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道東のリゾート 巨大なビレッジには圧巻 帯広近郊のスキー場では最大規模を誇るスキー場であり、リゾートを名乗るだけあってその宿泊施設や付帯施設は目を見張るものがある。 スキー場は規模の割りに滑走充実感が今一得られないコースが多く、ゲレンデ難易度も道内のスキーヤーからすると低いものがある。 アクセスは非常に簡単であり、随所に案内板の設置があって迷うところはないです。 やはりスキー場自体が本州方面からの客をターゲットとしていて、滞在型リゾートとしての利用が合っている。 のんびり過ごすには最適なスキー場ではないであろうか?但しそれなりの資金も必要(汗;) |
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足跡 何を間違えたか、旭川の宿を5時代に出発。富良野経由でスキー場到着は7:00でした。途中地吹雪やアイスバーンで道路状況は余り良くなくちょっと不安でしたね。トマムのシンボルツインタワーが見えてきたときは「おぉ〜リゾートじゃん!」なんて関心と安心感でほっとしちゃいました。 但し、到着して先ず困ったのが駐車場です。日帰り客をターゲットにしていない為駐車場の案内はあるものの車が一台も止まっておらず一体ここが本当に日帰り客が停めていい場所か判断できません。あっちへうろうろこっちへうろうろしちゃいました。 結局駐車したのは第二駐車場というところでしたが、駐車場以外何もなくちょっと不便でしたね。案内板ぐらい欲しいな〜。 さてスキー場の雰囲気はどうかな?今回の北海道レポートツアーの1ヶ所目を開始しま〜す。 |
ツインタワーとシャトルバス | |
この写真を見るとやっぱりトマムだ〜と直ぐに判る一枚ですね。 ツインタワーはトマムの自然を極力開発せずに考えた結果の建物だそうですね。 景観はちょっと異様ですが。 またこのシャトルバスはどう考えてもここトマムでなければ運行できないサイズですよね。横幅デカすぎです。 リゾートの雰囲気は十分に伝わってきます。 |
初級者ゲレンデ 最大斜度12度 平均斜度5度 距離1100m |
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さてさてようやくリフトも動き出し先ずは第3ペアリフト沿いの初級者ゲレンデからスタートします。 天気はまずまずなんですが怪しい雲が近づいてきますね〜 この初級者ゲレンデは上部は適度な斜度があるんですが、中間部より下がベタベタの緩斜面です。よって平均斜度はなんと5度という数値になっちゃってるんですね。 上部が気持ちいい分残念なゲレンデですね。 |
エキシビジョンAコース 最大斜度28度 平均斜度18度 距離1200m |
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今日のトマムは半日の予定です。平日のためクローズされているコースもあるんですがそれでもこの広大なスキー場廻りきれるかな??? 急いで次のコースに移ります。コース案内が不明瞭で一体ここが何処のコースなのか把握するのも一苦労。大きなスキー場はコースの入り口に案内を立ててほしいな。 さてこのエキシビジョンAコースはかなりのお気に入りコース。ほぼ均一な中斜面で滑走者も筆者以外0!思う存分飛ばす事ができますね。コース幅自体もやや広めであり申し分なしですね。また今回のトマムの雪質は下地がやや硬いものの上10cm程度は極上のパウダーでスノースプレーでむせるほどでした。 至高の喜びです。 |
エキシビジョンBコース 最大斜度28度 平均斜度18度 距離1200m |
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エキシビジョンAコースと林を隔てて反対側に位置するのがここBコースです。 内容はAコースとほぼ一緒。しかしながらこちらは微妙なウネリがコースにありより変化を求めるならこちらの方が楽しいかもしれませんね。 但し繰り返し滑る場合は第2ペア乗車部分がほぼ平になってしまいAコースのように惰性でリフト乗り場まで行くのがやや困難です。もう少し斜度が欲しいところですね。 |
ザ・グローリー 最大斜度32度 平均斜度20度 距離1500m |
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下部のコースを数本滑っているとようやくゴンドラが運行を開始したようですのでそちらに乗車して一気にスキー場トップを目指すことにします。 ここグローリーコースは尾根状態の立ち木が目立つコースです。最大斜度32度と言う事ですがコブの発生は無論無く中級者でも楽しく滑走できるコースですね。 雪質も下部に比べ一層良い状態であり、滑りに余裕が生まれますね。 |
日帰りの施設に関してはほとんど考えていない内容ですね。 リゾートハウス内のレストランも殺風景な印象でした。 |
トマムらしからぬメニューですね。こちらはリゾートセンター内の麺処でしたが、他レストランも当然あるんですが、点在しており営業しているのか全く不明。やっぱりアナウンスが欲しいですね。 | トマムでは冬山開放エリアというツリーラン可能な制度を取っています。ヘルメットを着用すれば通常コース以外の林の中もゲレンデに早代わりします。 |
最上級者限定コース 最大斜度35度 平均斜度26度 距離1400m |
