会津高原 だいくら
コース数 10コース
リフト数 Q4、T1、W1
標高差 580m
最大滑走距離 3300m
最大斜度 34度 無名峰トライアル
コース混雑 桜川コースにやや混雑
リフト待ち 白鳥エクスプレス5分
リフト券代 大人1日券 4000円
駐車場代 全日 立体1000円
最寄インター 沼田インターより 16.5km
レポート日
2007/3/4(日)
天候 快晴
積雪量180cm
雪質 軽めの湿雪

首都圏から最速のスキーリゾート!
1989年に立体駐車場の話題でオープンしたかわばスキー場。
今シーズンで既に18年目を迎える。その駐車場は現在も健在で、スキー場の核となり機能をはたしている。
スキー場は面的要素は少なく、複雑な尾根や谷を上手く利用し、且つ効率的なリフト配置により滑走充実感が得られる内容ですね。当スキー場は女性のウケが非常に良く混成グループにはお勧めできるスキー場です。首都圏からも非常に近くその人気ぶりは不況と言われるスキー場業界においても例外的な(?)状況でした。
尚、いままでポール専用コースのシャミンスカイラインが閉鎖されたようでコースは10本となっています。
足跡
フラストレーション溜まりまくりの戸倉を後にかわばにやってきました。
もっと近いと思っていたのですが、約1時間のドライブとなってしまいました。
屋外駐車場が500円、立体駐車場が1000円の料金ですが、今回は時間がもったいなく迷わず立体駐車場へ!
速攻でブーツに履き替え、エレベータで7階のインフォメーションにリフト券交換に行きましたが、毎度来場してもこのレストラン街はまるで何処かのデパートそのまんまですね。
これなら食事の楽しみも倍増しそうです。
さてさて今日のかわばはどんな状況かな?

スキー場の全景
白鳥エクスプレスからのスキー場メインゲレンデです。
尾根沿いは高手スカイライン、その右の谷は桜川コース。
右の急斜面は無名峰トライアルとなっています。
線的なコースが多い事がお判りですね。

 白鳥ダウンヒルコース
 最大斜度16度 平均斜度10度 距離590m
先ずはゲレンデトップを目指します。
白鳥エクスプレス降車後、この緩めの中斜面白鳥ダウンヒルを下りクリスタルエクスプレスへ向かいます。
足慣らしには最適なコースでコース幅も広め、縦目のロングターンで滑りたいですね。
距離が少々短いのが難点かな?
初級者はこのコースを下り、桜川コースと繋ぐとかなりの滑走距離が楽しめますね。

 西峰ダウンヒルコース
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離620m
クリスタルエクスプレスを降車後何本かのコースがありますが、先ずはこの西峰ダウンヒルから滑ります。
中央に溝コブがあるものの適度な斜度のコースであり本来繰り返し滑るのが楽しいコースなんですが、短いリフトは無く、かなり下部まで降りて再度クリスタルエクスプレスに乗らなくてはいけません。
一本リフトがあったらな〜と思わせるコースです。

 高手ダウンヒルコース 
 最大斜度25度 平均斜度20度 距離980m
コースの距離は比較的長いんですが、このコースはジグザグにうねった内容であり滑走満足度はちょっと??かな?
ダウンヒルというより迂回コース的要素もあるかな?
斜度は思った以上にきつくなく初級者でも楽に降りてくれるコースです。

 無名峰ダウンヒルコース
 最大斜度26度 平均斜度20度 距離720m
一端中間位置まで下りて来ました。
今度は川場のコブ斜面、無名峰エリアに突入です。この無名峰エリアには2つのコースが存在しています。
左写真は幾分斜度の緩い無名峰ダウンヒルコースですが、コースは細めですが両サイドまでビッシリコブに覆われていて一度入ったら逃げ場はありません。
比較的にコブの感覚が広く滑りやすいコースですね。

カワバシティーの内部です。一般のスキー場とは雰囲気がかなり違いデパートの飲食店街を歩いている錯覚さえ起こる場所ですね。 これはシティー内のラーメン店ですがやはり雰囲気が違います。
テーブル配置もスキー場のゲレ食とは違う!
一方こちらはまさにスキー場といった感じのレストランです。好みに応じて使い分けるのがいいでしょう。

 無名峰トライアルコース
 最大斜度34度 平均斜度29度 距離660m
こちらはスキー場一番の急斜面無名峰トライアルコースです。
コブの大きさもかなりのもので上部は斜度がやや緩いものの下部はご覧のようにモーグラーが喜びそうなツブの揃ったコブも覆われています。
写真右側にエスケープできるやや小さめのコブもあるので技量に応じて滑り分けるのがいいかも知れません。

 桜川コース
 最大斜度16度 平均斜度8度
(体感) 距離1300m
ある意味スキー場の看板となっているコースです。ご覧のような緩斜面が下部まで続いていて初級者が楽しく滑走できます。
但し、川場で初級者が楽しめるコースはここだけなのでその混雑振りも結構なものですね。下部もコース幅が狭い部分では減速が必要です。
同じような内容のコースがあと一本あれば川場のイメージがかなり変わるでしょう。

 高手スカイライン
 最大斜度29度 平均斜度24度 距離1350m
高手ペアリフトを利用し滑り出す尾根沿いのコースです。前半は緩斜面、中間から急斜面へと変化するコースで人気も高くコブになることもかなり多いですね。
ここをメインに滑る方も多く、かなり楽しめるコースとなっています。
また降雪後は一面のパウダーゾーンとなるためこぞってこのコースを最初に狙う人も多いです。

 白鳥スカイライン
 最大斜度14度 平均斜度9度 距離1850m
白鳥エクスプレスを降車後右に滑り出す緩斜面です。
斜度も本当に緩く、小さな子供でも安心して滑れるコースですね。
またコース上部からの眺めもよく景色を見ながらのんびり滑走するのに適しています。

しかし、このコースを滑ると必ず下部にシャミンダウンヒルを滑走しなくてはならず、何とか初級者には迂回路を作ってあげたいですね。

 シャミンダウンヒルコース
 最大斜度24度 平均斜度14度 距離720m
白鳥スカイラインと本来コースを同じ名称にすることを望みたいところです。
上部と下部にややきつめの中斜面があり、中級以上の滑走者には楽しめるコースです。
コース幅も適度に広く、滑走者も多くないのでハイスピードでの滑走が楽しめます。
但し最下部では桜川コースと合流するため手前では必ず減速する必要がありますね。
白鳥スカイラインを下りてきた初級者にはここが辛い部分です。

駐車場情報

川場スキー場の名物の立体駐車場です。
今では奥美濃や天神平でも見かけるようになりましたが、やっぱり川場の立体駐車場が一番施設面での充実度は高いですね。各階に更衣室、トイレ、シャワーなどが完備されています。
総評
面的要素がこのスキー場いあったら半端じゃなく人気が高くなるスキー場間違いないですね。
中上級者にはお勧めできるのですが、初級者が滑れる範囲が少なく圧迫感が少々ありオールマイティとは行かないスキー場でした。但し首都圏からのアクセスのよさはバツグン!思い立ったら即行けるスキー場には◎ですね。