会津高原 だいくら
コース数 10コース
リフト数 Q1、T3、W4、
標高差 400m
最大滑走距離 2500m
最大斜度 35度 アンデルマット
コース混雑 ほとんど無し
リフト待ち 無し
リフト券代 1日券 4200円
駐車場代 土日500円 平日無料
最寄インター 諏訪ICより 29km
レポート日
2007/1/8(土)
天候 晴れ
積雪量120cm
雪質 パウダー

久々のエコーバレーは快晴で雪質も最高!
長野県白樺湖周辺に位置するスキー場で比較的に早くからスノーボード開放をした実績がある。しかしながら現在の来場者はスキー客の方が多く見受けられ快適度はスキーに軍配が上がる内容となっている。
晴天率の高さと気温の低さから積雪量自体は少ない物の一端降るとなかなか溶け難く、コンディションは比較的に良好を維持できるスキー場ですね。
首都圏から近く仮眠室も完備されていて利用しやすいスキー場ではないでしょうか?
足跡
久しぶりにエコーバレーに行く機会ができました。
筆者自宅からも比較的に短時間で到着できるスキー場のため朝4:00に出発し、一部高速を利用して7:00にはスキー場へ到着です。
今年の小雪はここ白樺湖周辺のスキー場にも多少の影響を及ぼしてはいますが、逆にアクセスの大門街道は一度着雪するとなかなかその雪も消えず普段と変わりない難所となっています。
特にエコーバレーやブランシュたかやまへは白樺湖からの下りは道は勾配もきつく、ヘアピンカーブが数ヶ所あるため運転は慎重になりますね。
幾分道幅は広がりましたが、危険度はやはり高いと言っておきましょう。

 アンデルマット第1ゲレンデ下部
 最大斜度35度 平均斜度20度 距離640m 

車はゲレンデ直下の民営駐車場に停めましたが、エコーバレー周辺は統一料金となっているため何処に停めても土日は500円となっています。
7:00の到着でしたが、駐車場はまだまだガラガラ状態で一番前のいい位置に駐車する事ができて数年前と比べ客自体の出足が物凄く遅くなりましたね。

さてさて左写真はアンデルマットゲレンデです。
ここエコーバレーは土日の朝7:00〜8:30までは何方も無料で第8ペアリフトに乗車できこのアンデルマット第1ゲレンデの下部を滑走する事ができます。
下部と言っても400m程度の距離に適度な中斜面で朝の絞まったバーンを快適に滑る事ができます。

 サンライズゲレンデ下部
 最大斜度35度 平均斜度14度 距離900m

アンデルマットの無料時間を過ぎ一番リフトで上部のゲレンデに移って来ました。
左写真のようにコース整備は完璧ですね。
早起きは三文の得を実証できるようなこのコースを先ずは独り占めしちゃいました。

滑りながら一人でニンマリしちゃうほど快適なコースです。
雪質は昨日降ったばかりの新雪を圧雪しているためめちゃくちゃ柔らかい状態ですね。

斜度がやや緩いため大きく体を倒す事は出来ませんが、エッジの食い込みは深く滑走後ははっきりしています。

 サンライズゲレンデ上部
 最大斜度35度 平均斜度14度 距離900m

今度は最上部へのリフト運行を待ってここサンライズゲレンデの上部へやって来ました。

本来ここはカービングバーンとなっているはずなんですが、今回はご覧のように未圧雪の状態となっていて深雪が楽しめちゃいました。
深い部分はスネ程度の潜りだったんですが、それでも軽めの雪、そしてトラックが少ない状態はやっぱり最高に楽しいコースですよね。
こんなコースは我先にと滑走者が入るため直ぐに荒れてしまい、2本目は無理なんですが、今回のエコーバレーは2本目、3本目と楽しい滑りが続けられましたよ〜

しかしながら寒い〜

 エコー第1ゲレンデ 
 最大斜度26度 平均斜度13度 距離800m

サンライズばかり滑っても要られず今度はエコー第1ゲレンデへ移動します。
エコーバレーのメインゲレンデはあくまで上部のコースなんですが、この上部コースは左手で4の形を作ったイメージなんですね。その薬指の部分に当たるのがこのゲレンデなんです。
中距離の中斜面はまさにカービングバーンそのものですね。
両サイドは唐松の立ち木となっていますが、コース幅は広くコース整備は完璧です。
エコーバレーはこのようなカービングバーンが豊富な事も特徴の一つですね。

