無くて無難です。

コースは尾根の中急斜面。
ややコース幅が狭いものの、空いて入れさえすれば快適なコースであり、コブは潰してほしくないコースだと思います。

 五竜岳
筆者と五竜の相性はいつもいいんですね。
今回も五竜岳がクッキリ顔を出してくれました。

ここ白馬村&小谷村ほほとんどのスキー場でこの北アルプスの絶景が望むことができますが、遠くは、万座温泉からもその姿は見えるんですね。

やはりスキー場からの山岳風景としては、日本一のパノラマですね。

駐車場・その他
アクセスはいたって簡単、国道148号には大きな看板も出ており迷うことはまずないでしょう。

また駐車場はゴンドラ乗り場横から埋まっていきます。
次に埋まるのが写真左のエスカルプラザ横の
この位置ですね。 いいもりゲレンデ側にもスペースがあり全体では2700台を確保しています。混雑が激しい場合は47側に移動するもの手ですね。
47側にも2000台のスペースがあります。
すべての面でテコ入れされているスキー場であり、不足のものが見当たらない充実した内容です。