スプリングバレー泉高原
宮城県仙台市泉区福岡字嶽山14-2  TEL 022-379-3755   公式サイト
基本データ
 規模 中規模
 コース数/リフト数 コース10/Q1,W3
 Top−Baes (標高差) 959m-687m(272m)
 最大滑走距離/最大斜度 1400m/36度
 主体コース 中斜面
当日データ 2008/3/15(土)
 天候 晴れ
 積雪量 110cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち 特に無し/待ちなし
 アクセス道路状況 一部圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 3 4 4 3 3 3 2 3 4 3 3 3 3 2 2 3 2 2 55

どんなスキー場?

仙台市内から程近い位地にあるコンビニエンスタイプのスキー場です。
ゲレンデ構成の基本は中緩斜面。しかしながら最上部にはエキスパートでも満足できる距離の長いコブ斜面も用意されています。
線的なコースが多く、広い斜面の存在はなく週末の混雑状況ではやや圧迫感があるかもしれないが逆に平日であれば間違いなく楽しめるコースも多い。
あまり特徴的なポイントの無いスキー場であるが、グループやファミリーでワイワイ滑るには適したところではないであろうか?言うまでもないが日帰りでの施設の充実度は文句のないところです。

足跡

先週の岐阜からまたまた東北道でのアクセスとなった今週です。
今日はスプリングバレーからスタートします。
途中のアクセスは路面状況も良好で勾配は急でしたがストレスを感じる運転をすることなく630に到着です。
この時間ですと駐車場も最前列をキープできゲレンデまでの歩きが短くて済みますね。天気も上々でレポが楽しみです。

 スキー場全景
朝一のベースからのゲレンデです。
中央の細いコースがクリッパーチャレンジ、リフトを挟んでクリッパーA
となっています。
三月も半ばになると雪解けが進んできますね。
ここから見える斜面はまだまだ大丈夫なんですがコース外ではいよいよ土が露出し始めました。
いよいよ春が近づいてきましたね。

 クリッパーチャレンジ
 最大斜度34度 平均斜度13度 距離910m
こちらはクリッパーチャレンジです。
完全にモーグルコースと化しています。確かにこのコース幅ではいやが上にも小回りオンリーとなり、斜度が急なこともあって即コブ斜面となっています。
コブは溝コブでラインは2本。
ベース部分はピステンが入っているようですが基本的には上部はそのままといった状態ですね。

筆者はこの逃げ場のないコブが苦手なんですね。気合を入れなきゃいけないしミスでば後続の滑走者に迷惑がかかるから。

早々に退散しました‥‥‥

 クリッパーAコース
 最大斜度24度 平均斜度12度 距離930m
クワッドリフトを挟みクリッパーチャレンジの反対側に位置するのがクリッパーAコースです。
適度な距離の中斜面でありロングターンに適したコースといえるでしょう。
やや斜度が緩い分中級者にウケがいいコースとなっています。
またコース整備もカンペキながら滑走者が多い分荒れる速度も速いのが難点かな。

ということで週末は少々混み合うコースのようです。

 クリッパーBコース
 最大斜度25度 平均斜度11度 距離1020m
クリッパーAに比べ滑走者がやや少ないのが嬉しいコースです。
斜面は緩めの中斜面でありAコースとほとんど変わらない内容です。

ここスプリングバレーの特徴にこのクリッパーBやAのような線的な中緩斜面が非常に多く、滑走しやすい斜面なのだが裏を返せば特徴がない、コースが多くなっているのも事実である。

地形上どうしようもない部分もあるがいわゆる「飽き」がきてしまうスキー場なのかもしれない。

 メイフラワーAコース
 最大斜度24度 平均斜度16度 距離340m
クリッパーBコースのさらに外側にあるのがここメイフラワーである。
こちらも上記2コースと同じような内容でイメージが掴みづらいコースであった。

またここスプリングバレーはスキー場の欠点でもある斜面全体がほぼ南に向いている点で雪解けが早く、同様に天気のいい日には雪質が悪くなる傾向がある。

明るい雰囲気なのであるが左写真でもお分かりのように既にこのコースではコース上に土が出てきてしまっている。

 メイフラワーBコース
 最大斜度24度 平均斜度12度 距離613m
コース的には面白そうなんですがここメイフラワーBコースにはポールが張られていて完全にクローズです。

よって今回のスプリングガレーではハイスピードでの大回り滑走ができる斜面の存在はありませんでした。

尚、下に見えるメイフラワーペアリフトは今シーズンの営業を終了したようです。

機能的でセンスのいいレストハウスです。
一部センターハウス的要素も兼ね備えていて利用価値は高いですね。
この施設の評価は高いです。
ここがレストランの内部となっています。
天井がガラス張りとなっていて非常に明るい雰囲気ですね。イス、テーブルがやや安っぽい印象ですが、それも建物の雰囲気とはミスマッチしていない分違和感はないです。
これは珍しい食事の量り売りです。「オリジン弁当」のようなシステムで1g=1.5円だそうです。
これなら子供でも適量の食事が取れますね。
無論これ以外の定番メニューもありますよ〜

 クレセントAコース
 最大斜度25度 平均斜度11度 距離1020m
最上部に位置するクレセントエリアにやってきました。
このクレセントA
コースはクレセントシュートを迂回する初中級向けのコースとなっています。
今回の来場時の天気は晴れていて周辺の山々が見渡せて眺望のいいスキー場だと実感しました。

また遠くには仙台市内から、太平洋まで望むこともできました。
開放的な雰囲気は◎ですね。

 クレセントBコース
 最大斜度20度 平均斜度12度 距離370m
極々短いコースですが白樺林の中を滑る中緩斜面です。
特徴はないコースなんですが、雪がビシッと締まっていて思いのほかスピードが出るコースとなっていました。

 クレセントシュート
 最大斜度36度 平均斜度18度 距離355m
こちらがこのスプリングバレーで最難関のクレセントシュートコースになります。ほぼ全面コブに覆われていて難易度はかなり高めとなっています。
通常コブとは違い溝コブのラインが多いのも特徴ですね。
いかに滑走レベルの高い方が繰り返し滑ったのかが伺えます。

コブ好きの滑走者は間違いなくこのコースを選ぶ事でしょう。

 サンデッキAコース
 最大斜度11度 平均斜度11度 距離283m
最後に訪れたのがここベースにあるサンデッキコースです。
コースはペアリフトの左右に広がるAとB。

数値的には差があるものの、かっそう体感的には全く同じ内容と考えてもらって大丈夫です。
初級者ご用達のエリアでり、他コースから滑り込みもできないため滑走者はのびのびと遊ぶことができますね。

緩斜面としては最高の部類に入るコースじゃないでしょうか?

駐車場・その他
駐車場は1000台収容で完全アスファルト舗装です。ゲレンデからさほど離れておらずありがたい存在です。
また嬉しいのが写真でもお分かりのように車の間隔が広い駐車場であり、隣の車のドアがぶつかる心配も少ないのがうれしいです。
最近は都心のスーパマーケットの駐車場のようなギチギチに詰まった駐車場も存在していますが、ここスプリングバレーはそんなことがありません。

ここスプリングバレーのリフト券のシステムが時間制をとっています。
4時間3000円、6時間3300円、8時間3800円となっている、時間券の設定は嬉しいのだが、やや高めかな?と思われる点と2時間券の設定もあればと思う。