黒伏高原スノーパークジャングル・ジャングル
山形県東根市大字観音寺字水無山3170-164 TEL 0237-41-5555 公式サイト
基本データ
 規模 中規模
 コース数/リフト数 コース5/Q2,W1
 Top−Baes (標高差) 1030m-700m(330m)
 最大滑走距離/最大斜度 2000m/36度
 主体コース 中斜面
当日データ 2008/3/15(土)
 天候 曇り
 積雪量 180cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち 全コースにやや混雑/ウエストEXPに5分
 アクセス道路状況 一部圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
4 4 6 3 5 3 3 3 2 2 3 3 3 3 2 3 2 1 1 56

どんなスキー場?

一度聞いたら忘れない、そんなインパクトの強いスキー場です。規模は中から大型に属しウエストとイーストに分かれ中急斜面が豊富であり滑走充実度も高いです。またリフト本数は3本とかなり少なめですが非常にレイアウトがよくこの3本で効率よく滑走者を運んでくれるのも評価は高いです。
場所は仙台と山形の天童を結ぶ国道48号線から10km奥に進んだ谷あいに突如ととして現れるスキー場。その地域とは裏腹に施設は比較的に近代化された洗練さを持ち、場内ではヒップホップ系音楽が流れボーダー比率のい高いんですね。このスキー場の施設は都心に近いスキー場と遜色ない充実振りです。と、ここまでは良い内容なんですが、意外にネット界隈では悪評をよく聞くんです。
その辺も含めて今回はレポートしましょう。

足跡

泉ヶ岳を後に国道48号線を北上します。
カーナビとスキー場案内の看板を頼りにどんどん進みますが一向にスキー場が現れずかなり山深いところまでやってくるとようやくスキー場が現れました。
到着時間は1430頃で普通のスキー場なら駐車場もかなり空いてくる時間なんですが、ここはまだまだ来場する人が多くスペース確保に少々手間取ってしまいました。駐車場からはスキー場がまったく見えません。さてどんなスキー場なのかな?

 E1コース
 最大斜度36度 平均斜度20度 距離930m
イーストエクスプレス降車後に滑り出す急斜面です。
クワッドリフトと交差するまでがやや片斜面。ピステンの入らないコースで降雪後はパウダーゾーン、その他は大きなコブに覆われていることが多いコースです。
E2コースに合流するまでは気の抜けないコースであり、エキスパートがこぞって入り込んでいます。
比較的に雪質もいいのでドンドンチャレンジしてもらいたいコースです。

 E2コース
 最大斜度25度 平均斜度17度 距離1800m
E1コースを大きく回り込むような尾根状のコースです。
うねりはややあるもののコース自体はねじれのない中斜面であり大回りで快適に飛ばせるコースです。
コース幅も尾根にしては広めに取られているので他の滑走者も気にしなくて済むところがいいですね。

気持のいい滑りが堪能できますよ〜

 W1コース
 最大斜度17度 平均斜度13度 距離2000m
E2コースとは全く逆を滑るコースです。
前半は尾根の緩斜面、中間、リフトを交差する部分からややコースが不明瞭になるがコースはイーストクワッドまで斜面を斜めに進んでいます。
左写真は最後の中斜面となる部分で、コースの性格上ここは別のコース名をつけたほうがいいのではないだろうか?

この部分に関しては最大斜度以上の斜度感があり大回りでの滑走は非常に高速となった。
滑走者も多いので要注意です。

 W2コース
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離1000m
ウエストエクスプレスを利用し滑走するコースです。
写真ではフラットの中緩斜面といったように見えますが、その通り(笑)

しかしながらコースが全く分からないんです。至る所にキッカーやレールなんかが存在していて、クローズされているのかどっちに進めばリフトに乗れるのかが案内不足ですね。

そんな意味もありこのスキー場の弱点が見え隠れしてきました。
イースト側ではあまり思わなかった事もメインのウエスト側に来て初めて分かりました。明らかにスノーボード場だなと。

ここW2についてはコースを熟知していないと楽しめないでしょう。

 W3
 最大斜度33度 平均斜度15度 距離530m
上部はコブが張り付いた急斜面。
中間でイースト側とウエスト側に分かれます。
そしてここもボードパークが存在していてコースが非常に不明瞭。
またコブだけを楽しむにはそのリフトが存在しないため一旦ベースまで下がる必要があります。
少し中途半端なコースになってしまってますね。

駐車場からジャングルプラザに入るエスカレーターです。最近ではあまり珍しくなくなってきましたが、いかにもバブルのときのスキー場といった雰囲気でしょうか?
点検にもお金かかるんでしょうね?
明るい雰囲気のジャングルプラザ内のレストランです。
広めに取られているスペースですが、食事が取れるのはここのみで、他にはありません。週末のお昼時は大混雑が予想されます。
レストランメニューは関心しました。
非常に豊富であり、オリジナルのメニューもあってこれは◎。
但し食していないためお味は?です。
ちなみにお値段は極々普通のスキー場並みでした。

 W2のパーク
ペアリフト向って右側にあるパークです。
キッカーでの列はさほど長くはないですが大きな山が数か所あり飛び系の滑走者にはリフトからの視線も嬉しい(?)コースですね。

尚、フリー滑走者はこのエリアに入り込まないほうがいいでしょう。

 W2のパーク
各パークではジブが丁寧にコース整備をしています。
こんなところは結構評判がいいところなのかもしれません。

 フリーパーク
W3の中間部にあるパークです。
至る所に小山が出現し好きなように飛べるのがうれしいかも。
但しこちらはギャラリーなしなので意外に利用者は少なかったです。

*ジャングル×2に思うことはコースのつけ方が非常に問題があります。
 各コースがクロスしている部分が多く衝突事故を引き起こしかねない状況とみました。

またパークが乱雑に設置されていてフリー滑走者との住み分けがうまくて来ていないようですね。

もう一つがパトロールの方の姿を見かけることがありませんでした。
このぐらいの規模であれば頻繁に見かけてもいいのにな?なんて感じた次第です。

スキー場のキャストに対しても宿題があるかな?あくまで客商売です。
本当の町外れにあるロコスキー場とは違うスキー場です。
接客ということを再度考え直す時期ではないでしょうか?

駐車場・その他
今回はなんとかジャングルプラザ下の駐車場にスペースがありました。
ここがメインの駐車場となりますが、ドロドロ状態です。
さすがに大きな水たまりこそありませんが、一番嫌な駐車場ですね。
また他にも駐車場はあり全部で1500台のスペースが確保されているようです。しかしながら地形的な条件でかなりの距離を歩く必要があるところも存在して好位置をキープする場合はある程度早めの到着が必要ですね。

ハイシーズン、国道からのアクセスはやや険しく、滑り止めは必須のスキー場です。