大倉岳高原スキー場
石川県小松市尾小屋町レ41  TEL 0761-67-1426   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース4/W2、S2
 Top−Baes (標高差) 503m-275m(228m)
 最大滑走距離/最大斜度 1020m/30度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2009/1/11(日)
 天候 雪時々曇り
 積雪量 55cm
 雪質 パウダー
 混雑/リフト待ち 特に無し/待ちなし
 アクセス道路状況 全行程圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 2 3 4 5 2 4 1 5 2 2 5 1 2 2 2 3 1 2 50

どんなスキー場?

小松市郊外にあるローカルなスキー場です。

このスキー場の特徴はゲレンデ整備の良さではないでしょうか?
来場時のナイターでさえピステンを動かし丁寧に圧雪作業をされていました。
ゲレンデはYの字の形で上部には圧雪の急斜面のウエーデルンコースと緩斜面の日本海コース(日中は日本海も見えるそうです)またベース付近にはワイドなファミリーゲレンデがあり意外に楽しめるスキー場となっています。

またローカルでありながら各種サービスの充実も図っているのが面白いと思います。

そんな中、平日の1日券購入者には「ライスと豚汁を1杯無料でサービス」なんて企画もあって試行錯誤してる様子が伺えますね。

近隣で滑って物足りない方はナイターでの滑走をお勧めします。

緩斜面コースながら雪も結構締まっており滑走充実度は高い内容でした。

 日本海コース
 最大斜度23度 平均斜度14度 距離670m
Yの字の右側トップにあるのがこの日本海コースです。

名前の通りにゲレンデからは日本海が望めるそうですが、来場当日はナイターだった為その距離やどの程度の広がりで見えるのかは全くの不明でした。

さてこのコースはといいますと、多少の起伏はあるものの、コース幅のかなりワイドな緩斜面です。
単なる斜度のない緩斜面ではなく平均斜度14度の数値だけ見ても中斜面に近い内容ではないでしょうか?

コース整備も整っていてかなり快適なフラット斜面です。

雪質は降雪もあってかかなり柔らかめでエッジの食い込みがきつく身体を倒しこむと減速してしまうので調整しながらの滑走となりました。

しかしながら滑走者も殆ど居らず筆者お気に入りのコースです。

※ 動画は画像をクリック

 ウェデルンコース
 最大斜度30度 平均斜度23度 距離430m
 
来場時の天気は大雪が降ったと思えばビタリと止んだり目まぐるしい状況でした。
左写真は当スキー場の急斜面ウェデルンコースです。

降雪の強さもお分かり頂けるでしょうか?

残念ながらナイターでのこの斜面の滑走はできません。
闇夜の中、圧雪車灯りを頼りに撮影です。

圧雪車が入っていることもあり、午前中はフラットな急斜面、午後からは荒れたコースが予想されるが、来場者がさほど居ないスキー場と判断するとコブになることは少ないのではないだろうか?

朝一の整地急斜面を大回りで是非とも滑ってみたいと思わせるコースです。

 ファミリーゲレンデ
 最大斜度16度 平均斜度12度 距離350m
 
こちらはスキー場ベースに位置する緩斜面です。

短いペアリフトもナイターで稼動しており、この部分のみを滑る事もできます。

当スキー場の特徴としてどのコースもコース幅がかなりワイドであり窮屈間が無いのが非常に好感がもてる点ですね。

このベース斜面もナイター営業ではありましたが、そこそこの滑走者が居り上部ゲレンデの日本海コースとは違った雰囲気をもっていました。

初心者へのお勧めゲレンデです。

こちらはベースのセンターハウスです。
三階が食堂となっていますが、非常に暖かなイメージでロコ特有のほのぼのとしたセンターです。
必要最小限のものは整っていますので利用価値は高い施設です。
食堂ノメニューとなります。
まぁ〜極々普通のメニューなのかな?
お値段についてもロコスキー場の平均的な価格ですね。
日中ほとんど食べ物を口にしなかったので流石にこの時間はお腹が空いて我慢できなくて食べてしまいました。
シンプルなみそラーメンでしたが、ナイターで冷え切った身体にはめちゃくちゃ美味かったです。

 第四リフト乗り場
トータル的ににてロコスキー場としての評価はかなり高いスキー場でしたが、難点もあり。

第4リフト乗り場ですが、リフトまでが上り坂です。
猪苗代中央でも同じような状況がありましたが、これはかなり厄介ですね。
緩斜面なんで、初級者の割合が高く、この乗り場でズルズル落ちてくる滑走者も多いはず。

改善を望みたいですね。

駐車場・その他
駐車場は地形的な問題もあり、センターハウスからは一段下がったところが左写真の場所となります。
また一ヶ所のスペース自体も決して大きくはなく、満車になると更に段下の駐車場というようにゲレンデから遠ざかっていく内容であり、日中遅くに到着した場合は少し歩きを余儀なくされてしまうでしょう。

筆者が来場したナイターでも同様の事があり、たまたま空きがあったため停めることができました。一ヶ所30台程度のスペースです。

また当スキー場は小松市内から30分余りの距離で比較的に近いのですが、市街地を抜けると直ぐに山道となり民家も少なく夜間走行では少し不安になるアクセスです。