石打花岡スキー場 (新潟県)
本文へジャンプレポート日 2006/3/4 

Mtグランビューと石打丸山に挟まれた当スキー場は競技スキーが非常に盛んである。
コースは4コース、このコースを1本のペアリフトがカバーしている。
スキー場規模はいうまでも無く小規模であり、またその小さなスキー場にポールレッスンが盛んに行われており、一般スキーヤーは非常に肩身が狭い。
今回訪れた時にも4コース中まともに滑れるのは迂回コースの緩斜面のみであり、他コースはクローズ、もしくは著しく圧迫した雰囲気での滑走が許可されていた。
ともあれ生き残るには致し方ない選択なのであろう、一般スキー、スノーボードについては他のスキー場へ廻る事が賢明といえます。
ゲレンデは中斜面が主体、雪質標高の低さがあり、決して上質というのもではなく、いわゆる「上越の雪」といわれる代表的な雪質である。
ともあれ、利用方法はかなり限られてしまうのが少々残念なことですね。

旅の足跡
Mtグランビューを後にお隣の石打花岡に向かいます。
位置的にはちょうどMtグランビューと石打丸山の中間ですね。距離も物凄く近くて5分あまりで到着しちゃいました。
駐車場は小さなロコスキー場の割りには結構は入り数で一番後ろの方に停める事になりましたが、除雪は完璧でアスファルトで整備されてるんでドロドロになることはないですね。
さぁ〜今日の2ヶ所目はどんなところかな???
スキー場DATA
レポート日 2006/3/4 (土)
天候 晴れ
雪質 重めの新雪
積雪量 260cm
コース 4コース  
運行リフト ペア1本
道路状況 完全圧雪
リフト混雑状況 0分
コース混雑状況 全体に滑走者多い
リフト料金 1日券3500円(今回1回券4枚)
駐車場 10時頃ほぼ満車 0円 
有料道路(東京基点) 練馬〜塩沢石打 4750円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 なし
お勧め緩斜面 なし

 

花岡山Bコース ↓
花岡山Bコース
最大斜度25度 平均斜度15度
距離616m


スキー場ベースに立つと先ずはこのコースが目の前に広がっています。
結構斜度があって滑るにはいい感じの斜面ですね。
典型的なカービングバーンです。
またこんな小さなスキー場なんですが、人が多いな〜
斜面の構成をみて今回は1回券4枚の購入です。
 花岡山Aコース 
花岡山Aコース
最大斜度27度 平均斜度15度
距離616m

こちらのコースはポールに占領されていて滑走することはできません。
しかしながらこのスキー場はほぼポール専用のスキー場なのかな?
一般の滑走者が滑る所がないんですよね。
ちょっとムっとしちゃいますね。

ポールバーン 
ポールバーン
最大斜度25度 平均斜度15度
距離616m

こちらもポールで占領されちゃってます。
4コースあるうち2コースは完全に滑る事ができず、1コースはポールと併用でコース幅が半分程度、迂回の緩斜面のみが唯一、一般滑走者に開放されてコースとなっています。

南方山迂回コース ↓
南方山迂回コース
最大斜度15度 平均斜度10度

距離2000m

このコースだけがポールが張られていないコースです。
夏の道とは違い迂回コースながらなかなか楽しめる緩斜面ですね。
但し雪質はかなり水分が多く、ブレーキが掛かる状態です。

八海山方面のパノラマ ↓
南方山迂回コースからの八海山方面の眺めですが、今日は本当にいい天気ですね。
おかげで気温もグングン上昇中。
雪もベチャベチャだ〜
センターハウス??? ↓
ここ石打も今シーズンはかなりの豪雪であり、このプレハブ小屋も雪に埋もれちゃってますね。
一応、パトロールや休憩室なんかが入ってる建物なんですが、ゲレ食はまた別のところにありますから不自由はありません。
コバルト第1コースよりの眺め ↓
こちらは駐車場です。
小さなスキー場の割には駐車場の整備は完璧でご覧のような状態ですね。またゲレンデとの境がほとんど無くアクセスはめちゃ楽ですね。
当スキー場はなんと言ってもポールの占有率が高すぎて一般滑走者が滑る部分がほとんどありませんでした。
この程度しか滑れないのであれば、リフト券購入の際に、一言現状を知らせるか、立て札が必要ですね。
スキー場の経営的に競技スキーを受け入れるのは大いに結構なんですが、その事によって一般滑走者に不自由を与えるのもどうか?と思います。
お互いにお金を払ってるんですから。
ちょっと気分を害し、次の加山キャプテンコーストへ向かいます。