タングラムスキーサーカス
長野県上水内郡信濃町古海3575-8 TEL 026-258-3511   公式サイト
基本データ
 規模 中規模
 コース数/リフト数 コース15/Q2、W4
 Top−Baes (標高差) 1320m-800m(520m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/33度
 主体コース 中急斜面
当日データ 2009/2/22(日)
 天候 晴れ
 積雪量 150cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち ポルクスに混雑/日陰山ペアに5分
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ウエット
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
4 6 6 3 3 3 4 3 3 3 2 1 3 3 3 2 2 2 3 59

どんなスキー場?
新潟県との県境、斑尾高原に隣接する当タングラムスキーサーカスはベースにあるホテルタングラムを中心としたリゾートスキー場です。

スキー場でリフト券も共通健が用意されており文字通りサーカス気分で各コースを思う存分滑走できます。

ゲレンデの構成は上部が急斜面、下部に緩斜面と典型的なスキー場の形を持っています。
但し下部緩斜面についてはまったくのダラダラ斜面ではなく適度な斜度をもっていますのでカッタルイ移動はありません。

またリフト係りの方の教育は完璧。朝の早い時間から何度と無く挨拶をされてこちらが少々恐縮する次第でした。ここまで徹底した教育は珍しいですね。お隣の斑尾高原とは対照的でした。

あまりガツガツ滑るスキー場というよりはここはやはりホテルに宿泊しのんびりと滑るには最適なスキー場ではないでしょうか?

尚、今回の来場は試乗会がメインのためゲレンデの紹介は簡易的なものになります。

 ハートランドライン
 最大斜度19度 平均斜度13度
 距離610m
朝一番のホテル前ゲレンデです。

緩斜面ではありますが、ダラダラの斜度じゃなくて適度な傾斜があり結構飛ばせます。

朝の雪質はバツグンにいい感じでエッジが少々食い込み過ぎるほどでした。

いつ見てもピステンかけたてのバーンは気持ちいいですね


コース幅がワイドなため部分的に中斜面ではありますが初級者でも十分に滑走は可能なコースです。

 キングスラローム
 最大斜度33度 平均22度 滑走距離700m
スキー場きっての急斜面で圧雪車は入れず常にコブか深雪が味わえるコースです。

筆者が訪れた時間はまだ早くコブは大きく育っていませんでしたが、降雪後は深雪ゾーンにもなるエリアですね。

また左写真は下部の一部分ですが、コースはストレートではなく曲がりくねったきつい片斜面で決して滑りやすいコースではありませんでした。

やはりここを狙うなら降雪後の朝一かな?。

 第四リフト沿いコース
 最大斜度15度 平均斜度13度 距離300m
 (数値は体感) 
ここ第四リフト沿いの斜面は本来キングスラロームコースの延長と思われるが、明らかに性質の違うコースとなっており、専用リフトも架かっているためあえて別コースと判断します。

コースはやや短めの中斜面で、きっちりとピステンが入り非常に滑りやすいコースとなっています。

大回りでの滑走が最適なコースであり中級者のステップアップの練習には最適なコースですね。

 フォレストライン
 
最大斜度26度 平均12度滑走距離1400m 
林間の尾根コースで開放感があるロングコースです。

正面には妙高山 その裾野には赤倉や杉ノ原などの妙高エリアのビッグネームが一望でき非常に眺めのいいコースとなっています。

来場時は好天に恵まれ、携帯カメラで景色を撮影する方々も多かったですね。

メインのコースは第五クワッドの乗り場まで続いていますが、途中には枝分かれするホワイトラインやビレッジラインなどの急斜面もあり技量によって各コースの選択が楽しめるコースでもあります。

