会津高原 だいくら
コース数 9コース
リフト数 W3、S1
標高差 480m
最大滑走距離 2000m
最大斜度 35度 エキスパートコース
コース混雑 カモシカCに混雑
リフト待ち なし
リフト券代 大人1日券 2600円
駐車場代 全日 無料
最寄インター 旭川より 1時間50分
レポート日
2007/3/10(土)
天候 晴れ
積雪量130cm
雪質 パウダー

最高の雪質、極上のカービングバーン!
日本一の雪質のスキー場をうたい文句に営業をしている名寄ピヤシリスキー場は北海道の内陸部、名寄市街から程近い位置にある中規模スキー場です。斜面構成、施設面など旭川以北では最大規模のスキー場となっています。
来場は3月の上旬でしたが確かに雪質は最高の状態でした。さすがピヤシリと言いたくなっちゃうほどでしたね。
斜面構成は中斜面が主体でレースバーンやカービングに適したコースがかなり多いです。また未圧雪のコースも上部に点在していて雪質の良さを官能できる内容ですね。
足跡
朝8:00に名寄のホテルを後にして一路ピヤシリスキー場へ向います。
アップダウンも殆どなく30分ほどのドライブでスキー場に到着しました。
大きめの駐車場には殆ど車が無く何処へ停めていいのかちょっと判らなかったが、その分最高の場所に駐車できました。
昨夜の雪も上がり回復傾向で青空も覗いています。
さてさてリフト運行開始を待って早々にレポート開始します。

 チャレンジコース
 最大斜度30度 平均斜度23度 距離750m
 (数値は体感)
スキー場の営業は9:00からです。リフト運行開始を待って真っ先にスキー場最上部を目指しました。
天気は到着時は雲が多かったものの、どんどん青空が広がってきました。
リフトを3本乗り継いで最上部にたどり着いた時はその雲も何処かに消え快晴の天気となっていました。

最上部のチャレンジコースは昨日の降雪でパフパフの圧雪状態。
左写真のようにピステンの跡が誰にも荒されておらずここに一本のシュプールを描く喜びはたまらないですね。

このチャレンジコースは半分が圧雪、残りの半分は未圧雪とどちらでも楽しめる内容になっています。

 パノラマコース
 最大斜度13度 平均斜度10度 距離1200m
 (数値は体感)
チャレンジコースの急斜面から緩斜面のパノラマコースへとストレス無く滑り込んでいきます。
このコースは林間コースですが、明るい雰囲気でコース整備も万全で初心者でも滑りやすい内容となっています。

このコースだけを滑る事もできるのでロング緩斜面をご希望の滑走者には嬉しいコースです。

 エキスパートコース(上部)
 最大斜度35度 平均斜度25度 距離700m
 (数値は体感)
エキスパートにうってつけのこのコースは上部の急斜面部分は全面未圧雪。
非常に柔らかい雪質ですのでコブにすぐなってしまいます。
この距離は比較的に短いんですが毛なり楽しめるコースですね。

このエキスパートコースはベースのセンターハウス前まで続くロングコースなんですが、下部のコースはダイナミックコースとダブッているため上部のみの紹介とします。

 林間コース
 最大斜度10度 平均斜度8度 距離500m
 (数値は体感)
最上部のコースはまだあるんですね。この林間コースは山の反対側をぐるっと廻るコースとなっています。
コース的には林道のような緩斜面でやや面白みに欠けるんですが自然環境はバツグンにいいですね。

青空と雪の被ったダケカンバがいいコントラストになってますよね。
来場時はこの左の斜面でボードの撮影が行なわれていました。
ボーダー達には美味しそうな斜面ですが、一般者は立ち入り禁止です。

 イースタンコース
 最大斜度18度 平均斜度13度 距離1800m
 (数値は体感)
スキー場の最も右側に位置する独立したコースです。
コース幅はかなりワイド!
斜度はやや緩めの中斜面と言ったところでしょうか?
このコースは他のコースからの流入が無くスキー場で一番静かなコースとなっています。
第4ロマンスリフトを利用し繰り返しての滑走も容易なので初級者を卒業した方達のいい練習場になりそうですね。

上部写真がセンターハウスです。奥の建物は「なよろ温泉サンピラー」です。
ロコとは言えない充実度のスキー場ですね。
やはり北海道。センターハウス内は荷物が置きっぱなしですね。別に邪魔にはならないんですがやっぱり見苦しいな〜。
コインロッカーなどを設置した方がいいですね。
こちらは毎度おなじみのレストランメニューです。全くオリジナリティーの無い内容ですね。
食欲が失せるな〜(有っても食べないんですが(笑)) お値段は安めですね。

 ダイナミックコース
 最大斜度25度 平均斜度18度 距離1100m
(数値は体感)
こちらはスキー場のメインコースダイナミックコースです。
一応写真右側がダイナミックコース、左がエキスパートコースと別れているようですが境目は全くわかりません。
基本的に同じコースと思っても問題ないですね。

コース内容はコース幅の広い中斜面。圧雪作業も非常に丁寧で思いっきり飛ばす事ができるかなり面白いコースですね。

 スラロームコース
 最大斜度20度 平均斜度15度 距離1400m
 (数値は体感)
このコースは3つのコースが共有するバーンです。
向かって右にジャイアントコース、左にスーパージャイアントコース。そして真ん中に未圧雪のスラロームコースとなっています。
本来は一つのコース名で十分ですね。

このスラロームコースはコース幅(?)が狭く自然と滑走ラインが一本になってしまい即コブ斜面に変わりますね。

 ジャイアントコース
 最大斜度20度 平均斜度15度 距離1400m
 (数値は体感)
第4リフト沿いを滑るこのコースは難易度こそ低いものの、常時ポールレッスンに利用できる事を売りにしているようです。

コースは非常に素直な中緩斜面。初級者用のポールレッスンにはうってつけのコースですね。

 スーパージャイアントコース
 最大斜度30度 平均斜度18度 距離2000m
 (数値は体感)
コースの距離はスキー場最長です。
ゲレンデトップからベースまで一気に滑る内容で急斜面、中斜面、緩斜面とバラエティーに富んだ内容でポールを張っていなくても滑りたくなるコ^−スですね。
写真は下部の急斜面部分ですが最後にドンっと落ちるところがまた楽しいです。
こちらもコース整備は万全ながら、センターにより過ぎるとスラロームコースの未圧雪部分に突っ込んでしまうので注意ですね。

駐車場情報

駐車場は温泉横に800台ほどが用意されています。無論無料です。
この大きな駐車場も返り間際にはかなりの台数が停まっていました。
やっぱり土曜日ですね。
総評
流石に雪質を売りにするスキー場だけあってかなり満足のいく内容でした。斜面構成も中斜面が主体でカービング派にはかなり受けがいいですね。但しこのスキー場の難点がスキー場の音楽です。ずーっとヒップホップ系の唸っている歌が流れ続けてるのには参りました。それもかなりの大音量で。思わず携帯でクレームを・・・