八海山麓スキー場
新潟県南魚沼市荒金 TEL 025-779-3103   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース6/W2、S1
 Top−Baes (標高差) 420m-210m(210m)
 最大滑走距離/最大斜度 1050m/30度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2009/2/7(土)
 天候 快晴
 積雪量 80cm
 雪質 ザラメ
 混雑/リフト待ち コース混雑なし/リフト待ちなし
 アクセス道路状況 ほぼ全行程ドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 2 4 4 3 2 1 1 4 3 2 5 1 1 1 1 4 3 1 45

どんなスキー場?

関越道、大和スマートインターから車で5分のアクセス面で非常に便利なスキー場である。

スキー場規模は小規模でありメインの第1〜第3までのコースはクルージング向きの緩斜面、上部のジャイアントコースを中心とする3コースは急斜面となっていて上手く滑走レベルによってコースの住みわけができているスキー場です。

スキー場名の通り八海山の麓に位置する当スキー場はゲレンデのトップから見る風景は眼下の魚野平野、視線を左にやると平野からダイレクトにそびえる八海山、その奥には越後駒ケ岳と見るものを飽きさせない大パノラマが広がっています。


特徴のあるコースはありませんが、その分滑走者を選ばないスキー場であり、ファミリー層や初級者のグループにはお勧めできるスキー場です。

 不整地コース
 最大斜度30度 平均斜度24度 距離200m
来場時間がやや遅くなったと言うことで先ずはゲレンデトップを目指します。

リフト2本を乗り継いだところにゲンレデのトップがあり、標高の高いスキー場ではありませんが、その眺めは見応えのあるものですね。

さて上部のコースは半円形の山を3つのコースが走っています。
左写真はその中でも一番難易度の高い不正地コースです。

名前の通りに常時圧雪作業は行われておらず、大きくはないですがコブの発生もあります。
リフト沿いのコースでもあり他の滑走者の視線も痛いコースとなっています。
難点と言えば来場時は2月の初旬でありながら既にコブの谷間は土が見えてきており、また雪質は完全にザラメ雪でした。
標高の低さを露呈した状況であり「スキー場の旬」が何時なのか判らないスキー場でした。

 ジャイアントコース
 最大斜度26度 平均斜度20度 距離250m
上部ゲレンデでややリフトから離れると、このジャイアントコースになります。
不整地コースとの境が不明瞭であり、何処からがジャイアントコースかよくわからない。

コースはややきつめの中斜面。で不整地コースを大きく回り込むような内容でリフト乗り場まで続きます。

コース整備がきちっとされているフラットなコースであり、大回りでの高速滑走が楽しい。
難点は滑走距離が短いことであり、第2コースと連続で滑ることをお勧めしたい。

このコースはポールが立つことも多く、滑走が制限されることもあるので注意が必要です。

※ 動画は画像をクリック

 第1コース
 最大斜度20度 平均斜度10度 距離750m
 
ベースにあるコースは三本。
その一番右側にあるのがこの第一コースです。

滑走距離は750mと当スキー場では比較的に長いコースです。
フラットな緩斜面。上部コースはやや細めであるが、下部になるごとにその幅はワイドとなり、初級者の滑走に適したコースとなっています。

尾根のコースではあるが開けた展望は無く、あまり特徴の無いコースとなっています。

当スキー場での一番人気のコースと思われるが、日中でも滑走者はさほど多くなく、のんびり滑りたい方には適している。

※ 動画は画像をクリック

 第2コース
 最大斜度24度 平均斜度12度 距離600m
 
この第2コースは最大斜度24度との事ですが、体感的には15度がいっぱいいっぱいの尾根状の緩斜面です。

コース幅が全体に狭いこともあり、その意味で第1コースに比べ難易度は少し高めである。

こちらのコースもコブや荒地は無く整備の行き届いたフラットなコースが続いており低速ではあるが、ロングターンが楽しいコースとなっています。

こちらも初級者にお勧めのコースです。

 第3コース
 最大斜度26度 平均斜度11度 距離800m
 
ベースから伸びる第1ペアリフトから一番離れたコースとなっています。

やや荒れた感じのコースは尾根状態の細めのコースで大きく蛇行ししている。

第1、第2、第3コース共に大きな特徴が無く、この3コース共に緩斜面であり初級者やファミリーにはお勧めしたい。

逆に言えば上級者が楽しめるコースは上部のゲレンデに限られてしまうという事である。

※ 動画は画像をクリック

こちらの建物がスキーセンターのようであるがあまり機能を果たしていない。
食堂やレンタル関係は別の建物にあり、単なるリフト券売り場でしかない。
昔は豪雪地帯であったのだろう。建物の基礎が非常に高く窓口までの滑りやすい上りが辛い。
こちらが食堂となっている。
建物は古いが内部はこまめな清掃が行き届いていて不快感はない。
来場時間が遅かったと言うこともあるが、食堂内部には客の姿は無く閑散としていた。
誰も居ない食堂に入り、写真だけ撮って出てくるのが辛いのですが今回もそのパターンでした。(汗;)

メニューは変ったものや地元の特産品などは無く、極一般的な内容であった。値段も平均的である。

 八海山
ゲレンデの目の前に八海山がそびえている。
コブ斜面で有名なプリンスの八海山スキー場はちょうどこの山の反対側にあり見ることはできない。

ここでウンチクを。

八海山という山は存在しない、薬師岳、大日岳、主峰の入道岳、五竜岳、阿寺山の総称を八海山と呼んでいる。

黒部の立山と同じである。

またこの山は登山初級者のクサリ場としても面白いコースでありフィールドアスレチック感覚で山の難所を体験できる場所としても人気が高い。

駐車場・その他
冒頭にも書いたが、関越道の大和パーキングにスマートETCができたおかげで(6:00〜22:00の利用)
格段にアクセスが良くなった。
また、極端な山道もなく車での来場は難儀する部分はない。

駐車場はゲレンデ後方にこのクラスのスキー場としてはやや大型のものが併設されていて、満車になることも考えにくく、何時行っても駐車スペースに困ることはないでしょう。