国見岳スキー場
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束2678-1 TEL  0585-57-2151   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース5/W3,S1
 Top−Baes (標高差) 900m-750m(150m)
 最大滑走距離/最大斜度 1000m/25度
 主体コース 中緩斜面
当日データ 2008/3/8(土)
 天候 晴れ
 積雪量 100cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち 特に無し/待ちなし
 アクセス道路状況 ほぼドライ
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 1 3 3 2 1 2 2 4 3 2 4 1 2 2 2 1 2 1 40

どんなスキー場?
岐阜県と滋賀県の県境、西美濃エリアにある小さなロコスキー場である。コースはメインの第一ゲレンデと第二ゲレンデに別れており中斜面が中心も構成。 但し双方のゲレンデへの行き来がやや面倒であり、その辺りの改善が成されればもっと利用価値は高まると思います。混雑とは無縁でロングコースこそ無いものの真面目なスキー場といった印象ですね。 当スキー場で最大のウイークポイントはアクセス路になると思います。スキー場手前数キロに渡ってのアクセス路がめちゃくちゃ狭いんです。車1台しか通れないヶ所がいくつもありガードレールも無い部分も点在しています。北海道や東北地方でもこれだけの狭いアクセス道路を利用するスキー場は来場した事がありません。民家の軒先を通る部分もあって改善は難しいと思われるが対策はやはり必要ですね。
足跡

東名高速を利用してスキーに出かけるのは何回目であろうか?
どうもこの東名高速の夜間走行は苦手なんですよね。ほぼ9割方が大型トラックであり走っていても本当に圧迫感があります。それにスピード上げないとあおられちゃうし。毎回嫌な思いをするんですよね。 そんな東名、名阪を乗り継ぎ関が原インターを下車したのは午前5時頃でした。
高速を降り途中の一般道は、畑の中を進むやや分かり辛い道、こんなアクセスにはやっぱりカーナビが強い見方になりますね。でもその道案内に車を進めると道がどんどん細くなり民家の軒下を通過する程度の心持たない状況になってきてしまいました。「本当にこの先にスキー場あるのかな?」そんな不安な思いを抱いているとポンとスキー場の駐車場が現れほっとしました。
山と山に囲まれた谷あいのスキー場です。

 中央ゲレンデ
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離350m
  (数値は体感)

上部は第3リフトから直接滑りこめるようになっているが、コース整備も余りよくなく一般的ではない。
ここのメインは中間から下部に広がる緩斜面であろう。
コース幅も広く斜度も緩いため初心者の姿が非常に目立つゲレンデとなっています。 このスキー場に御願いしたいことが1つあるんですね。それはリフト乗り場とセンターハウスまでの段差なんです。ちょっとした距離ですが、かなりの急勾配を歩いて登らねばならず初級者でなくてもかなりめんどくさい登りなんですね。
下部の整地をどうにかしてもらいたいです。


 トラストゲレンデ
 最大斜度20度 平均斜度13度 距離650m  (数値は体感)

3リフトを利用するもう一方のコースがこのトラスゲレンデです。
リフト降車後は細い尾根状態の中斜面、後半に中央ゲレンデへ滑るこむ内容は変化に富んでおり非常に楽しめるコースとなっています。
また当スキー場のメインコース的存在であり、滑走者も初中級者からレーサーまで幅広くいつも賑わっている印象ですね。
空いていればお勧めできるコースです。

但しもったいないのが御覧のようにコースのど真ん中にリフトの支柱が存在することです。

このスキー場の特徴にどのコースにもこのリフトの支柱が結構邪魔をしているといった感じで圧迫感を与える印象でした。

簡単にリフトの架け替えなんかできないんですが、昔の設計時にその辺を考慮できなかったのかと悔やまれますね。


 ユートピアゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離750m  (数値は体感)

中央ゲレンデと谷で分離されたコースでありお互いの行き来はベースでの歩き出なければできない。
この行き来もやや距離がありスキーを履いての往来は困難を極めています。
一方コースは上級者が好む中、急斜面であり写真右側にはコブのラインも存在しています。

コース取りによってはカービング、不整地と選ぶことができ滑走者のほとんどのレベルはかなり高いように感じました。


 カモシカゲレンデ
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離1000m

3リフトを利用して滑る緩斜面です。
滑走する人がかなり少なく閑散とした雰囲気である。以前はこのコース専用のリフトも架けられていたようであるが現在はその痕跡を残すに留まっている。
上級者の混在滑走もなく初級者がのんびり滑るには最適なコースですね。


 センターハウス
昔ながらのセンターハウスであり、全てのものがこの中に揃っています。
しかしながら、暗い、室内が本当に薄暗いんですね。

もう少し改善できないのかな?

メニューの写真は撮れませんでしたが、「さば味噌」なんていかにもローカル色が濃いメニューも存在しました。

 アクセス路
上記でも記入しましたが、スキー場までのアクセス路です。
幸いに来場した日は路面に着雪もなくスムーズなドライブができましたが、写真のように狭い部分が数キロ続き勾配もきついため降雪時はかなり神経を使う運転となるようです。

また民家のひさしが道路間際まで出ているので、屋根から滑り落ちた雪は直道路に落下しそうでこれも恐ろしいですね。

写真左側のプレハブからは一気に雪が落ちてきそうな雰囲気でした。

駐車場・その他
アクセス路とともに厄介なのがこの駐車場です。
無料なのは非常に嬉しいんですが、来場した日は気温も高く、駐車場は写真で見るよりもさらにドロドロ状態でした。無論車の中もドロだらけで帰宅後の洗車が大変です。

アスファルトとまでは言わないけどせめて砂利でも敷いてくれれば多少なりとも防げるんですけどね。
筆者の知り合いに車を非常に大事にする人がいてこのような駐車場を眼のあたりにした場合は即Uターンしてしまうこと間違いなしですね。

総括してあまりいい印象のなかったスキー場でした。逆にいうと改善点をひとつづつクリアできればもっといいスキー場に生まれ変われる可能性があるということですね。
今後を期待したいものです。