栗子スノーパーク
山形県米沢市板谷529-14  TEL 0238-34-2311   公式サイト
基本データ
 規模 中規模
 コース数/リフト数 コース6/Q1,W2、S2
 Top−Baes (標高差) 950m-600m(350m)
 最大滑走距離/最大斜度 2000m/33度
 主体コース 中斜面
当日データ 2008/3/1(土)
 天候 大雪
 積雪量 210cm
 雪質 湿雪
 混雑/リフト待ち 特に無し/待ちなし
 アクセス道路状況 圧雪
スキー場ミシュラン (1〜40★・41〜50★★・51〜60★★★・61〜80★★★★・81〜100★★★★★)  ★★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
3 3 5 2 5 3 4 2 4 3 1 3 2 2 2 2 3 2 2 53

どんなスキー場?

福島県から山形県米沢市に通じる国道13号線の栗子峠にあるスキー場で車でのアクセスは非常に便利です。
スキー場は中規模でベース付近に中急斜面、上部に緩斜面という配置であり通常のスキー場とは逆の構成。
スノーパークの名前が示すように、ボードのアイテムの充実度は高く、近隣のボーダーから支持を得ているようです。
ここという特徴はあまり無いが、各レベルの滑走者に見合った斜面がありグループでの来場にはお勧めできるスキー場ですね。またベースに立つ栗子温泉ホテルはリーズナブルな値段で利用ができ連泊してのスキー滑走には非常にありがたい存在です。北関東や福島からの来場者には利用しやすいスキー場ではないでしょうか?
足跡

先週の米沢スキー場レポの帰りに寄ったところ猛吹雪の影響でリフトが動いておらず2週連続での来場となってしまいました。
ここ栗子スノーパークは上記でも記載したとおりアクセス面で非常に便利な場所にあり東北道福島飯坂インターからも30分程度の距離となっています。幹線国道であり除雪状態も良くアクセスにはあまり心配がいらいなスキー場です。
さて今回の栗子スノーパーク到着は7:30頃で、その時はそこそこ天気もよさそうに見えたんですが、実は後々大変な状況に変化するなんて予想もしていなかったです。
本当に山の天気の急変には参りました〜

 レインボーコース
 最大斜度33度 平均斜度27度 距離500m

8:00のリフト運行開始を待って一番に乗り込みました。
天気は時間を追うごとに暗くなってきました。(^_^;)

さて朝一番の斜面はベースから仰ぎ見るレインボーコースです。ベースにありながら当スキー場最大斜度を誇っています。
急斜面ながらコース整備はバッチリ!大回りにはややきつすぎる斜度ではありますが、滑走者も少なく荒れた部分も少ないので体を落としていける内容となっています。
斜面的に滑走者の多さですぐにコブだらけになることが予想されるコースだけにこのような滑走は本当に朝の数時間しかないことでしょう。

 エコーコース
 最大斜度25度 平均斜度8度 距離600m

レインボーコースの迂回路的なコースのエコーコースではありますが、コース幅もかなりワイドであり初中級者が滑走するに非常に適したコースではないでしょうか?
またコース左側には人工ウエーブも作られていて「遊び場」的要素も十分に含まれていますので意外に飽きが来ないコースかもしれません。

初中級者には一押しコースですね。

 スカイラインコース
 最大斜度20度 平均斜度8度 距離700m

さてさてリフトを3本乗継で最上部のスカイラインコースにやってきました。
リフト運行に時間差があるので待っていると、天気がいよいよ悪くなってきて雪と風が出てきてしまいました。運行したばかりのリフトが止まる前に滑走してみます。

コースは全体を通して緩斜面であり初心者向けコースと言えるでしょう。
林間の落ち着いた雰囲気でありのんびりと滑るのに適しているかな?
左写真は降雪後のコースであり、浅目ながら新雪を楽しむボーダーの姿が目立ちました。

 バレーラインコース
 最大斜度20度 平均斜度12度 距離650m

スカイラインコースからストレスなく滑り込めるのがここバレーラインコースです。
林間のスカイラインから一気にオープンバーンのバレーラインに飛び込むとその広さにほっとすることでしょう。
斜面は中緩斜面、ゲレンデサイドにはポールも立っていますが全く邪魔になるレベルではなくバレー第一リフトを利用して幾度も滑走したくなるコースではないでしょうか?

 ゴールドラインコース
 最大斜度25度 平均斜度12度 距離700m

一方こちらはパーク主体のゴールドラインコースです。
生憎コース整備のため入り込むことはできませんでしたが、各種のアイテムが設置されていて、飛び系のボーダーには楽しめる場所ではないでしょうか?

ベースの栗子温泉ホテル兼スキーセンターです。多機能であり非常に利用しやすいホテルです。ゲレンデに直結しているのも評価できる内容です。 ホテル内のレストランです。朝の早い時間帯でしたので利用している人はまばらですが一般的なスキー場内のレストランと思っていただいてOKです。 レストランメニューです。特徴のあるメニューは残念ながら見かけられませんでした。
お値段も極平均的でした。

 グランプリコース
 最大斜度30度 平均斜度17度 距離1500m

雪がかなり強くなってきてホテルとゲレンデを行ったり来たりの時間が多くなってきました。
場合によっては視界が全く効かずレポもできない状況です。
そんな中雪が小降りになったときを見計らって当スキー場のメインゲレンデグランプリコースにやってきました。

このコースは中斜面が主体であり、特記するのはそのコース幅です。また単なる一枚バーンではなくそのコース変化は上級者にとって滑走自体の楽しみを再確認させてくれる内容になっています。
オフピステ、整地、コブと揃ったコースは是非とも滑っていただきたいコースと感じました。

こちらのコースはナイターでも滑走ができますので一日滑っても滑り足りない方は夜9:00まで営業しています。

 クワッド乗り場

番外編ですが、クワッドリフト乗り場が当初全く分からず右往左往してしまいました。
御覧のように雪の降り方が強く視界が悪かったこともあるんですが、乗り場はコース下のトンネルが入口となっていました。

駐車場・その他
駐車場はかなり大型であり、駐車台数も1000台が可能。
土日祝日は500円、平日無料となっていて、国道13号線に面しています。 今回来場時は大雪に遭遇しましたが、場内では除雪作業が行われており整備は万全でした。

ホテル内に日帰りでも入浴可能な温泉あり、土日のみではありますが、利用料金も500円とリーズナブルです。