会津高原 だいくら
コース数 18コース
リフト数 Q3、W3
標高差 447m
最大滑走距離 3200m
最大斜度 38度 チャレンジBコース
コース混雑 ダウンヒルCに混雑
リフト待ち αライナーに5分程度
リフト券代 大人1日券 4800円
駐車場代 土日1000円 平日無料
最寄インター 高鷲インターより 10km
レポート日
2007/3/24(土)
天候 ガス、雪
積雪量120cm
雪質 湿雪

岐阜のビッグネームに初来場
奥美濃エリアで最大級の滑走エリア、施設の充実、多彩なパークなど、来場者を飽きさせない魅力が満載のゲレンデです。
コース難易度は中斜面がメイン。また中長距離のコースも多く滑り応えのある内容です。
またスキー場内に流れるDJと音楽はミニFM局を思わせる雰囲気でゲストとスキー場双方のコミニュケーションが取れていていい雰囲気ですよね。
志賀や蔵王でこれを真似しろとは言いませんが、こんなスキー場増えてもいいかもしれませんね。
また、2007シーズンより期間限定ではありましたがお隣の高鷲スノーパークとのリフト券共有もテスト敵に実現しました。今後益々暑くなるダイナランドです。
足跡
久々に奥美濃に足を運ぶ事になりました。
自宅からは300qそこそこで、猪苗代近隣のスキー場よりは意外にも近いのが魅力のスキー場です。
天気予報では生憎の雨模様で今回来るのを迷ったんですが今後ゲレンデコンディションが改善される見込みも薄いんで無理を承知で今回足を運んで見ました。
スキー場に到着したのは8:00頃で既に営業を始めているダイナランドの立体駐車場には車がいっぱいでした。この立体駐車場は関東の川場スキー場のような本格的なものではなく、鉄骨を組み合わせただけの街にある簡易的な駐車場です。よって天井が低いんですよね〜。

さてさて初来場のダイナランドはどんなところかな?

 ダウンヒルコース
 最大斜度24度 平均斜度15度 距離3200m
このスキー場広い割りにクワッドリフト3本でほぼ全コースをカバーしてるんで結構効率がいいんですね。
さてさて一本目はどのコースにしようかと思ってたんですが、センターハウス横から出ているαライナーに乗ってここダウンヒルコースにやって来ました。
このコースはほぼストレートの中斜面。
上部はややキツメの斜度ではありますが、全体的に高速ターンが似合うコースとなっています。人が少ない時間帯に大回りを楽しんじゃいます。
雪質はこの時季決して上等な部類ではありませんがそれでも適度にエッジが噛んでくれるんで思いのほか体を倒しこめますね。

 パラダイスBコース
 最大斜度25度 平均斜度17度 距離730m
続いても同じαライナーから出発するコースで先ほどのダウンヒルコースの外側を滑るコースです。
左写真は上部のパラダイスBコース。
林間の中斜面はやや距離は短いもののコース整備も行き届いており中廻りでの滑走が適していますね。
意外に滑走者が少ないの幸いしてライン取りは自由でした。

 パラダイスAコース
 最大斜度24度 平均斜度11度 距離3000m
上部パラダイスBコースからストレスなく滑り込むパラダイスAコースは緩斜面の谷あいのコースですね。
どうやら1本のコースを上部と下部で名前を変えているようです。緩斜面ではありますが、この部分のみを滑る事はできず上部のBコースと通しての滑走となります。

 乙女コース
 最大斜度16度 平均斜度13度 距離1000m
ダウンヒルとパラダイスの間にもう一本のコースが存在します。それが次ぎに滑る乙女コースです。
乙女なんて名前が付くぐらいだからかなりの緩斜面かなと思っていたらこれがそこそこ斜度もあるんで面食らいました。
緩めの中斜面?キツメの緩斜面?そんな感じですね。
但し下部になるにしたがってコース幅がワイドになるため圧迫感はありませんでした。

 モーグルコース
 最大斜度20度 平均斜度18度 距離200m
なななんと更に乙女コースとダウンヒルコースの間にも短いコースが存在します。
モーグルコースです。
但し斜度がかなり緩めのコースなんで中級者でもチャレンジが可能だと思いました。
生憎来場時はクローズしていたようで滑走の機会はありませんでした。
コース幅がご覧のように狭く途中でエスケープする事ができないようになっています。

これがスキーセンターです。多機能なセンターで何でも揃っちゃいますね。
黄色に塗られた建物は遠くからでも目立ちますね。
こちらはレストランです。席数も多く明るい雰囲気ですね。入り口にはDJブースもありどんな人が居るのか覗きたくなっちゃいますね。 こちらはおなじみレストランメニューです。飛騨ではないけど飛騨牛コロッケセットは食べたいメニューですね。