 ビレッジライン
 最大斜度35度 平均斜度18度 距離300m
 
フォレストライン途中より枝分かれする急斜面。

はは日陰になった斜面であり、雪質は保たれている。
滑走者は非常に少ないがコース整備が行われないため常時荒れたコースとなっています。

やや片斜面でありリズムを取りづらく滑走距離は短いものの難コースとなっています。

また降雪時はパウダーエリアとなることから、深雪を求めるならここが穴場かもしれません。

尚、専用リフトは無く、繰り返して滑走するのはややしんどい。

ホテルタングラムのお土産売り場はかなりの品数で迷うほどです。
またオリジナルの商品も豊富ですよ〜
筆者は正直、タングラムで食事を取ったことがありません。このメインのレストランはいつ行っても満席状態で相席できる雰囲気では決してありません。シングルで行った人は先ずここでは食事が取れないでしょう。
タングラムはどのメニューにも大盛があるんですね。これはパワフルな若い滑走者には嬉しいですね。

新五目焼きそば?旧はいったいどんな内容だったの??

ビーフ、レッド、グリーン、ポークから好きなメニューを2つチョイスできるのがこのダブルカレーだそうです。
最近増えつつある海鮮系のメニューですね。
やはり生ものとあって売れ残りはさせられないので数量限定となっています。
結構日本海も近いからネタには不自由しないと思うんですがね。
オリジナルハンバーグ、ピラフ、パンタンコロッケ、サラダバーと品数の多いランチプレートです。
まぁ〜お子様ランチの大人版??

 パンタンライン
 最大斜度20度 平均斜度12度 距離650m
ビレッジラインを迂回する緩斜面で、ホテル側から滑り込むのはこのコースを利用する人が多いです。

コースは沢沿いの緩斜面で、やや圧迫感のあるコースは滑走して楽しいとか、雰囲気がいいというコースではないように思います。

この辺りが改善すべきコースなのかもしれません。

尚、コースは第六リフトを利用して繰り返し滑走でき、コース整備も良好でホテル前ゲレンデが混雑してもこのコースは空いているので穴場となっている。

 ホワイトライン
 最大斜度31度 平均斜度26度 距離120m
フォレストラインを滑走していると右に分岐するコースが存在する。

多数の滑走者は覗き込んでそのままフォレストラインを滑走しており、コース自体は空いている。

難易度は未圧雪の急斜面。大きなコブにはなかなかならないが常時荒れた感じであり、難易度は比較的高い。
またコース幅がさほど広くなく、雪付が今一悪いこともありブッシュや土の露出があるので注意。

 ジャックダウンヒル
 最大斜度29度 平均斜度20度 距離750m
こちらのコースは斑尾高原との境にあるプライマリーラインから枝分かれするコースです。

部分的に急斜面となっており上部にコブも発生しています。

滑走者のほとんどはこのコースを素通りしてプライマリーラインを直進するために空いているコースとなっています。

やや硬めのコンディションで快適な小回りが楽しめるコースです。

しかしタングラムの急斜面は上級者にとってやや使いづらいコースが多いですね。
専用リフトが少ないんですね。この辺を考えて頂ければもっと利用しやすいスキー場になると考えます。

 リフト待ち
今回のタングラム来場は非常に混雑していました。

珍しい光景でしたね。

左写真はお昼頃の第三クワッド乗り場です。
普段はこんなにリフト待ちは起きないスキー場だと思います。

特に団体も入っていなかったように思えました。

駐車場・その他
タングラムの難点はアクセスと駐車場からゲレンデまでの距離ですね。
先ずはアクセスですが、最寄りのインターは上信越道の信濃町インターもしくは妙高高原インターとなります。
要所には一応看板は出ているものの道自体がかなり細めであり一部山間部を通らないと辿りつけない場所なんです。もう少し整備できないのかな?(まぁ〜無理なんですが)なんて何時も思ってしまいます。
また駐車場はホテルに一番近い部分は宿泊者専用で日帰り専用駐車場は微妙な位置にありやや歩かされるのがどうも不満なんです。
これもどうにかならないかな??