水上高原藤原 (群馬県)
本文へジャンプレポート日 2006/3/5 

水上高原スキー場と隣接した当スキー場はこじんまりした昔ながらのスキー場である。
斜面は扇型で短いコースが数本あるが、基本的に中緩斜面であり上級者が滑走するエリアは存在しない。また初心者には滑走範囲が限られてしまう場所ですね。
スキー場のベースにはホテルサンバードがあり、全ての施設がここで足りている次第で、ドアtoゲレンデの便利さは言うまでも無いですね。
一方、当スキー場に来場した時に目についたのが、スキー場スタッフの働きぶりである。
先ずはスクールスタッフであるが、営業という教育は成されていないように感ずる。どのスキー場でもお目にかからないような態度であり、こういうスタッフに教えてもらう事は寂しい限りである。
またリフト券販売所(窓口ではなく、レンタルコーナーで販売していた)のスタッフについても対応は同様であり、不快感を覚えた次第です。
基本的な接客、営業という面をリフト乗り場、スクール全てに対して徹底して頂きたいと思います。

旅の足跡
水上高原から滑ってここ藤原スキー場にやってきました。思ったより小さなスキー場ですね〜。
ちょっと意外です。
コースは数本存在しますが、殆どが500m以下の短いコースです。上部にはやや急な斜面もあるんですが、これがまた短い!数ターンで終了してしまいそう。
このスキー場の特徴は水上高原のリフト券を持っていると第二ペアリフトだけは乗車ができるということですね。基本的に滑り込みはできるけど、リフト券の共通化はされていません。
来場者はファミリーが多いですね〜ゲレンデ直結のホテルサンバードのおかげでドアtoゲレンデの便利さが受けてるのかな?
初中級のファミリーには最適なスキー場かな?
スキー場DATA
レポート日 2006/3/5 (日)
天候 晴れ
雪質 圧雪
積雪量 210cm
コース 7コース  
運行リフト ペア3本
道路状況 完全圧雪
リフト混雑状況 第2ペア最大3分待ち
コース混雑状況 なし
リフト料金 1日券3500円(今回0円)
駐車場 満車にならず 0円 
有料道路(東京基点) 関越道 練馬〜水上 3700円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 なし
お勧め緩斜面 センターコース

 

ベースからの眺め ↓
スキー場ベースからの眺めです。
右のリフトが最長の第1ペアリフトとなりますが400mほどしか長さがありません。

スキー場の規模がお判りになるかな?
ベースでは子供達が元気です。
 ???コース 
センターコース
最大斜度13度 平均斜度10度

距離450m

ハッキリしたコース名が判りません、真ん中のコースだから勝手にセンターコースとしておきましょう。
上の写真の真ん中のコースです。
斜度は適度な緩斜面です。水上高原スキー場からアクセスするとこのコースに出てきます。
整備の行き届いたコースで幅も広くまた滑走者が少ないのでコース取りは自由自在ですね。


非常に短いジャンピングコース 
ジャンピングコース
最大斜度23度 平均斜度15度
距離400m

第1ペア右側を滑るコースです。
上部に写真のような斜面があります。長さ50m??
その後は中斜面から緩斜面に変化するコースとなっています。
滑走距離が短いのが難点ですね。

ロマンスコース ↓
ロマンスコース
最大斜度10度 平均斜度8度

距離600m

第1ペアからジャンピングコースを迂回する初級者コースです。
立ち木が無い分コース取りは自由でありストレートに滑れば一部急斜面も存在します。
但しジグザグに付けられたコースは決して滑走満足度が高いレベルのコースではありません。
樋状のチャレンジ林間コース ↓
チャレンジ林間コース
最大斜度20度 平均斜度15度
距離300m

コース幅の狭いのが難点であるこのコースは距離も300mほどで非常に短い中斜面です。
滑走者の人影もほとんど無く空のリフトだけが動いている状態ですね。
面的なウエーデルンコース ↓
ウエーデルンコース
最大斜度23度 平均斜度15度
距離400m

リフトを挟んでジャンピングコースと名前を分けています。
コース内容は全くお隣と一緒。
唯一スクールが開かれているコースであり、面的な開放感は滑っていて気持ちがいいですね。
中央の立ち木がアクセントと見るか邪魔な一本の木と見るかは意見の分かれるところです。

ゴ林の向こうは水上高原 ↓
この林を隔てて水上高原スキー場と別れています。
リフト券の共通化が望まれるところですが、どうもその方向には動かないようですね。
今回来場した時にリフト券売り場の係員の言動と、スクールの若いイントラ?の態度が非常に目に付きました。
詳しくは書きませんが、やはり営業としてスキー場を経営される以上、もっともっと学んで欲しいですね。
小さなスキー場で、コースバリエーションの不足は致し方ないところなんですが、小さくてもお客をもっともっと大事にしてくれるスキー場は多いです。
楽しく遊んでもらうにはどんな対応をすればいいか?もっとスキー場全体で考えてもらいたいと感じます。