 神中Aコース
 最大斜度28度 平均斜度13度 距離2600m
今度はαライナー降車後反対側へ滑り込んでみましょう。
基本的にこちらは緩斜面の神中Aコースのみが滑走できるコースです。
緩斜面のロングコースで谷あいのコースで眺望はあまりよくありませんが、その分初級者がストレスなく最後まで滑り続ける斜度が続いていますね。

 神中Bコース
 最大斜度30度 平均斜度20度 距離700m
緩斜面のロングコースを滑り終えたあとまたまたダウンヒルコースを滑り途中で枝分かれする神中Bコースに滑り込もうとしました。急斜面でコブと思ったら、ご覧のように雪不足でコースはクローズしていました。
残念ですね。
コースはリフト下を通るまでが斜度のキツイ部分。その後はコース幅もグッと広がる中斜面へと変化するコースで、リフトからの視線が痛そうなコースですね(笑)

 チャレンジBコース
 最大斜度38度 平均斜度27度 距離610m
いままでずっとαライナーばかり乗車していたため今度はβライナーに乗車してこの急斜面チャレンジBコースに入り込んでみました。
こりゃ確かに急ですね。またコース幅も狭くおまけにねじれてる!
新雪が降った後は間違いなくパウダーゾーンになるでしょうね。
但しこのコースを滑りきると神中Aコースの緩斜面が待っています。

 チャレンジCコース
 最大斜度32度 平均斜度22度 距離780m
チャレンジBコースのお隣のチャレンジCコースに続けてトライです。滑り出しの急斜面部分は無いがその後はBコースと同じような内容の急斜面です。
立ち木が多い分ラインも必然的に決まってきておりコブ斜面になりやすいコースですね。

 スカイラインAコース
 最大斜度31度 平均斜度18度 距離2200m
βライナーを利用するメインのコースがこのスカイラインAコースです。
上部はキッチリ整備された急斜面。大回りですべるとかなり楽しいコースです。左写真の一本の立ち木ほりコースは大きく左へ曲がっていきます。
中間よりはコース幅のワイドな中緩斜面へと変化して行く何本滑っても飽きの来ないコースですね。

 スカイラインBコース
 最大斜度28度 平均斜度17度 距離2400m
一方こちらはスカイラインAコースを大きく外側に回りこませる配置のスカイラインBコースです。
お隣の高鷲スノーパークと接しているのもこのコースで、その接し方もネット一枚のみという内容。
ネットを取れば簡単に相互の行き来が可能となります。
そんな声が多かったのかな?この2007シーズンより試験的にリフト券の共通が成されていました。今後に期待ですね。
右の写真は量スキー場のリフト券交換場所です。
ここでICカードを交換して行き来します。
まだテスト的なんでこんな方法なんでしょうね。

 から松ゲレンデ
 最大斜度15度 平均斜度11度 距離420m
スキー場ベースの初級者が遊べるゲレンデがここ、からまつゲレンデとお隣の第6ゲレンデです。
コース幅はそれほど広くは無いんですが斜度は緩くスピード調節も比較的に安易にできますね。
上級者は基本的に余り滑り込まないので安心して滑走できるエリアです。

 神中回転バーン
 最大斜度34度 平均斜度22度 距離600m
ベースの緩斜面を滑っているとやはり横の急斜面が気になって仕方ないですね。
またまたダウンヒルコースに足を運びそこから枝分かれするこの神中回転バーンに足を踏み入れました。
上部は深いコブの急斜面。αライン乗車の人の絶好の暇つぶしに熱い視線が降り注ぎますよ〜(笑)

 チャレンジAコース
 最大斜度35度 平均斜度25度 距離600m
(数値は体感)
このチャレンジAコースは現在コースガイドには存在しないコースです。
流石にすべる訳に行かなかったんですが、谷あいの急斜面、コース幅も狭く気合の入るチャレンジングコースのようですね。
なんで閉鎖されたのかな?

駐車場情報

駐車場は立体です。
狭い地形を上手く使っていますね。但し駐車スペースが狭くやや停め辛いのが難点かな?でも悪天候の時は屋根があるんでこりゃラクチン!
総評
コースレパートリーが豊富で滑り応えもあり、雰囲気はめちゃめちゃ元気とくればやっぱり人気が上がりますよね。
ハイシーズン中は混雑も激しいのは仕方ないかな?
今後は高鷲スノーパークとの滑り込みも期待できるので益々人気が上がりそうなここダイナランドです。