会津高原 だいくら
コース数 4コース
リフト数 W1
標高差 300m(体感)
最大滑走距離 1100m
最大斜度 44度 ほろたちコース
コース混雑 なし
リフト待ち なし
リフト券代 大人1日券 2200円
駐車場代 全日無料
最寄インター 旭川より 1時間30分
レポート日
2007/3/9(金)
天候 曇り
積雪量210cm
雪質 やや重粉

名物の44度の急斜面をどう攻める?

日本最寒の地ここ幌加内ではマイナス44度を記録したことがある。
そんな極寒の地にあるスキー場雪質が悪いわけが無い、北海道でも指折りのパウダースノーが味わえるスキー場です。
また、決して大きなスキー場ではないんですが、名物の44度の急斜面ほろたちコースを一度は滑っておかないと訪れる意味は半減しちゃいますね。
深雪、整地、林間バランスのとれたいいスキー場それがほろたちスキー場です。
足跡

天気もどんどん回復してすっかり晴れの天気になってきました。当初次ぎに向かうほろたちスキー場は予定に入れるか迷ったんですが訪れ難い場所にあり今後の事も考え無理に組み込んじゃいました。
しかしながら好条件のぴっぷは去りがたい物がありましたね〜
ぴっぷからは約50キロの道のりでしたが3月の日差しは道路上の雪を溶かしてくれてかなりのスピードアップができスキー場到着は14:00でした。(ぴっぷでかなり時間を取られてしまいました。)
さて今回のお目当ての急斜面が目の前にドーンとそびえています。
早速レポート開始します。

 ほろたちコース
 最大斜度44度 平均斜度25度 距離700m
先ずはスキー場のベースに立つと目の前に44度の斜面ほろたちコースが飛び込んできます。
未圧雪の手強そうなバーンですね。
コースは向かって左の林に近くなるにつれて斜度が増しています。右側はお隣のからまつコースと接してい居るんで無理と判断すればエスケープすることもできます。

ロコスキー場のいいところはこんなバーンが隔されてるところなんですよね。
滑走意欲沸いちゃいますね。

 ほろたちコース(上部より)
 最大斜度44度 平均斜度25度 距離700m
これがほろたちコースの上部からの写真です。
ちょっと分かりづらいかな?
残念ながらご自慢のパウダースノーは味わえずやや重たい新雪の雪質です。
こうなるとこの荒れた斜面は相当厄介な状態となっていました。
潜ると板が出てこない!
あわゆく下まで転げ落ちるところでした(危ない危ない)
流石に斜度感は満点ですね。
かなり上位にランクされるチャレンジングバーンでした。

 林間コース
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離1100m
ほろたちコースの急斜面から一転してこちら林間コースは程度名距離と中緩斜面のミックスでほっと一息つけるコースですね。
決してベタベタな斜度ではなく、初級者が十分にスピードコントロールできるコースなんで結構人気も高いかもしれませんね。
但し足前の揃っている地元の方々からすると単なる緩斜面にしか思えないかな?

ご覧のように訪れた時間帯は遅かったですが、滑走の跡はあまり見られませんでした。

 からまつコース
 最大斜度26度 平均斜度51度 距離800m
こちらはほろたちコースとなりの圧雪バーンのからまつコースです。上部の斜度は緩め。
中緩に急斜面の配置でかなりハイスピードなバーンに仕上がっていました。
このコースちょっと注意しなくてはいけないのが視界が悪い時ほろたちコースとの境が分かりづらく、誤って高速ターンのまま未圧雪部分にダイブしそうになるところですね。
斜度が斜度だけに怪我をする要因があります。

 しらかばコース
 最大斜度26度 平均斜度17度 距離720m
こちらは向かって一番左のしらかばコースです。
ここも未圧雪バーンとなっていて重めの雪に悪戦苦闘しました。
また中途半端にコースが荒れているんでちょっと滑り辛かったですね。
もう少しご自慢のパウダースノーだったらめちゃくちゃ楽しいコースになるんだろうな?なんて想像できるコースです。

こちらはベースのロッジ内食堂です。
一般的なテーブル配置ですね。週末はいっぱいになるのかな?
こちらは食堂のメニューです。基本的に地元民のための給食施設なんで目新しい物はありません。お値段もロコの平均的なところかな? リフト券の設定は1日券以外に半日券も用意されています。また値段も1日券の半額が半日券の値段となっていて良心的ですね。

駐車場情報

駐車場はゲレンデと隣接した場所に50台程度のキャパが用意されています。
除雪もきちっとされていて特に問題なしですね。こちらも週末は満車になるのかな?
総評
ロコスキー場ではありますが、名物の急斜面以外にもバランスのとれたコース配置と難易度でどんなレベルの人が来場してもそこそこ遊べるスキー場です。
但し大都市からのアクセスは非常に遠いものがあり、なかなか足を運べないのがネックでしょう。