スキージャム勝山
福井県勝山市第170号-70番  TEL 0779-87-6109   公式サイト
基本データ
 規模 大規模
 コース数/リフト数 コース12/Q4、T1、W3
 Top−Baes (標高差) 1320m-610m(710m)
 最大滑走距離/最大斜度 5800m/37度
 主体コース 中斜面
当日データ 2009/1/11(日)
 天候 曇り
 積雪量 150cm
 雪質 軽めの湿雪
 混雑/リフト待ち ファンタジーQに最大15分/全体的に混雑
 アクセス道路状況 法恩寺山有料道路圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
6 5 7 4 3 4 3 3 2 3 3 2 3 3 3 1 2 1 3 61

どんなスキー場?

西日本最大級、北陸エリア最大のスキー場それがスキージャム勝山です。
来場者の大半は地元及び中京、関西圏からが殆どですが、できれば関東圏からも足を運んでもらいたいスキー場の一つとしてお勧めします。

スキー場の規模は大規模、主体斜面は中斜面でクルージング向きのコースが多いです。またコブ斜面はイリュージョンBコースに適度な大きさと長さを兼ね備えた斜面があります。

チャレンジコースはエクストリームコースなどエキスパート滑走者に対しての嬉しいコースも揃っており充実度はかなり高いといえるスキー場です。

一方初級者やファミリーにとってもセンターハウス前のゲレンデやかなり大きなキッズエリアなどなどお勧めポイントも高いですね。

また西日本ではおなじみ、ゲレンデDJについても単に音楽を流すだけではなく当日のコンディションや注意を促す放送なんかもしていてポイントも高いですね。欲を言えば各リフト待ち状況なんかもアナウンスしてくれれば混雑緩和になるかな?

ともあれ活気にあふれたスキー場!
このスキー場に不況なんてあるの??


どことなくアルツを一回り小さくしたように感じたのは筆者だけだろうか?

 バラエティー
 最大斜度27度 平均斜度12度 距離1670m
 
スキー場到着は9:00頃となってしまいました。

既にベースの斜面には人がいっぱいです。

リフト待ちはあまりないので今のうちに数本滑って奥のゲレンデに移動しようと思います。

このバラエティーコースですが滑走距離がクワッド1本分の1670mもあるんです。
写真では最下部しか写っていませんが適度な斜度もあり中級者でも十分に楽しめるコースとなっています。

逆に言うと初級者には斜度が少しきつすぎるかな?

コース幅はワイドで圧迫感はありません。

 ファンタジーA
 最大斜度18度 平均斜度11度 距離1620m
 
写真クワッドリフトを挟んでAとBに分かれるファンタジーコース。

そのAコースを今度は滑ってみました。

適度に立ち木を残した尾根状態の中緩斜面です。

滑走者は多いものの適度なコース幅も確保されていて人が固まるような場面はありませんでした。

滑走者の少ない平日であればかなり痛快に飛ばせるコースでした。

 ファンタジーB
 最大斜度20度 平均斜度11度 距離1330m
 
 
気持ちのいい中斜面です。

ここスキージャム勝山のメインとなるコースです。
滑走距離、斜度、コース幅ともに申し分ないクルージングコースです。

通して滑走することでスキー本来の楽しさが再認識されるコースと言ってもいいでしょう。

その分週末の人気はかなり高くなります。
また平行して架かるファンタジークワッドのリフト待ちも長くなってしまうのが難点でしょうか?

それほど人気のあるコースですね。

できればベースから一気に上がれるゴンドラの建設を望みたいところですね。
やはりこのクラスのスキー場であれば必須の搬器かもしれません。

※ 動画は画像をクリック

 エクストリーム
 最大斜度37度 平均斜度20度 距離380m
 
さて奥行きが広いジャム勝です。ファンタジーサイトからイリュージョンエリアへ移動するときにこの壁がその姿を現しました。

物凄い斜度に滑走意欲はがぜん湧き出します。

トリプルリフト沿いの急斜面は最大斜度37度。
斜度感覚も数値とほぼ同等です。
雪は柔らかいものの不規則なコブでこのコースが埋め尽くされていました。

下草の狩が少し甘いのか所々ブッシュが出ていますが滑走には大きな問題はありません。

切り返しの早いターンでこのコースを制覇した時は小さな満足感がこみ上げてきました。

チャレンジングバーンとしては申し分ないコースですね。
エスケープルートがないので自信のない方は足を踏み入れない方がいいでしょう。

 イリュージョンA
 最大斜度24度 平均斜度15度 距離1230m
 
さてさて最奥地のイリュージョンエリアに到着しました。

左写真はそのメインともなるイリュージョンAコースです。

1000mをオーバーする快適は中斜面。コース幅もご覧のようにかなりワイドであり大回りの醍醐味を十分味わえるコースとなっています。

コースの状況はほぼフラットであり、その分スピードが出しやすいんですが技量以上のスピードで滑走する方も多いので注意してください。

雪質も良くレベルを問わず楽しめるコースでした。

※ 動画は画像をクリック

ジャム勝のレストランメニュー特集です。
レパートリーはコースだけではなく、ここリゾートセンター内のレストランも負けてはいなかったです。
物凄い人気ぶりで筆者は圧倒されてしまいました。
手作りビーフシチューは、シチューは飲み物の概念を覆しフォークとナイフで頂くメインの食べ物でした。
かなり本格的であり、写真だけで肉の柔らかさが伝わってき案すね。
ムサカドリア??
ムサカって何かな?ちょっと気になる一品でした。

