会津高原 だいくら
コース数 3コース
リフト数 W1
標高差 275m
最大滑走距離 1300m
最大斜度 32度 オノデラバーン
コース混雑 なし
リフト待ち なし
リフト券代 大人1日券 2000円
駐車場代 全日1無料
最寄インター 帯広から1時間
レポート日
2007/3/7(水)
天候 雪
積雪量90cm
雪質 軽めの湿雪

ビッグネームに隠れた滑り概のあるミニスキー場

根室本線、新得駅から程近い位置にある地元町民の為のスキー場です。スキー場入り口には大きな看板もあり比較的分かりやすい。
アクセスもほぼ平坦であり不安がないがスキー場直前は除雪状況はあまりよろしくなく、車がドロドロになる事もあります。
スキー場には立派なセンターも備わっていてロコスキー場でも設備は立派です。このスキー場の特徴はその眺望のよさにあると思います。北海道らしい広がりのある十勝平野が一望でき雌阿寒岳や大雪山などを見ながらの滑走が堪能できます。
ゲレンデはコンパクト。コースが3本でリフトはペアリフト一本でカバーしています。コース難易度は高め(北海道では極普通かな)で初級者がリフトを利用して滑るコースは存在しません。
コンパクトながら滑り概のあるスキー場ですね。
足跡

トマムを後に狩勝峠を越え、サホロを横目に見ながら新得山へは1時間余りのドライブでした。不安だった峠もほとんど雪が無く巡航速度もかなりUPしちゃいました。
スキー場は入り口に大きな看板があり迷う事もなく到着です。
もっとロコっぽいスキー場かと思っていましたが、スキーセンターもあり結構立派で少々期待はずれ(笑) 早速リフト券を購入しにセンター内に入り「1回券」を購入しようとしましたが、係りのオジサン曰く「3月に入ったから3時間券の方が安いよ」と半分強制的に買わされてしまいました(汗;)
3時間も滞在しないのにな〜 まぁお得なのには変わりないので予定回数をキッチリ滑りましょう。さてさてゲレンデはコンパクトながら急斜面が充実してますね〜

 スキー場全容
こちらが新得山の全容です。中央にオノデラバーン、右にジャイアントコースが見えます。
またオノデラバーンの左側林間部分にスカイラインコースが隠れています。

 オノデラバーン
 最大斜度32度 平均斜度20度 距離500m
(数値は体感)
当、新得山スキー場の名物バーン「オノデラバーン」です。
なんでオノデラかは調査不足で判明してませんが、コースはほぼ均一の急斜面で無論圧雪車の作業は行なわれず未圧雪状態が続いています。
滑走者が少ないためにコブとはならないのが残念ですね。
今回の来場時も激しい降雪に見舞われ滞在数時間でパウダーランが楽しめる状態となりました。
無論コブが無いので難易度は決して高くありません。

 中間駅
リフトがペア一基しかないため下部の緩斜面で滑りたい方は中間駅で降りる必要があります。
ここで降りると緩斜面のみが楽しめますね。

それにしても天気が悪くなってきました。大雪のうえ視界までご覧の通りです。
レポしにくいですね。

 ジャイアントコース
 最大斜度23度 平均斜度13度 距離800m
(数値は体感)
リフト降車後大きく右へ回り込むと、このジャイアントコースの滑走スタートとなります。
林間の中緩斜面で滑走者も少ないため快適に大回りを楽しめるコースとなっています。

中間から下部は一転緩斜面に変わりますので直滑降でリフト乗り場まで行く事になりますね。

中級者には結構楽しめるコースです。

 スカイラインコース
 最大斜度15度 平均斜度10度 距離1300m
リフト降車後 左に進むと、このスカイラインコースに入ります。
コースは緩急がありコースが左右に振られているので上級者でも楽しめるコースとなっています。

またコース上からの眺めは十勝平野が一望できスキー場は小さいながら雰囲気は非常に広々としています。
また標高は低いんですが雪質はかなり軽めでした。やっぱり北海道ですね。

 センターハウス
こちらがスキー場のセンターハウスです。
食道も2階にあり不自由は感じませんね。リフト券売り場もこの奥にあります。

 センターハウス内
来場が平日の14:00頃だったので食道は殆ど空いた状態です。
ロコスキー場にありがちな雰囲気ですが、なんかほのぼのとしていますね。

 ゲレ食メニュー
おなじみゲレ食メニューの調査です。
極々当たり前のメニュー内容ですね。でもお値段は比較的リーズナブル。
地元民のみを対象としてるんであまり商売という感覚がないんでしょうね。
こんなメニューでもよくよく見ると「そば」と「うどん」の値段が違うんです。
どこのスキー場も大概一緒のケースが多いんですが150円の差はいったいなんでしょうね?
本格手打ち蕎麦?
ないない!

駐車場
駐車場はセンターハウス下に15台程度が確保されてますが、殆どがスキー場の関係者の車のようですね。

総評
比較的に町から近いスキー場であり地元民の利用目的だけに考えられたスキー場ですね。よって更衣室なんて物もないしお土産も売っていない。
せめてもの救いは食事が取れると言ったところでしょうか?
一方ゲレンデは、上手いコースの住み分けが出来ていて本当にバランスがいいです。関東近辺にあったら結構入場者はありそうな感じのスキー場です。