日光湯元ファミリースキー場 レポート日 2006/3/25  天候 晴れ  積雪量 120cm
コース数  4 大人1日券 3500円
リフト  ペア3 コース混雑 無し
標高差  300m リフト待ち 無し
最長滑走距離 1300m お勧め来場者 ファミリー
最大斜度 15度(体感) 駐車場 無料〜1000円
ゲレンデ難易度 初級 アクセス状況 いろは坂注意
雪質 ザラメ 最寄IC 清滝ICより27km

春の好天!日光湯元スキー場


当スキー場は日光の最奥の湯元温泉街に位置します。眼下に湯の湖、正面には男体山とそのロケーションはすこぶる良いですね。名前が示すとおりスキー場に足を踏み入れると、途端に温泉の香りが漂う風情は日帰りするだけでは少々もったいない気もしますね。
できれば一泊して、翌日は日光見物して帰宅なんて行動がここにはピッタリなんでしょう。
スキー場の斜面は緩斜面オンリーです。以前は第1リフト、第4リフトの運行もあり、急斜面も存在したんですが、ここ数年このリフト
運行もなくなりました。残念だな〜。
できれば下部緩斜面に2本のペアリフトが営業していますが、こちらを一本にして第四リフトの運行を望みます。
ともあれここを訪れるスキーヤーは家族連れが一番似合う気がします。
上級者はリフト2本の滑走でお腹いっぱいになっちゃうかな?

現在運休は第1リフト、第4リフトです。よってコースも第1回転バーン、トラバースコースの急斜面は滑走する事が出来ません


 


白根パノラマコース 最大15度 平均12度 距離500m(体感)

現在滑走できるスキー場唯一の斜度をもった斜面です。
コース幅は非常に広くネジレも無く素直なのですが、いかんせ斜度がありません。緩斜面であり難易度はかなり低いレベルであります。明るい雰囲気の斜面で混雑も少なく、のんびりとした滑走が楽しめます。
Bコース 最大10度 平均8度 距離750m(体感)

当スキー場のメインコースです。非常に斜度のないコースであり、初級者のグループが盛んに繰り返して滑走しています。
終盤アクセントとして小さなウエーブがあり、初級者が飽きの来ないような心配りがしてありますね。
ゲレンデデビューするには最適なコースです。


第1ゲレンデ 最大8度 平均5度 距離300m(体感)
 
当スキー場の魅力は温泉とこのロケーションではないでしょうか?スキーを滑走しながら、湯の湖を眺めまた湯ノ湖の向こうには男体山がドーンと座っている。
スキーは単に滑るだけの魅力だけではない事がこのスキー場では実感させられます。
またスキー場全体に漂う硫黄の香りはまさに温泉スキー場ではの魅力。是非とも利用したいですね。

日光白根山への登山者もちょくちょくゲレンデを横切って歩いています。
 
リフト待ちは無論ありませんが、たまにスクールの団体と鉢合せした時は待つ事があるかも。団体といってもチビッコのグループが殆どですね。
写真は第3リフトから日光白根山方面です
 
Aコース 最大10度 平均8度 距離700m(体感)
 
車道のようなコース幅のAコースです。
曲がりの少ないほぼストレートの緩斜面ですが、ご覧のように日当たりが悪く各コースがザラメの雪質なのにここだけは硬く締まった雪質になっています。
冷え込んだ時はアイスバーンになりやすい条件ですね。


第1ゲレンデに隣接するスキー場施設です。
基本的に日帰り客をターゲットとして居らず、着替えのスペース等はありません。
レンタルや食堂には充実感あり。
現在は滑走できない白根パノラマコースの上級者用バーンです。
滑走距離は比較的に短く、ややねじれがあるコースのようですね。
元気のいい人はこの斜面をハイクアップして滑走しています。
流石に宇都宮に近いだけあってゲレ食ノボリにもギョーザが!
決して近代的な施設じゃないけどほっとする場所で食事は落ち着きますね。






駐車場からゲレンデまでは少々の歩きがあります。


駐車場へのコメント

当スキー場の不満は駐車場がわからなかった事ですね。今回は路上駐車してしまいました。後から確認すると一見行き止まりのような場所を右に折れた場所に有料駐車場がありました。
案内看板は無く、当方の停めた路上には多数の車が停まっていましたのでてっきり無いのかと思ってました。
せめて「日帰り駐車場」
とか「有料駐車場」の案内が欲しいところですね。

スキー場総評

まさにスキー場の名前の通りファミリー向けのスキー場でした。湯ノ湖や男体山のパノラマは絶品であり温泉に浸かりながら眺めるのも最高ですね。一方ゲレンデは緩斜面オンリーです。一部スキー場ガイドなどを拝見すると30度を越える斜度のコースも存在するように記載されていますが、現在はそのようなコースは全て閉鎖されていて、初級者であれば問題なく何処でも滑走できるでしょう。上級者が足を踏み入れてはいけないスキー場の一つですが、悪天候のいろは坂を登りここを訪れる客はどの程度居るのかが少々疑問でした。
ともあれ奥日光の自然に囲まれたスキー場です。
ガツガツ滑らずにのんびりいきたいですね。