酢豚ライスなんて極普通なんですがスキー場ではこれが珍しいんですね。
お値段も極端に高いわけではなくメニューを決め兼ねる人たちが結構多かったです。
そんな中石焼きビビンバは人気ナンバー1だったのかな?早々に売り切れでした。
このミックスランチは面白いシステムです。ワンディッシュの真ん中にライス。その両サイドに5種類のメニューから2品を選べるんですね。焼きそば、中華丼、牛カルビ、酢豚、エビチリ。
さ〜ここでも迷うぞ〜
食事を簡単に済ませたい方にはハンバーガーも用意されています。
但し普通のハンバーガーではありません。
具がバンズからはみ出していてビリューム満点。これなら一個で満足できちゃいますね。
おいしそ〜

 イリュージョンB
 最大斜度27度 平均斜度19度 距離750m
大分天気が怪しくなってきました。

ここイリュージョンBコースはイリュージョンAコース上部から枝分かれするコブ斜面です。

コブの大きさはかなり大きめであり、コース全てがコブで覆われていました。
斜度が決してきつい部類ではないので、コブを滑ってみたい、練習したいなどの滑走者にはうってつけのコースと言えるでしょう。

そんなコースのためかやや滑走者が多くコース幅も狭いため練習には他の滑走者の状況に注意しましょう。

※ 動画は画像をクリック


 ストリームA
 最大斜度30度 平均斜度14度 距離1170m
ここストリームAコースはイリュージョン中間からスタートするコースです。

クワッドリフト2機を潜ったところからスタートするこのコースは、滑り出しがやや急な部分であり小さなコブも発生しています。

このコブの部分で滑走者が溜まっていますが、それをクリアしたのちは快適な中斜面となります。

本当にこのジャム勝はロング滑走に適した中斜面が多いんですね。
また適度に滑走者が居るためコブになってほしい部分がちゃんとコブになるところもコースバリエーションのためには必要なんです。

空いているだけのスキー場では単調になりがちなコースもここジャム勝では違った楽しみ方も味わえちゃいます。

※ 動画は画像をクリック

 ストリームB
 最大斜度25度 平均斜度11度 距離600m
左写真では大きなコブがあるコースに見えますが、これはキッカーです。

そうここストリームBコースは各種アイテムが揃ったコースなんですね。

斜度は中斜面。滑走者も少なく、心おきなくそんなアイテムを利用できると思うんですが、何故か空いている。

その原因は先ずリフトから離れた場所に設置されているためギャラリーが居ない。
また根本的にスキー場最奥地にあるため、利用者がたどり着けない(笑)

できればこの内容でベースのバラエティークワッド外側に設置できれば申し分ないんでしょうが。

せっかくのアイテムですからね。有意義に利用してもらいたいものです。

 ストリームC
 最大斜度25度 平均斜度13度 距離680m
滑走距離はやや短いものの、このコースも快適な中斜面のロング滑走に向いたコースです。

滑走者が他のコースよりも少なめであり、またコース幅も十分に広いことから中級者のカービング練習にはもってこいのコースではないでしょうか?

やや特徴に欠ける部分はありますが、こっそり、繰り返し滑走するには是非とも利用してもらいたいコースです。

また利用者が多い、イリュージョンクワッドAを使わずリフト待ちの無いB線を利用すれば何度でも滑走を繰り返せます。

また疲れた時にはイリュージョンプラザの存在も大きいですね。

本当に楽しめるコースの多いイリュージョンエリアでした。


※ 動画は画像をクリック

 キッズプレイス
午後に入り大分天気も悪くなってしまいました。
こちらはベースのキッズエリアです。

いいですね〜
本当にいいですね。
これだけワイドにキッズエリアを設けているところも少ないです。申し訳なさそうにゲレンデの端にキッズエリアも設置するよりも、ゲレンデベースのメインはこのキッズエリア!!
と謳った方がファミリー層には受けがいいでしょう。大正解だと思います。

悪天候でも子供たちのはしゃぎ声が響いているエリアでした。


駐車場・その他
駐車場はかわり大型のスペースが用意されています。
全部で3400台分だそうです。左写真では奥の車が霞んで見えないほど広かったです。

また駐車場の除雪状況も完璧であり申し分ない内容でした。但し当然大型の駐車場ともなれば駐車場入り口からゲレンデまではある程度歩きを強要されちゃうのは致し方ないかな?

できればファミリー層と一般客とのエリアを設け小さな子供連れにはゲレンデサイドのエリアを開放してあげたいところですね。

尚、ちょっと不評の法恩寺山有料道路の存在はどうにかならないものでしょうか?有料道路を出た途端駐車場料金はちょっと痛いな〜