会津高原 だいくら
コース数 11コース
リフト数 T2、W2、S1
標高差 362m
最大滑走距離 2000m
最大斜度 38度 台鞍G
コース混雑 駒止尾根に混雑
リフト待ち 春木沢T 5分待
リフト券代 3800円
駐車場代 土日500円 平日無料
最寄インター 西那須野塩原より 64km
レポート日
2007/1/27(土)
天候 雪
積雪量170cm
雪質 硬めの湿雪

コースバリエーション豊富な「だいくら」
会津高原の4スキー場でも最も奥に位置するスキー場であり、ローカル色豊かなスキー場です。スキー場の規模は中規模で、非常にコースバリエーションが豊か。難易度が様々でありどんなレベルのスキーヤー、ボーダーにも満足できるコースが揃っていますね。中でも注目したいのが38度の壁台鞍ゲレンデです。斜度感も38度そのまんまのコースは当然圧雪車も入れず降雪後はパウダーゾーンとなり急斜面の深雪が味わえます。こければ雪だるま間違いなしのこのコース、だいくらに行ったら是非とも滑って欲しいですね。
足跡
今回も会社の仲間とのスキーで川崎市を4:00に出発。当初遅かったかな?なんて思ったんですが、道路混雑も無くリフト運行前にはスキー場に到着できました。
アクセスはいたって簡単、西那須野塩原が最寄インターでそこから400号→121号→289号と国道を走る事約80分で到着します。
途中の路面状況は一部凍結箇所があるものの神経を使うほどのレベルではなく巡航速度もかなり上がりました。
先々週の高畑とは大違いです。
また帰路については高速インターまでの全行程がウエットであり、かなり短時間で難所を抜けられました。さてさて初めてのだいくら来場です。どんなところかな?


 だいくらへは初めての来場です。
朝一はゲレンデ整備も万全のようでいやが上にも気分が高まりますね。
左写真はベースから中央ゲレンデ方面を見ています。

ベースからはスキー場全容がなかなか判断できないんですが、山自体は決して大きいものではなく、丘のような地形が入り組んでいてロング滑走こそできませんが、あらゆるレベルのコースが存在しそうですよ〜

 
 中央ゲレンデ
 最大斜度24度 平均斜度14度 距離500m


先ずは中央ペアリフトに乗ってベースの中央ゲレンデを滑走します。
リフトを挟んで左右にあるコースは距離こそ500mとやや短いですが、キツメの中斜面で大回りでの滑走が楽しいコースですね。
またコース幅があるため圧迫感のない広々としたエリアです。
写真の右側にはボード向けのパイプやアイテムが揃っていて、整備状況はかなりいい感じでした。

 
 台鞍ゲレンデ チャンピオン
 最大斜度38度 平均斜度24度 距離600m


何本か他のコースを滑走してから、だいくら名物(?)の台鞍チャンピオンゲレンデへやって来ました。
朝のうちはパトロールがコースの入念なチェックをしていてオープンがやや遅れましたが、リフト運行開始と同時に入ってみるとこれが深雪三昧です。
膝から腿にかけての潜り方でこけると立ち上がるのが大変そうでしたね。
また、朝のうちは以外にもコースに入り込む人も少なく結構な時間までこの状態が保っていました。

コース難易度はかなり高く数値上の斜度と体感する斜度はほぼ同じであり雪が重くなった午後には厄介な斜面へと変貌です。


 駒止ゲレンデ 
 最大斜度26度 平均斜度14度 距離1000m


スキー場メインとなるこのコースは駒止ペアリフト沿いにほぼストレートに近いコースですね。
ハイスピードターンが気持ち良さそうですよ〜

生憎来場した日は栃木県の技術選が開催されておりこのコースの半分がクローズされてしまいました。
残念。


 シャドーコース
 最大斜度24度 平均斜度12度 距離270m


駒止ゲレンデがあまり滑れないのでその隣にあるシャドーコースにやって来ました。

こちらもキツメの中斜面でコース幅も広く大回りに最適なコースですね。
但し距離が短く縦目のラインを取ると3ターンぐらいで終わっちゃいます。
下部は同じハイスピードコースの駒止ゲレンデと合流するので注意が必要ですね。

朝からちょっとガツガツ滑ったので休憩です。
写真建物はリゾートイン台鞍です。
極端なハイエンドのホテルでは無さそうなので気楽に利用できそうですね。
リゾートイン内のレストランです。
お昼時はほぼ満席でしたが、時間を上手くずらすと意外にも空いていました。
食事はまぁ〜極普通のメニューが多かったのですが、お味のレベルはかなり高いですよ〜このだいくら。
カツ丼の肉の厚みや蕎麦の太さなんかは普通のゲレ食にはない内容でしたね。


 スイングコース
 最大斜度22度 平均斜度10度 距離250m


さぁ〜お昼ご飯も済み、今度はスイングコースと思いきや、やっぱりここも栃木県の技術選で利用されていて完全にクローズでした。内容てきにはシャドーコースと同じようであり、まぁ〜滑らなくてもいいかな。

上記に紹介した、台鞍チャンピオン、駒止、シャドーとこのスイングはどちらかと言えばテクニカル要素の強いコースであり、スクールや基礎系スキーヤーが好むゲレンデですね。


 春木沢インコース
 最大斜度24度 平均斜度13度 距離1300m


春木沢トリプルリフト沿いに滑るこの春木沢インコースは降雪時はオフピステとなるようです。
今回はしっかり圧雪されていて非常に滑りやすいコースとなっていました。

難易度は上部がやや急なコース、下部になるにしたがって斜度も緩み春木沢アウトコースと合流する内容です。
中級レベルの方には上部がややきつく、下部がダラダラとしてしまい滑走感が今一得られないコースかもしれません。


 春木沢アウトコース
 最大斜度24度 平均斜度15度 距離1500m


こちらは春木沢インコースとリフトを挟み反対側を滑るコースです。
幾分緩斜面部分が多く、上部を滑り切れば十分に初級者にも滑走できるコースとなっています。

今回も降雪に当たってしまいましたが、そんな時にこのコースをカバーしているフード付きトリプルリフトは本当にありがたいですね。


 白樺アウトコース
 最大斜度25度 平均斜度6度 距離1500m


白樺トリプルリフトを利用する比較的長めの緩斜面コースです。
ここは初級者で賑わってましたね〜。

初級レベルの方が安心して滑るコースはここ白樺アウトコースと白樺インコースぐらいではないでしょうか?
よってどうしても人気コースとなってしまいますね。

コース幅が比較的に広く滑走者が多くても窮屈感はさほどありませんでした。


 駒止尾根コース
 最大斜度13度 平均斜度12度 距離800m


春木沢トリプルリフトを利用し大きく回りこむこのコースは基本的に初級者コースとなっています。
しかしながら内容変化と後半の中央ゲレンデへの滑り込みも可能な事から、十分に中級レベルの方でも楽しく事ができるコースですね。

名前は尾根コースですが、完全な尾根ではないので風の影響もさほど大きくはなさそうです。

こちらのコースも結構な賑わい方でした。

駐車場情報

駐車場は全部で2000台が収容できる大きさで満車になることは少ないでしょう。
また駐車場からゲレンデまでの距離も長くはなく、ブーツを履いての移動は短いですね。
総評
中規模ながらコースバリエーションが豊富な会津高原だいくらでした。
高速インターからかなりの距離があり空いていると勝手に思い込んでいましたが、思ったほど空いては居らず少々ビックリな人出でした。
スキー、ボードを問わず納得した滑走ができるスキー場だと感じた次第です。