スノーウェーブパーク白鳥高原
岐阜県郡上市白鳥町石徹白檜峠  TEL 0575-86-3112   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース7/Q1、W2
 Top−Baes (標高差) 1276m-1000m(276m)
 最大滑走距離/最大斜度 2500m/29度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2009/1/10(土)
 天候 晴れ
 積雪量 185cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち メインルートにやや混雑/クワッド最大10分待ち
 アクセス道路状況 全行程圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 1 1 5 7 1 2 3 3 3 1 2 1 2 1 1 1 1 1 39

どんなスキー場?

夏場のゴルフ場のコースをゲレンデとしているスキー場です。

このスキー場の特徴はコースがほとんど存在しない、どこでもコースとなってしまうスキー場なんですね。各スキー場ガイドやパンフレットを見てもコース位置や名前がバラバラで本当のコースは未だに不明です。

またスキー場規模が非常に小さくどこを滑っても同じような印象を受け直ぐに飽きてしまう難点もありますね。また急斜面は存在せずほとんどのコースが緩斜面というのもあまり評価できない。
このようなコースバリエーションはむしろスキーヤーよりもボーダー向きと言えるでしょう。

こんな内容の割りにメインのフード付クワッドはリフト待ちも発生しており快適性が損なわれる内容です。

そしてなんといっても施設の汚さが目立つスキー場です。コンパネむき出しのセンターハウス内、ジュータンはシミだらけ。
また、従業員の方はゲストの目の前で床に座り込んでダンボールを整理していたり余りに配慮に欠ける行動でした。

久々に二度目はないスキー場だと感じました。

 メインコース
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離2000m
 (数値は体感)
左写真はメインコースとなります。
細かな起伏はあるものの全体的にはコース幅のワイドな緩斜面となります。

冒頭にも書きましたが夏場のゴルフコースをゲレンデとしているため開放感のある感じは非常に好感がもてますが、基本的に人が歩く事を念頭に考えられている為急斜面が存在しません。

上部にはやや大きめのキッカーが作られていますが利用する人は余りいませんでした。

インパクトに欠けるコースでありややこめんとし辛いスキー場となっています。

写真奥のスキー場はウイングヒルズでありその距離感はつかめるかと思います。

※ 動画は画像をクリック

 最短コース
 最大斜度15度 平均斜度13度 距離700m
  (数値は体感)
本来のコース名が定かではありませんがクワッド降車後にメインコースとは逆方向に入り込むコースです。

このコースは緩斜面ながらややバンピーであり立ち木がアクセントになっていて変化を楽しめるかもしれませんね。

但しコースの終わりが一体何処なのかわからず下部になると進む方向に戸惑ってしまうところが難点かな?

 パノラマコース
 最大斜度10度 平均斜度5度 距離2500m
 (数値は体感)
パノラマコースです。
パノラマと言ってもどのコースも同じパノラマなのであえてこのコースの眺望が素晴らしいとはいえませんが・・・

左写真はパノラマコースと思われる斜面です。
筆者もコースに入り込んで見ましたが、滑走者は居らず滑った形跡もなくなってしまったので元のメインコースに戻りました。

殆ど平らな部分でありクロスカントリー的な利用方法ならばなんとか納得するんですがコース表記も何もない状況ではもはやコースと呼べるのか??

戻りつくまでに大汗をかいてしまいました。

全てがコースというスキー場にはなかなか成り得ない地形ですのでやはり必要最小限の案内はしていただきたいですね。

 ビギナーズルート
 最大斜度12度 平均斜度8度 距離500m
 (数値は体感)
ベースから延びる緩斜面です。
コースに沿ってペアリフトも設置されていて、一番賑やかなコースではないでしょうか?

単なる一枚のコースではなく、写真でもお分かりのように起伏が激しく緩斜面ながら違った滑りが楽しめる事でしょう(対象初級者)

どのコースの難易度はあまり高くはありませんので初級者でも全ての部分を滑走できるはずですがやはりおのコースに集中するようです。

ホテル兼センターハウスの全容です。
かなり年年季の入った建物ですね。
また左側にクワッドリフトがありそのリフト待ちの列も見えています。
リフト待ちはあっても4人乗車の声かけが無い為1人、2人の乗車も多かったです。
センターハウス内のレストランです。
確認したのは午後の遅い時間帯だったためか、席にはかなり余裕がありました。

昼時の混雑時にはちょっと不足気味かな??
レストランメニューになります。
お値段はやや高めですが定番物は揃っています。
筆者はこのスキー場では何も食していないんですが、他のサイトの情報ではお味が・・・との事で昼食は持参する事を推奨してました。

 コース全体
ベース付近から見たスキー場全体ですが、その起伏と面的なスキー場がお分かりいただけると思います。

写真右にはソリでの利用可能な斜面もありますが、特にネットでの仕切りもなく「利用したければどうぞ」的な内容でした。

コース整備も一部では行われていましたがまだまだ不十分といったところですね。

 ホテルのゲレンデ側入り口
コースは地形的なものなのでなかなか改善するにも費用や許可、時間などが掛かり難しい部分もあるんですが、これからはベースにある施設についてレポします。

先ず左写真はコース側のセンター内入り口です。
狭い、信じられないほど狭いんです。またこのビニールの「のれん」があちこちにぶら下がっています。
多分外の冷気が建物内に入ることを極力抑えているんだと思いますが、倉庫の冷蔵庫じゃないんだから見栄えがめちゃくちゃ悪くないですかね?
またこののれんが自動ドアに挟まって上手く閉まっていなかったところもあり逆効果?かな。

またあちらこちらにコンパネや硫安の袋が置きっぱなしなど雑然としたセンターハウスです。

 ???
この白鳥高原は中京京阪神エリアから見れば決してローカルの部類のスキー場ではないと思います。
各ゲレンデガイドの裏表紙等には広告も掲載されていてそれなりの知名度はあると思うんですが、その知名度とは裏腹に来場するお客への対応がまだまだといったところなんでしょうか?

左写真はセンターハウス内レストラン横のスペースで働く従業員(無論パートのおばちゃん)ですが、頑張ってダンボールの整理をしています。

仕事としては無論必要な事なんですがレストランの席から丸見えの場所ですることは避けたほうがいいでしょう。

その辺を指導するものが居ないのかの疑問が残りました。

またジュウタンに関してかなり古くシミだらけの部分があります。

またリフト券売場でゲレンデガイドを要求している方が居たのですが用意されておらずかなりの時間をかけて探していました。
窓口にはその方1名しか居なかった為後ろの人は待たされっぱなし。
なんというスキー場なのかな?

広告掲載に資金を使うのなら修繕に少し廻す必要もあるのでは?

駐車場・その他
駐車場はセンターハウス(ホテル)の前に点在しています。
一ヶ所のスペースは決して大きくは無いですが、十分な広さであります。
またこのスキー場も駐車料金を徴収するのは頂けないですね〜
入場する時ではなく、退場する時に1000円徴収されるのはガックリきますね。

奥美濃のスキー場の改善要求!!(笑)
駐車場料金取らないで〜