会津高原 だいくら
コース数 8コース
リフト数 Q1、T1、W4
標高差 300m
最大滑走距離 2500m
最大斜度 25度 トライアルコース
コース混雑 センターゲレンデに混雑
リフト待ち クワッドリフトに5分
リフト券代 大人1日券 4200円
駐車場代 土日1000円 平日無料
最寄インター 沼田インターより 19km
レポート日
2007/4/14(土)
天候 晴れ
積雪量170cm
雪質 ザラメ

まだまだ積雪豊富なたんばらです

首都圏から一番近い本格的なスキー場それがたんばらスキーパークです。
眼下に玉原湖、左には赤城山を眺めながら滑走するローケーションは首都圏からこんなにも近い事を忘れさせてくれるほどの素晴らしさが有りますね。
また関越道沼田インターを利用するスキー場は数多いんですが、そのスキー場群とはインター出口より反対方面へ進むので一般道での渋滞もなく安心です。
さて肝心のスキー場はといいますと先ずコースは緩斜面が主体の全8コース。このコースを効率のいいクワッドリフト一本でカバーしています。
緩斜面が多いスキー場なんですがそればかりではなく、アグレッシブな上級者にはトライアルコースのコブ斜面が待ち構えており腕を見せる事も十分にできますね。
またここたんばらの魅力のもう一つはシーズンが凄く長いんですね。特に春スキーは周りのスキー場がクローズしていく中、毎年GWまで頑張ってくれています。近いんですが本当に頼りになりますね。
足跡
夜半の大雨。朝4:00に起きたもののどうしようか迷ってしまいました。
先ずはパソコンで群馬方面の天気を確認すると雲の通り道は沿岸の地域だけで群馬県内は殆ど降ってないですね。また回復傾向なんで迷わずたんばらへ向け出発です。
今回は近いんで下道派の私もラクラクアクセスです。
スキー場に到着したのは8:00ちょっと前で予想通りの快晴の天気です。
残り少ないシーズンです。たんばら楽しんできます。

 センターコース (ゲレンデマップA)
 最大斜度22度 平均斜度10度 距離1450m
リフト二本を乗り継いでゲレンデトップから滑り出すセンターコースにやって来ました。ここたんばらで一番人気のセンターコースは距離の長い中斜面でクワッドリフト沿いを滑るコースです。
中間より上部がやや斜度があり、下部になるにしたがって緩斜面に変化するコースですね。
人気が有るという事は滑走者が当然多くなっています。
ハイシーズンの週末ともなると大回りでの滑走が困難な時もあるのでそんなときは無理せずスピードは落とし気味にしましょう。

 トライアルコース (ゲレンデマップB)
 最大斜度25度 平均斜度15度 距離800m
スキー場きっての急斜面。とは言っても最大斜度は25度なんで意外と滑りやすい斜面かも?
コースは上部から中間までに幅全面にコブが張り付いています。コブの練習には最適なコースですね。両サイドは比較的にコブの大きさもマイルド!慣れてきたら真ん中へ移動するといった練習方法がいいかな?
第4ペア沿いでありリフトからの注目度も満点です。
この斜面は使えますよ〜

 レイクウッドコース (ゲレンデマップC)
 最大斜度22度 平均斜度13度 距離900m
トライアルコースを大きく迂回するコースです。前半は中斜面、後半は緩斜面に移る内容で比較的に空いているコースですね。
名前の通りにコースからは眼下に玉原湖が見えのんびりと滑走するのにはいいコースです。
第4ペアを利用して滑走できるのでクワッドリフトが混雑したらこちらに逃げる手もあります。

 フォレスターコース (ゲレンデマップD)
 最大斜度18度 平均斜度10度 距離1600m
ウッディーコース途中から枝分かれするコースであり、比較的に滑走者も少ない穴場的コースですね。
前半は斜度感のある中斜面。後半に緩斜面と変化しています。初級者には前半が少しだけ辛いかな?
コース幅がやや狭いですが、他コースが混雑している時にはこのコースが空いていて逃げることができますね。

 ウッディーコース (ゲレンデマップE)
 最大斜度15度 平均斜度7度 距離2550m
クワッドリフトを降車後右側に進むとこのウッディーコースに入ります。
林間の緩斜面であり、初級者が山頂から滑るのにちょうど良いコースではないでしょうか?
少し幅の狭い中間部から第3ペアをくぐった辺りのコース後半は雰囲気も非常によく楽しい滑走ができる事間違いなしですね。
初級者には一押しコースです。

こちらは上部のレストランです。
レストランはベースにもう一ヶ所ありますがシーズン中は大変な賑わいです。できれば時間をずらして食事を取るようにしたいですね。
こちらはレストランメニューです。上部も下部も基本的に同じメニューのようです。
お値段は関東近郊のスキー場の平均的な価格ですね。
こちらはベースリゾートセンター内のお土産コーナーです。商品も豊富でお土産選びも困っちゃうほど。
ここでしか見ないたんばりん携帯ストラップも発見!

 チャレンジコース (ゲレンデマップF)
 最大斜度16度 平均斜度10度 距離650m
ウッディーコースを滑り続けるといつの間にかこのチャレンジコースに入ってきてしまいます。
コースは短めの緩斜面ですが、コース幅も上部のウッディーコースよりも広くなっていて滑りやすくなっていますね。名前がチャレンジなのでどんな急斜面かと思われる人もいますが、ここは初心者がステップアップするためのチャレンジコースと思ったほうがいいですね。それでも初心者にとってこのコースの斜度は怖いのかな?

 マルチユースバーン (ゲレンデマップG)
 最大斜度8度 平均斜度7度 距離250m
ウッディーコースの最下部で枝分かれするコースですね。
このコースに入り込まないとファミリーを降りなければ成らず、再度ベースから上がってくる必要性が出てしまいましのでちょっと注意です。
コースは緩斜面ですが、コースにウエーブがかかっていてちょっとしたアクセントになっています。
第3ペアを利用して繰り返し滑走できるので元気な子供には喜ばれる事請け合いですね。
コース幅も比較的広いので初級者でも圧迫感が無く楽しめることでしょう。

 ファミリーコース (ゲレンデマップH)
 最大斜度10度 平均斜度5度 距離750m
スキー場最下部に位置するこのファミリーゲレンデはある意味たんばらの看板コースでもあるかもしれません。
初めてスキーを履く人初めてリフトに乗るボーダーさんにはうってつけのコースだと思います。
先ずは斜度がありません。途中で止まってしまうぐらいの斜度ですので恐怖心もかなり和らぐはずですね。
また上級者は上部で滑っていますので下にはなかなか降りてこないところもいいですね。ゲレンデデビューするならまさにこのコースで間違いはないでしょう。

 上部コ−スとクワッドリフト
シーズン中は人気もクワッドリフトもこの時期はリフト待ちも許容範囲の5分程度となっていてガンガン滑る方には嬉しいですね。
来場者も適度な人数であり、滑走充実度は上がりますね。

青空の似合うたんばらです。

駐車場情報

駐車場はセンターハウス前に大規模が1ケ所他に2ヶ所の駐車場があり3000台の収容が可能です。
センター前はアスファルト敷きで除雪状況も完璧なので安心です。
総評
 たんばらの一つの利用方法を見た気がします。シーズン中は大人気のたんばらですが、4月も中旬になるとかなり混雑も緩和されていて滑りに集中できますね。
また稼動リフトは2本だけでしたが、全コースをカバーしており特に他のリフトを動かして欲しいということはありませんでした。関東近郊でここまで充実した内容の春スキーが出来るのはたんばらだからかな?