中沢ヴィレッジ 森のスキー場 (群馬県)
本文へジャンプレポート日 2007/1/3 
草津国際から車で5分ほどの位置にあるスキー場だが、その存在を知る人は非常に少ない。
スキー場は中沢ヴィレッジのホテル専用でビジターも滑走可能。
表通りからはスキー場は完全に見えず、道路にスキー場を示す看板も無いため判らないのも仕方ないか?
 
ゲレンデは古いシングルリフトが一本のみ、コースは緩斜面が3本、滑走距離も300mほどで非常にコンパクトなスキー場です。
人工降雪器を持たないため暖冬の影響をモロに受けてしまい近年は雪慢性的な雪不足となっているようである。
ともあれビジターが料金を払ってまで行く意味があまり感じられないスキー場です。
旅の足跡
せっかく草津まで来たのだから、森のスキー場に寄ってみることにしました。
一応カーナビは中沢ヴィレッジへセットし、5分ほどでホテルまでは到着したのですが、肝心のスキー場が全く見当たらないんですね。
ホテルの周りをグルグル走ってようやく発見しました。
こりゃ判らない訳だ、本当に森の中にあり、その姿もホテルの建物で完全にブロックされてました(汗)
ほんの1〜2本滑ればいいと思ったのですが、ホテルのリフト券売場では1回券は存在しなかった。15:00過ぎに半日券1500円を購入。痛いな〜
スキー場DATA
レポート日 2007/1/3 (水)
天候 晴れのち曇り
雪質 ザラメ
積雪量 35cm (推定)
コース 3コース中2コースが滑走可 
運行リフト シングル1
道路状況 ウエット
リフト混雑状況 なし
コース混雑状況 なし
リフト料金 1日券2200円(今回半日1500円)
駐車場 ホテル隣接駐車場 無料 
有料道路(東京基点) 練馬〜渋川伊香保 3000円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 なし
お勧め緩斜面 なし

 

ギョギョ!朝からこの列 ↓
ようやくたどり着いたのがここが中沢ヴィレッジのホテルです。

この建物があり表通りからはスキー場の存在はまったく分かりません。

また駐車場は日帰りスキー用には用意されておらず宿泊者用に停めざる得ない。

但し無料です。
 コバルトコースは雪質◎ 
駐車場から周りをキョロキョロするとこの看板が目に着きました。

リフト券はホテルの中で販売しているようです。
小さなスキー場だし15:00を過ぎてるんで1回券を数枚購入と思ったんですが、1回券の販売は無く、泣く泣く半日券の購入をした次第です。
朝陽が当たりはじめたグリーンコース 
森の中の道を登っていくとようやくゲレンデの上部へと出てきました。
ここで初めてスキー場の全貌が見えてきました。

いや〜雪少ない!
それでもここまでは良かった。

滑り出しはゲレンデトップなんでさてと思いいざ滑ると
・・・
明るい雰囲気のイエローコース ↓
Bコース
最大斜度13度 平均斜度8度

距離300m

げげげ!コースに雪が無い!
完全にコースが切れてしまってます。雪不足で草津国際も確かに少なかったがここは限度を超えてしまっている。

幸いにも芝生の上の滑走だったので板を傷つける事はなかったです。
他のスキー場なら一端クローズ状態ですね。
何時までも日陰が続くバイオレットコース ↓


ゲレンデ下部からスキー場の全容です。
各場所で地面が露出しています。

スキー場は殆どが緩斜面で真ん中のBコースの出だしがやや急かな?と言ったところで距離が非常に短いのが残念。

チビッコの姿が目立ちますね。
最上部のローズコース ↓
Aコース
最大斜度10度 平均斜度8度
距離350m

メインのBコースを迂回するコースです。
多少斜度が緩く
Bコース出だしが怖い初心者にはこちらのコースがいいかな?

ここも雪薄いですよ〜5cmあるかな?
緩斜面のブルーコース ↓
リフトは古いシングル一本。
設置は1983年ということだから23年前ですね。

シングルでも輸送力は十分です。
コブのゴールドコース ↓
Cコース
最大斜度15度 平均斜度10度
距離300m

平均斜度では一番斜度感のあるコースです。
生憎この状態で滑走する事はできませんでした。
リフトの真下を滑るコースで頭上の低さが気になるところですね。
47 ルート3 ↓
  やっぱりこのスキー場はこんな感じが一番似合うかな?
ソリ遊びやその延長線での雪遊び感覚でのスキーがピッタリなゲレンデでした。
ちょっと立ち木が多すぎて暗い感じがしましたね。
このコースならソリでのリフト乗車も許可してあげたいですね。但しシングルリフトなんで余りに小さな子供の乗車はできませんが。
ともあれ滑走目的に足を運んではいけないホテルの裏庭の行き遊び場でした。