飯綱高原スキー場
長野県長野市大字富田1-1  TEL 026-239-2505   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース7/Q1、W3
 Top−Baes (標高差) 1340m-1080m(260m)
 最大滑走距離/最大斜度 1500m/34度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2009/1/24(土)
 天候 快晴
 積雪量 50cm
 雪質 アイスバーン
 混雑/リフト待ち 特に無し/待ちなし
 アクセス道路状況 一部圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 3 2 4 3 2 3 1 3 2 1 4 1 2 2 2 2 2 1 42

どんなスキー場?

長野市内から車で30分あまり、上信越道からもそのゲレンデは長野市の奥にその姿を見せる事も多い。

昨今の経営状態は芳しくないようであり、その影響で上部に通ずるリフト2機は運休。
ゲレンデは一部に急斜面はあるものの基本的には中緩斜面を主体とした構成です。
滑走距離もどのコースも比較的に短い内容であり、インパクトが薄いスキー場となってしまった。
また来場当日は前日までの暖かさと当日の冷え込みによりコースコンディションはガチガチ。
そのコースに全くピステンをかけていないので緩斜面と言えでも物凄く滑りにくいコースと化していました。

やはり営業していく上ではある程度の整備は必要ではないでしょうか?
スタンスとして今後も営業をしていく上ではきちっとコンセプトを明確にしある程度の資金注入は必要と感じました。
但し筆者が思うには正直、この飯綱高原は既に終わってしまったスキー場に思います。

同じ長野市営という事で、人力、資金の投入は戸隠スキー場に集約しクローズするのが賢明かと感じた次第です。

 オリンピックプレート

1998年 長野オリンピック フリースタイルスキーの会場となったここ飯綱高原スキー場である。

そのゴールドメダルに里谷多英の名前が輝かしく残っているが、皆さんの記憶からも既にそのことは消えつつあるように感じます。

その華やかだったオリンピックがここで行われていたのかと疑問さえ感じる閑散としたスキー場にこのプレートだけがその証として残されていた。

少し寂しくも感じるスキー場である。


 Cコース
 最大斜度26度 平均斜度11度 距離1500m
 

ワッドリフトを利用して滑り出す尾根状の緩斜面です。

多少の起伏はあるものの、一部にややに急な部分はあるものの基本的に林間コースは初級レベルの滑走者でも楽しく1500mが滑走できます。

また眺望も非常に良く眼下に広がる景色を眺めながらの滑走は日頃の嫌なことをも忘れさせてくれる内容です。

※ 動画は画像をクリック


 里谷多英コース

現在は閉鎖中のこのコースは上記でも紹介した、
長野オリンピックの男女モーグル開催バーンとなっています。

決して極端な急斜面ではありませんがコブの発生しやすい斜度であり、まさにモーグルには
適したコースに思えます。

閉鎖されていることが非常に残念であると同時に、オリンピックを風化させることにもつながっていてスキー場が営業を続ける限りはオープンしていただきたい名物バーンではないでしょうか?


 Bコース
 最大斜度26度 平均斜度17度 距離1200m
 
Cコースと同じクワッドリフトを使用する看板コースがこのBコースです。

コースはほぼ均一な斜度の中斜面でありかなりスピードの乗った大回りが楽しめるコースとなっています。

来場時は残念ながらバーンコンディションは最悪の状態でありましたが、通常は圧雪状態も良好のはずです。

振り返ればの飯綱山もそびえており中級者にはかなりお勧めできる整地のロングコースですね。

※ 動画は画像をクリック


 Aコース
 最大斜度34度 平均斜度18度 距離800m
 
現在の飯綱高原スキー場で最大斜度を誇るのがこのAコースとなっています。

上部はコブの育った急斜面、中間からコース内容が一変して自然にできたハーフパイプのような樋状態のコースとなっています。

難易度は高く、樋状態のコースに入ると自然とラインが一本となるため他の滑走者に気を配りながらの滑りを強要されるのが辛いところではないでしょうか。

第一駐車場のレストランです。
スキー場の施設ではありませんが個性のある食事を楽しめると思います。
こちらは第二駐車場にあるメインのハイランドホールです。
全てのものがこの建物の中にあり不自由する事はないでしょう。
ハイランドホールの中には何故かプレハブの建物があります。
何の意味があるのか未だに??

焼きカレー850円。
これを食べている人が多いように感じました。
美味しいのかな?
大きいスキー場ではなかなか「定食」というメニューが少ないですよね。
まぁ〜手間がかかったり食器の数を多く使わなくちゃいけないから敬遠されるのかな?でもここ飯綱高原ではしっかりと食べることができますね。
やっぱりハンバーグ??
やっぱりなのかな〜
お値段は比較的に安めでしたね。

 Dコース
 最大斜度15度 平均斜度9度 距離600m
ベースに位置するDコースは各コースからの滑りこみができない単独のゲレンデとなっています。

コースはネジレや起伏のない緩斜面であり初心者が安心してレッスンできるコースです。

またこのコースには専用のペアリフトも架かっているため他のコースが混んでいても比較的に空いているのが特徴ではないでしょうか?

白樺林に囲まれた気持ちのいいゲレンデです。

※ 動画は画像をクリック


 第二ペアリフトのくまさん
ん〜なぜかくまさんがリフトに乗ってグルグル回っていました。

普通の混雑度合いのスキー場なら考えられない光景ですね。(^_^;)

それだけ空いている証拠。

 Iコース
 最大斜度26度 平均斜度23度 距離200m
第4ペアリフトを潜るこのコースは距離こそ短いものの難易度の比較的に高い急斜面です。

コースは未圧雪であり大小のコブが張り付くこともあり北向き斜面で常に硬めこコンディションが伺える内容ですね。

やはりもう少し距離が欲しいコースでありやや中途半端な存在。
よって滑走者はかなり少ないコースとなっています。

 Eコース
 最大斜度15度 平均斜度11度 距離600m
ここEコースは飯綱高原唯一のナイターコースとなっています。

コース幅もワイドな緩斜面であり素直なコースは一直線のストレート。

初心者の姿が一番多いコースで、みなさんワイワイ楽しそうに滑っていましたね。

またベースにはスキー場の核となる施設、ハイランドホールもありファミリーには一番利用しやすいコースかもしれません。

※ 動画は画像をクリック


駐車場・その他
駐車場は第1から第3まで各ベースゲレンデに隣接してあります。
一番便利なのが第2駐車場でしょうか?
また各駐車場には更衣室やトイレもあり早く到着したときでも便利ですね。
来場者は圧倒的に地元の方々が多く、朝はガラガラでしたがお昼にはかなりの車で駐車場も埋まっていました。
アクセスではやや難のあるスキー場ではありますが、比較的に長野市内からも近く利用しやすいスキー場ですね。