北志賀高井富士スキー場
長野県下高井郡山ノ内町北志賀高原12713-94  TEL 0269-33-6252  公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース10/W5
 Top−Baes (標高差) 1050m-700m(350m)
 最大滑走距離/最大斜度 2200m/36度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2009/2/22(日)
 天候 曇り
 積雪量 128cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち 日向平ゲレンデに混雑/第一ペアに5分
 アクセス道路状況 スキー場手前3kmより圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 3 4 4 3 2 3 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 47

どんなスキー場?
北志賀に集中するスキー場群の一角に位置するスキー場それが高井富士である。

スキー場規模は小規模であるが、多彩なコースレイアウトがありロングコースこそないものの、各レベルにあった斜面をチョイスできる。

この高井富士、最近ではスノーボードパークの力の入れようは凄い!

専用コースを設け、リフト1機もそれに充てている。パークの質はかなりハイレベルでありパークを利用しない筆者が見ても他のスキー場よりもクオリティーの高さが目を引きました。

パイプやワンメイク台、各マテリアル色んな遊びが体験できる「遊園地」のようなコースには私もビックリです。

このため来場者もボーダーの方たちが95%程度を占めます。ボードのフリーランやスキーヤーにはあまりお勧めできない状況でした。

 山桑ゲレンデ
 最大斜度28度 平均斜度23度 距離400m
第一ペアリフト乗車中に右手に現れる急斜面がこの山桑ゲレンデです。

急斜面のつつじ山ゲレンデの反対側に位置するこのコースは滑走距離こそ短いもののほぼ均一な斜度で小回りのいい練習バーンになっています。

無論一端入り込むとエスケープルートは無く、コース幅の狭い斜面で初級者ボーダーが難儀している姿を見かけますが、数値以上に難しいコースだと思いますので、自信の無い方は入り込まないのが無難でしょう。


 日向平ゲレンデ
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離1000m
当、高井富士スキー場のメインバーンとなっています。

ネジレや蛇行のないストレートの緩斜面で非常に賑わいのあるゲレンデですね。

左写真でもお判りのように素直な初級者ゲレンデです。20度の最大斜度はいったい何処なの?と言わせるほど急斜面は無く、のんびり気楽に滑りを楽しめちゃいます。

またコースと平行にペアリフトも架かっていて、グループで滑っていても仲間を探すには苦労しないですね。

※ 動画は画像をクリック

 熊の沢ゲレンデ
 最大斜度28度 平均斜度20度 距離650m
 
スキー場ベースからリフト2本を乗り継いだ場所がこの高井富士スキー場のトップとなっています。

最上部から滑り出すコースは2本。そのうちの一本が左写真の熊の沢ゲレンデです。

大きな樋状態のコースは雪質も硬めでありハイスピードは滑走が楽しめます。

尾根コースとの合流ではコース幅がかなり狭くなっておりノンストップでの滑走は危険ですので注意する必要があります。

滑走者も少なく、第六リフトを利用して繰り返して滑走するには最適なコースといえるでしょう。

※ 動画は画像をクリック

 熊の尾根ゲレンデ
 最大斜度32度 平均斜度22度 距離600m
 
コースの荒れが少ない熊の沢ゲレンデに対し、比較的に日当たりが良く雪質の変化が激しいこの熊の尾根コースはコブ斜面になることも多いコースです。

左に壁、右に崖の尾根のコースです。

最大斜度32度との事ですが、全体的にはややきつめの中斜面といった内容のコースです。

コブになるほどの滑走者が居ないためか、午前中は整地、午後からは荒れた感じのコース状況となっています。

コース幅がやや狭いためか、縦長の大回りでの滑走に適しており、荒れたコースになった後は中回りの滑走に適した内容です。

やや圧迫感はありますが滑走者が少ない分狭いコース幅を目一杯利用して滑ることもできます。

※ 動画は画像をクリック

 中平林間コース
 最大斜度15度 平均斜度12度 距離650m
 
日向平ゲレンデを大きく回り込む林間の緩斜面です。

また日向平ゲレンデよりワンランク斜度が増しており物足りないと言われる滑走者はこのコースに回り込むのも楽しいでしょう。


またこのコース横には飛び系のアイテムがありボーダーの順番待ちも見受けられました。

ボードスクールもこの斜面で頻繁に行われています。

混雑も幾分緩和されたコースですので日向平ゲレンデが窮屈と感じたらこちらをお勧めします。

センターハウスです。
やや手狭ながら、必要なものは大体ここで揃います。
また食堂も2階にあり待ち合わせはここが便利ですね。
食堂のメニューです。
まるで街の定食屋のようなメニューです。
若い滑走者が多いので非常にうれしいんじゃないかな?
値段も840円、1050円メニューが揃っています。
街では極普通のメニューでもスキー場ではめったに見かけないなんてもの多いですよね。
ここ高井富士は麺ものもありますが、食べるなら「ごはん」で決まり!

 マックスビートパーク
 最大斜度20度 平均斜度18度 距離550m
ここ高井富士の知名度を上げたパークがこの「マックスビート」。

ボードのアイテムが満載であり、ここだけを目当てに来る滑走者も珍しくないようです。
このパークで特記したいのが、非常に綺麗に整備されたハーフパイプやその他アイテムなんです。
見ているだけでもジブの作業が丁寧だと言うことがわかります。
ここまで綺麗なパークの存在を筆者は知りません。

飛び系の滑走者には是非とも訪れてもらいたい場所であります。

尚、このパークはリフト券さえ購入すれば誰でも滑走できるようです。

※ 動画は画像をクリック

 チェレンジパーク
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離350m
上記の「マックスビート」に入るにはちょっと、と言われる方にはこの第三ペアリフト沿いのコース脇に小さなパークもあります。

斜度も日向平ゲレンデ程度に緩く、いわゆる「ぽこじゃん」系のアイテムなんで飛びたいと思っている初心者ボーダーがたくさん集まっていますね。

 つつじ山ゲレンデ
 最大斜度36度 平均斜度28度 距離700m
高井冨士きっての急斜面です。

尾根状のコースにはいつもコブがびっしり張り付いているはずですが、来場した日はクローズされていて滑走することはできませんでした。

過去の記憶を思い出すとやはりその斜度感は圧倒的!
真下へ落下する感覚での滑走となります。
降雪時はパウダーゾーンとなり、滑走者が少ないので繰り返して深雪が楽しめるコースでもあります。

また春での雪質がザラメになった状態ではかなり荒地になるケースもあるようですがそこはテクニカルなコースを制覇する楽しみも味わえるコースになりますね。

駐車場・その他
この、北志賀エリアですが、アクセスにおいて大きなアップダウンこそ無いものの。高速インターからやや離れた位置にあるのが難点でしょうか?

雪道の運転に慣れていない場合ちょっと不安になるアクセスです。

この高井富士の駐車場キャパは700台とやや少なめ、またゲレンデに隣接する第一駐車場は200台のみですので早い時間に到着できない場合は確実に第二駐車場に回されてしまうことでしょう。

それと駐車場の除雪状況が今一悪いようです。、アスファルトが敷いてあるのも一部であり
春先はドロドロの中を歩く羽目になりそうです。
改善をお願いしたいですね。