治部坂高原スキー場
長野県下伊那郡阿智村浪合1192 TEL 0265-47-1111   公式サイト
基本データ
 規模 小規模
 コース数/リフト数 コース3/W4
 Top−Baes (標高差) 1350m-1160m(190m)
 最大滑走距離/最大斜度 1200m/30度 (第2ゲレンデ)
 主体コース 緩斜面
当日データ 2008/2/16(土)
 天候 快晴
 積雪量 110cm
 雪質 ハードパック
 混雑/リフト待ち 第1ペアA,Bに5分/第1ゲレンデに混雑
 アクセス道路状況 朝方の153号線で凍結
スキー場ミシュラン (1〜30★・31〜50★★・51〜70★★★・71〜90★★★★・91〜100★★★★★)  ★★
規模 コース 自然 リフト 施設 リフト代 アクセス 駐車場 キャスト 合計
面積
(8)
急斜面
(8)
中斜面
(8)
緩斜面
(8)
コース幅
(7)
連続
滑走
(7)
雪質
(7)
積雪量
(5)
コース
混雑度
(5)
眺望
環境
(7)
配置

(3)
待ち
時間
(5)
セン
ター
(3)
レスト
ラン
(3)
トイレ
(3)
1日券
(3)
ICの距離
除雪状況
(5)
料金
除雪

(3)
基本
姿勢

(3)
100
2 2 2 5 4 2 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 1 2 44

どんなスキー場?

国道153号に面した縦に長い小規模スキー場である。
このスキー場は各施設は機能的であり全てがセンターハウスに集約されていて非常に利用しやすい。また各キャストの接客対応は非常に好感が持て、ファミリー層が多い中手助けで盛んに動き回っている姿が目に付いた。
サービス業としての本来の意味が判った行動である。
ゲレンデは下部に緩斜面、上部に中斜面の配置で短いながらコブのラインも存在する。来場の中心はファミリー層が中心ではあるが、足に自身のあるお父さんは上部での滑走が楽しめるスキー場です。
足跡

平谷高原は短時間で切り上げ早々に次の治部坂高原へ車を進めました。時間も早いし駐車スペースはまだたくさん残っていると思っていたのですが治部坂高原に到着すると既にゲレンデ側の駐車場はいっぱいで道路を挟んだスペースへの誘導となりました。ゲレンデまではさほどの歩きを強要されることはないんですが、混雑必至でしょうか?
結構な入込ですね。

 第1ゲレンデ
 最大斜度18度 平均斜度10度 距離650m

先ずはメインゲレンデとなっている下部の第一ゲレンデを偵察してみます。
このコースは初心者向きの緩斜面。
非常になだらかなコースとなっていて滑走者も子供の姿が目立ちますね。
またリフト下への滑りこみを制限していてネットできっちり覆われているところも管理の高さがうかがえます。
非常に明るい雰囲気であり、ファミリーには最適なコースではないでしょうか?

 第2ゲレンデ(整地)
 最大斜度30度 平均斜度18度 距離450m

緩斜面のあと今度は第2ペアリフトに乗って最上部の第2ゲレンデにやってきました。
ここも平谷高原同様に今回は非常に雪質が良かったですね。左写真の雪煙でお分かりになりますよね。
斜面は整地とコブの2種類に分かれています。
先ずはこの整地から。
上部は斜度こそ中斜面ながらコース整備が行き届いたバーンであり結構なハイスピードコースに仕上がっています。
また後半には斜度が緩むものの一定した速度が楽しめるコースですね。
カービングバーンといってよいでしょう。

 第2ゲレンデ(コブ斜面)
 最大斜度30度 平均斜度18度 距離450m

次はこちらのコブ斜面となります。
スキー場で唯一のコブ斜面であり、距離は極々短いものになりますが、山の陰で雪質も安定した硬めのコブがびっしり張り付いています。
極端に大きなコブではなく、また斜度も適度であり練習するにはいい斜面ではないでしょうか?
リフトをくぐるまでこのコブが続いています。

 第3ゲレンデ
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離400m

次にやってきたのがここ第3ゲレンデ。
第2ゲレンデとはスノーマシンを挟んで反対側のコースとなっていて基本的な内容は第2ゲレンデと同様になっています。
一部リフト側(左)は未圧雪のコースも残されていて自然降雪があった場合は新雪も楽しめるようになったコースなんですね。

写真のように中央にガンタイプのスノーマシンがあるように、あまり降雪量の多い地域ではなくこのスノーマシンに頼るところが多いんです。でもその分一定の降雪作業で雪の付き方も安定してますね。

多目的スキーセンターです。
基本的には滞在型スキー場ではありませんのでこのセンターの役割は結構大きいものになります。必要なものはほとんど完備されていました。
こちらはセンター2Fのレストランです。
お昼前ではありましたが、そこそこの人が利用していてやはりピークにはキャパオーバーが予想されちゃうかな?
レストランメニューですが種類が多いですね。お値段は平均的かな?手間は掛るかもしれないけど来場者に子供が多かったので子供向けメニューを充実させると喜ばれるでしょう。

 道路との境

上記でも書きましたがコース管理は結構しっかりされているスキー場ですね。
左写真はコース最下部と道路の位置関係コースと道路の間が通路となっています。
もし右のオレンジのネットと左緑のネットがなければ滑走者は国道に飛び出しちゃうこと間違いないくらい道路に隣接したスキー場です。

 キャストの動き

スキー場に数多く足を運ぶたびにキャストの動きも見るようになりましたが、このスキー場はきちっとした対応をされていました。
初心者や子供にたいして手を携えて乗り場まで誘導し、乗せてあげる。
簡単なことですがこれだけ来場者に子供がいるとかなりの重労働になるはずなんですが、常にそんな動きが確認できました。

 スレッドゲレンデ

こちらは他コースと完全にセパレートされたソリ専用コースとなっています。
右端にはベルトコンベアーも設置されていて安心して雪遊びができるようになっているところが小さな子供をもつ親には嬉しいんでしょう。

 隣接する温泉

スキー場を見渡せる位置に日帰り温泉もあるんです。
子供がスキーに飽きてしまったり、遊び疲れた時には本当にありがたい施設です。

駐車場情報

駐車場は第五エリアまであり総数1000台が駐車できるようになっています。
どこに停めても極端に長く歩かされることも無いのでありがたいです。
尚、土日は500円、平日無料となっています。