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今度は第8シングルリフトに乗車してここ最上級者限定コースのレポです。 名前からして凄いですよね。なんでワザワザ和名?エキスパートコースでいいんじゃないの?なんて思ったりしました。(笑) 肝心のコースはといいますと、こりゃネーミングに負けてしまってますね。片斜面でやや滑りにくいんですが、林間の急斜面であり別段「限定」するほど難易度の高いコースではありませんでした。 リフトが遅いため繰り返しでの滑走にやや難がありますが、それでもあまり痛快と言われる内容のコースではありません。 |
ラバーズレーンA 最大斜度19度 平均斜度12度 距離700m |
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怪しい雲がとうとう頭上までやってきて雪が降り出してしまいました。今後の状況が分からないのでツインタワー側のエリアにやってきました。 このエリアは今回第4ペアリフトが運休していてグランプリコースとフリーウエイコース上部が滑走できませんでした。 さてこのラバーズレーンAコースは適度な斜度の緩斜面です。 林間コースで中々の雰囲気ですね。 コース幅も広めであり、一直線にツインタワー目掛けてコースが伸びています。 |
フリーウエイ 最大斜度33度 平均斜度19度 距離950m |
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第10クワッドを利用してここフリーウエイコースに今度はやってきました。 斜度は中間から緩めですがしっかりとしたコブが育っていて結構楽しめるコースです。雪が柔らかい分深めのコブでもドンドン縦目に板を走らせて行けますね。 中級者のコブ練習にはもってこいのコースではないでしょうか? 今回は滑走者もほとんど居ませんでしたが、コブが育つと言う事は週末はそこそこの人出が予想されますね。 |
ムーンシャイン 最大斜度26度 平均斜度18度 距離1100m |
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フリーウエイコースとリフトを挟んで反対側の中斜面コースです。天気は悪化の傾向で雪とガスでコース全体が把握しづらい状況となりました。 コース整備は完璧であり、上部の斜度感のある中斜面はカービングにピッタリのバーンですね。 中間からラバーズレーンAと滑り込むと第10クワッドを繰り返し回す事ができますね。 中級者に一番嬉しいコースではないでしょうか? |
シルバーベル 最大斜度10度 平均斜度4度 距離4500m |
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ツインタワー側は余りにもガスが濃くなったので滑走エリアを変えました。 時間も段々とお昼に近づいてきましたね。 さて今度のコースはここシルバーベルです。シルキーウエイを迂回するコースで、ゴンドラの山頂から初級者でも滑走を可能にしてくれるところが嬉しいですね。 コース幅はやや狭いながら急な部分は本当になく、のんびりとした滑走が楽しめるコースですね。 |
ノーススター 最大斜度30度 平均斜度22度 距離800m |
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適度な立ち木がアクセントとなる急斜面です。 コブの発生もあり面白いコースです。 斜度は比較的に緩めなのでドンドンチャレンジしてみたいコースです。中級者のチャレンジも十分に可能でコブの大小を自由に選んで滑走できるのがこのコースの特徴でしょうか? 雰囲気のいい林間急斜面です。 |
シルキーウエイ 最大斜度28度 平均斜度15度 距離1000m |
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コース幅のワイドな中斜面です。 上部にはコブの発生もあり変化が楽しいコースですね。またワイドなコース幅も嬉しいところであり人気になりそうな感じです。 筆者が訪れた時は滑走者はスクールの数名のみでコース取りは自由自在でしたね。 コブ〜中斜面〜緩斜面とミックスされた内容は上級者でも滑り応えは十分です。 |
ナスター 最大斜度25度 平均斜度12度 距離850m |
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写真でもおわかりのようにやや左に傾いたコースです。 コース幅がかなりワイドなため、その片斜面もコース取りによって上手くカバーできるようになっています。 斜度も写真奥林までほぼ均一であり高速ターンがかなり楽しめる内容となっています。 |
トマム ビレッジ全容 | |
写真はトマムのビレッジ全容です。 タワーやホテルが点在しており何処に宿泊しても高いレベルのサービスが受けられるところですね。 やはり長期滞在がこのトマムで過ごす最良の利用方法でしょう。 |
駐車場情報 駐車場だけはいただけません。案内がなくようやくたどり着いた所には更衣室はもとよりトイレすらありませんでした。 せめて案内を出して欲しいですね。 |
やはりここトマムはリゾートを楽しむ場所ですね。スキー半分その他で半分と言うようなスケジュールで3〜4日の滞在が一番似合う場所ですね。 またスキー場のオース難易度もさほど高くないのでファミリーやグループには最適な場所ですね。 |