 エコー第2ゲレンデ 
 最大斜度28度 平均斜度13度 距離820m

この空の青と雪面の白のコントランスは何処へ行っても最高の天気最高のスキー日よりと言う事が直ぐに分かりますよね。
今度はエコー第2ゲレンデへ移動です。
流石にこの時間となると人出もそこそこ要るんですがまだまだ空いている状態には変わりないですね。

エコー第2ゲレンデは上部斜面が未圧雪で中間より下が圧雪と言う事もあり上部に小さなコブも出現し始めています。

小回りから大回りと変化させる滑りもまた痛快ですね。
日陰の中間部にややアイスバーン気味の部分があるため滑走は写真の右側を滑るといいかもしれません。

リフト待ちは常時発生しませんでした。
これだけ空いているエコーバレーは経験ありませんね。現状はこんな入り込みなんですかね?
昨日降った雪がリフト脇の木々に着いていて綺麗ですね。 上記でも説明しましたが、エコーバレーのゲレンデ整備はかなり丁寧で段差や雪球もほとんど無く技術の高さが伺えますね。

 アンデルマット第1ゲレンデ上部
 最大斜度35度 平均斜度20度 距離640m

上部ゲレンデを滑り倒し、今度は下部の急斜面アンデルマットへとやって来ました。
生憎滑走者が少ないためコブ斜面にはなっておらず、整地の急斜面でしかありませんでしたが、やはりここにコブが発生した場合は数段難易度が上がるに間違いありませんね。

またご覧のように日陰となっている時間も長く、硬めのバーンコンディション時が多いように思われます。

 アンデルマット第2ゲレンデ
 最大斜度35度 平均斜度22度 距離410m

アンデルマット第1ゲレンデ上部から入り込むコノコースは距離さえ短い物の、急なハードパックバーンであり、ハイスピード滑走に適したコースですね。

今回は未圧雪のコースとなっていて、モナカ状態の雪は難易度も高めでやや厄介なコース状況となっていましたね。

ポール設置をすれば邪魔にならないレンタルバーンともなる感じで利用用途は高いんじゃないかな?

 ラブリーバレー第2ゲレンデ
 最大斜度10度 平均斜度8度 距離420m

一方こちらは上部ゲレンデから中間部に至るラブリーバレーゲレンデです。
本当に緩い斜面でここで練習する初心者の姿も目立ちますね。
何せエコーバレーの下部斜面は初めてスキーを履く人にはちょっと厳しいから、リフトさえ乗れればこの斜面は言う事ない絶好の練習場所ですね。

林間コースということもあり風の影響をあまり受けず吹雪かれても寒い思いをしなくて済みそうですね。

 ラブリーバレー第1ゲレンデ
 最大斜度10度 平均斜度8度 距離1100m

一方こちらのラブリーバレー第1ゲレンデは上部とアンデルマットゲレンデを結ぶ唯一のコースですね。
日陰の部分が多く、結構硬い斜面なんで緩斜面と言えどもちょっとスピードが出ちゃうかな?


 ハイローゼン第1ゲレンデ
 最大斜度25度 平均斜度13度 距離790m

またまた上部に移って来ました。
コース幅のかなり広いハイローゼン第1ゲレンデです。
昔のこの斜面に架かるリフトは上部まで延びておらず中間でストップしていましたが、それもクワッドに架け変わり一気に最上部まで運んでくれる快適な内容となりましたね。

でも皮肉にもペアで中間までしか行かなかった当時の方が数倍もの客数がゲレンデに溢れていましたね。

昔も今も楽しい中斜面には変わりはありませんが。

駐車場情報

駐車場はゲレンデ下部の民間や、その他数ヶ所に分かれて設置されていますが、どの駐車場からも比較的にゲレンデは近く、長い距離を歩くようなことはありませんね。
土日は1日500円です。
総評
スキーに適したゲレンデ、それもカービングの滑走には最適なコースが満載のエコーバレーですね。
楽しいスキー場だったことを再認識させてくれました。コンビニ感覚のスキー場ではありますが、それは結構いつでも利用できるスキー場の証かもしれませんね。