平庭高原スキー場
岩手県久慈市山形町来内20-13-1  TEL 0194-72-2944   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース8/W3
 Top−Baes (標高差) 910m-700m(210m)
 最大滑走距離/最大斜度 1500m/30度
 主体コース 緩斜面
当日データ 2008/12/29(月)
 天候 晴れ
 積雪量 50cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち 特に無し/待ちなし
 アクセス道路状況 圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 3 2 4 3 2 2 1 5 1 2 5 2 1 2 3 1 2 1 44

どんなスキー場?
岩手県北部の久慈市にある小さなロコスキー場それが平庭高原スキー場です。
非常に山深い地域であり、盛岡からは2時間近く、また八戸からも高速を利用しても1時間かかってしまうアクセスである。
一方ゲレンデは奥にある上級者用の急斜面とスキーセンター下の緩斜面に大きく分かれていてうまく滑走者のレベルを分けている。

またスキー場施設は一通りのものが揃っていて不自由する事もなく過ごせるであろう。

筆者が来場した時はほぼ全てのコースが滑走可能となっていたが積雪量が多いスキー場ではなさそうでありシーズン初めには確認が必要です。

このスキー場なんですが、雰囲気が暗いというか寂しいというか1日居るにはどうにも耐えられない。(スキー場の規模ではないです)
もう少し活気ある営業を望みたいものである。
 中央ゲレンデ
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離550m
 (数値は体感)
スキーば到着時に目の前に飛び込んでくるのはこのベース緩斜面の中央ゲレンデです。
結構ワイドな斜面でファミリー向きのゲレンデとなっています。
またハイシーズンには第三ペアリフト脇にハーフパイプも整備されるようですねの飛び系の方にも配慮されたスキー場なんでしょう。
でもやけに人が少ないのが気がかりです。
上部のゲレンデはオープンしていないのかな?
雪は少なめです。

 かもしかコース
 最大斜度21度 平均斜度12度 距離800m
 (数値は体感)
こちらは第一ペアリフトから滑り出すかもしかコースです。
圧雪状態が悪いことと上部の斜度がややきついため初心者にはちょっと厳しいコースとなっています。
逆に中級以上の方にはおいしい部分が短く中盤からの緩斜面が長いため面白みに欠けるコースと思われるかもしれません。

コース整備がきちんとされていれば初級者でも問題なく滑走できるコースなのにもったいないですね。

 しらかばコース
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離900m
 (数値は体感)
第一リフト降車後大きく左に回り込む緩斜面です。左の林を隔ててかもしかコースと隣接にています。
コースコンディションは硬めの圧雪です。
文字通りにしらかば林の中を進むコースであり初級者にはかもしかコースよりもこちらのコースがお勧めできます。
また最下部にはソリゲレンデもありファミリーにはうってつけのコースとも言えるでしょう。

 チャンピオンコース
 最大斜度30度 平均斜度20度 距離750m
 (数値は体感)
第一ペアに乗るとさらに上部のリフトが運行されていることがわかりました。
よって最上部を今度は目指してみます。
第二リフトは基本的に上級者オンリーの乗車となります。
リフトを挟んで2コース。
まずは左のチャンピオンコースを滑走してみました。

いや〜なんというか、その〜 撃沈です・・・
もなか雪で一旦潜ると板が回せませんでした。斜度以上に難易度の高いコースとなっています。

 チャレンジコース
 最大斜度30度 平均斜度20度 距離750m
 (数値は体感)
一方こちらは上部から見て右側のチャレンジコースです。
出だしがチャンピオンよりやや急ではありますが内容的には一緒のコースですね。
こちらも、もなか雪でまたまた撃沈・・・
情けないです。

ただ雪の量は今一歩といったところであちこちでブッシュが顔をだしていました。
チャンピオン、チャレンジともに未圧雪の急斜面ですが、あまりにも滑走者が少なくコブになることは無いのではと想像します。

できれば片側を圧雪して内容を変えた方が楽しめるのではなどと負け惜しみを言ってしまいます(笑)

センターハウスとレストランとなっています。
必要最小限のものは揃っています不自由はないはずです。

また別の場所にも「平庭山荘」という建物もありこちらには宿泊施設も整っているようです。
レフトラン内部です。
ウッディーな作りは温かみを感じますね。お昼時ではありませんが利用者はまばらでした。ゆっくり過ごせる場所ですね。
こちらはレストランのメニューです。
まぁ〜内容は定番のカレー、ラーメン、うどんといったところでオリジナリティーはゼロ(^_^;)
お値段もロコとしては平均的かな?

 リーゼンコース
 最大斜度25度 平均斜度15度 距離800m
 (数値は体感)
チャレンジコースの外側に圧雪された細いエリアがありますが、これがリーゼンコースとなっています。
ピステン一台分の圧雪がなされていましたが、硬く締まった雪は非常にハイスピードバーンとなっていて未圧雪が嫌な方のエスケープコースともなっています。

※動画は写真をクリック

 ラビットコース
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離900m
 (数値は体感)
このコースはチャンピオンコースを大きく回り込む形でつけられたコースとなっています。
綺麗にグルーミングされた中斜面は非常に滑りやすくカービングのロングターンには最適なコースといえるでしょう。
滑走者も少ないのでコース取りは自在であり練習バーンとしても利用価値は高いといえます。

※動画は写真をクリック

 連絡コース
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離200m
 (数値は体感)
基本的にチャンピオン側とかもしかゲレンを結ぶ連絡コースなんですが以外にも楽しめちゃうコースです。
緩斜面ながらコースサイドには新雪が溜まっていてこれが結構面白いんです。

残念ながらこのコースを繰り返して滑走する事は難しく1日に数回の利用に限られてしまうのが残念ですね。

駐車場・その他
アクセスは基本的に八戸道の九戸インターからとなります。
そこからでも約1時間程度の距離があり、かなり遠いことがお分かりでしょうか?基本的には地元民のスキー場ですね。

駐車場はレストハウス横に500台が用意されています。
基本的に満車になることはないんじゃないかな?除雪状態は良好で左写真のようにソリゲレンデとほとんど段差がないので小さな子供連れのファミリーにはうってつけの駐車場と言えるでしょう。
尚、第一ペアリフトはこの駐車場より低い位置にあるためそこから戻るには斜面を登ることが必要になります。