会津高原 だいくら
コース数 17コース
リフト数 G1,Q2,T1,W3
標高差 610m
最大滑走距離 3000m
最大斜度 39度 ノースウエイ
コース混雑 なし
リフト待ち なし
リフト券代 大人1日券 4830円
駐車場代 全日無料
最寄インター 帯広より1時間
レポート日
2007/3/8(木)
天候 晴れ
積雪量150cm
雪質 パウダー

道東一のお勧めスキー場
道東エリア最大規模のスキー場であり、ゲレンデ、施設共にかなりレベルの高いスキー場です。
スキー場は全体的に中急斜面が多く、その滑走距離も長く中上級者向けのバーンが大半を占めます。ゲレンデ構成はダイナランドを大きくしたような感じですね。
また、リフト配置に付いても申し分のない配置で非常に効率よくコースを廻る事ができ滑走充実度も上がるはずですね。
北海道のスキーツアーで訪れる場合、道南のニセコ、ルスツ、道北の富良野
そして道東ではこのサホロが一押しできるスキー場です。
足跡
糠平温泉でかなり時間を費やしてしまい、ここサホロに到着したのは13:00を回っていました。
また途中サホロリゾートの案内看板があったので、細い道ではあったのですが迷わず車を進めたら道が無くなっていました(汗;)
夏の案内看板は何か対策を打って欲しいな〜
そんなこともありましたが、お昼過ぎの到着では駐車場も歯抜けになった最前列をゲットできました。
ベースからスキー場全体が見えないけどどんなスキー場なのかな?
色んなところのサイトでは結構評判がいいんですよね。
時間も無いんで早速レポート開始です。

 サホロゴンドラと眺望
先ずは見て頂きたいのが山頂からの眺望です。
ゴンドラで一気に上がって来た場所からの眺望は「あ〜北海道に来たな〜」と思わせる素晴らしい眺めであり。台地が何処までも続くさまは大きな気分になれますね。
日常生活を忘れさせてくれる事こそまさにリゾートなんですね。

 ノースアベニュー
 最大斜度37度 平均斜度11度 距離3000m
ゴンドラ降車後に滑り出すロングコースです。
滑り出しはややタイトな急斜面、その後緩急の変化を取り混ぜながらベースのゴンドラステーションまでコースは延びています。スキー場きっての人気コースであり、変化に富んだコースはどんなレベルの滑走者にも満足のいく内容です。
基本的にはコブになることは無いですのでコブが苦手な方でも十分に楽しめるコースです。
写真はコース前半の急斜面部分です。

 ノースウエイ
 最大斜度39度 平均斜度20度 距離950m
ノースアベニューをショートカットするような位置にあるコースです。非常に急な斜度のコースではありますが、コース幅がかなりワイドなためワンランク下の難易度に感じられてしまうかもしれません。
コース右半分は大きなコブが存在し、左半分については整地されたバーンとなっています。
自分のレベルに合わせてコースを自在にチョイスできる点はうれしいですね。ギャラリーはやや少ない物の繰り返して滑走したくなる急斜面です。

 ノースストリート
 最大斜度24度 平均斜度13度 距離670m
ゲレンデベースに位置する緩斜面でコース途中でノースアベニューと交差しています。左写真のようにコース整備は完璧。
コース幅もワイドで尚且つ滑走者が少ないため初級者天国のゲレンデとなっています。
人の目を気にせずワイワイ騒ぐのにはいいゲレンデだと思います。
また専用ペアリフトの存在も嬉しいないようです。

 センターボールウエイ
 最大斜度26度 平均斜度22度 距離930m
ゴンドラ最上部からダイレクトに滑り込む急斜面です。数値以上に急な斜度であり、やや方斜面となっていますのでリズミカルに滑走するのが難しいコースとなっています。
小さなコブも発生する内容なのでコブの練習バーンとして利用する事もできますね。
第4ペアリフトで繰り返しの滑走が可能なんですが、このリフトが遅い!
また距離も1000mほどあり悪天候ではやや利用し辛いコースとなるでしょう。

スキー場ベースのベアマウンテン。
一通りの設備が整っていてセンター機能は充実しています。
センターのレストランです。来場が平日と言う事もありガラガラ状態でした。
スペース的にギチギチとはしておらず余裕のある座席配置となっています。
レストランメニューです。北海道らしいとか地域限定なんていうメニューはあまり無く極々平均的なメニュー内容です。
お値段も本州のスキー場と同様な設定ですね。

 セントラルウエイ
 最大斜度36度 平均斜度25度 距離890m
このセントラルウエイはノースアベニューと反対側の尾根を滑るコースです。
ゴンドラ降車後左に回りこむといきなりの急斜面に出ます。左写真はその滑り出しの急斜面です。前半は尾根コース。中間から大きく左に90度曲がりワイドなコブ斜面へと変化していきます。
1000m弱ずっと急斜面が続くので小回りでの滑走はかなり足に負担となりますね。
また中間より下は未圧雪部分がかなり残されている事も多く、パウダーマニアにもたまらないコースとなっています。

 サウスウエイ
 最大斜度35度 平均斜度22度 距離400m
サウスストリート中間部より滑り出す急斜面です。
距離は左写真に写っているリフト乗り場までの400mですが、かなり滑り応えがあるコースとなっています。
欲を言えばもう少しコブの発達があると難易度が上がるんですが、滑走者が少ないのかな?小さなコブしか無くチャレンジバーンとしての魅力は少ないですね。

 セントラルロード
 最大斜度12度 平均斜度10度 距離1330m
上部急斜面を滑走した後に現れる緩斜面です。
コース幅が狭く、絶妙なウエーブ(?)もあり遊びながらベースまで滑る事ができるコースですね。
ここだけを滑る初心者のために第2ペアもコースに併設されているため繰り返しの滑走もOKです。

 スリリングコース
 最大斜度15度 平均斜度12度 距離1800m
ワザワザこのコースだけは入り口に看板が立っています。
どんなスリリングなコースかと思って入り込んだら、ただのジグザグ緩斜面でした。

 セントラルアベニュー
 最大斜度35度 平均斜度12度 距離2840m
上部スリリングコースの少し下から滑り込むこのコースは上部こそ急斜面でありますが、中間から整備の整った尾根の中斜面でカービングのロングターンにぴったりの内容です。
後半に緩斜面が待っていますが、決してダラダラ斜面ではなく3000m弱の滑走距離は変化があって面白いコースですね。

 サウスストリート
 最大斜度24度 平均斜度12度 距離2700m
ゴンドラ降車後尾根状態の中、緩斜面が続くロングコースです。
初級者でもチャレンジできる内容ですが、一本一本滑る度に足前が上達して行くようなコースとなっていますね。
上級者は縦目のロングターンで一気に滑り下りればもう足はガクガクなんじゃないかな?

駐車場情報

ゲレンデベースに1600台ものスペースがあります。ゴンドラを中心に考えるならステーション下、何度も車を行き来する場合には第六ペアリフト下に置くのがいいかな?
除雪状況は完璧です。
総評
道東でのスキースノーボードお勧め度はナンバーワンです。
比較的に難易度が高く、足前の高い上級者好みのスキー場ですね。
北海道のスキー場に共通して言えるのがコブ斜面の不足。
ここサホロもそんなところがありますが、雪質、コース、設備、眺望どれをとっても満足レベルは◎ですね。