白馬ハイランドスキー場 (長野県)
本文へジャンプレポート日 2006/2/12 
北アルプスの峰々に点在するスキー場群とは国道に挟んで反対側に位置する当スキー場は規模こそ小さいながら、混雑とは無縁なスキー場である。
白馬ハイランドホテル専用のスキー場であるが一般スキーヤー、ボーダーも無論滑走することができる。
ロケーションは滑走しながら随時白馬連峰を望むことができ、そのアルペン的な雰囲気は大規模スキー場に劣らず魅力的なものですね。
一方ゲレンデはベースから想像できない奥行きがあり、中緩斜面が主体ながら適度な斜度をもつカービングバーンも存在し、以外にも滑り応えがある内容です。
滑走者が少ない分、コブ斜面は余り期待しない方が良いが、八方、五竜が混雑したときや、上部が悪天候の場合の逃げ場として覚えておくのも良いと思われます。
旅の足跡
八方試乗会のあと、リフト券消化のためにやってきた白馬ハイランドです。
数年ぶりの来場ですが、相変わらず国道からの案内がよろしくないですね。
特に大糸線の踏み切りを渡る箇所は道幅も狭く車のすれ違いでは脱輪しそうな状況でした。
到着時間が遅かったせいで、ゲレンデ前の駐車場は空きがあり、すんなり駐車する事ができました。
到着してビックリしたのがゲレンデ内に足湯ができてるじゃないですか!流石に時間が遅かったので利用している人は居なかったけど、なんかいい雰囲気でしたね。
さぁ〜時間が無いんで早速リフト乗車です。
スキー場DATA
レポート日 2006/2/12 (日)
天候 曇り
雪質 湿雪
積雪量 100cm
コース 4コース  
運行リフト トリプル1本、ペア1本
道路状況 圧雪
リフト混雑状況 0分
コース混雑状況 なし
リフト料金 1日券2500円(今回0円)
駐車場 宿泊者で混雑 0円 
有料道路(東京基点) 八王子〜豊科 4450円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 パノラマコース
お勧め緩斜面 ファミリーゲレンデ

 

ファミリーゲレンデ ↓
ファミリーゲレンデ
最大斜度11度 平均斜度7度
距離300m

スキー場のベースに立つとこのファミリーゲレンデのみが見え、スキー場全体の広さがわかりません。このファミリーゲレンデは緩斜面ではありますが、決して
斜度が無い緩斜面ではなく、適度に滑走スピードを味わえるバーンです。
距離こそ短いものの、初級者にとってはうってつけの練習バーンになることでしょう。
また、ゲレンデ横にはソリ専用の場所も提供されていてリフトに乗れない小さな子供も安心して遊ぶことができますね。
 カービング専用コース 
カービング専用コース
最大斜度24度 平均斜度14度
距離500m

スキー場最上部から降りるコースであり、そこからの眺めは白馬三山のみなならず
街並み全体が見渡せる絶好のロケーション。
コース名の通り小回り厳禁(笑)のコースは斜度こそ緩めであるが、滑走者が少ない分かなり飛ばせるコースになっていますね。
パノラマゲレンデとの境が無いので両コースを続けて滑るとかなりの距離を滑る事ができ、上級者でもかなり満足できるレベルじゃないかな?
パノラマゲレンデ 
パノラマゲレンデ
最大斜度24度 平均斜度14度
距離1500m

なんといっても白馬ハイランドのメインコースであり、コース終了部分の急斜面はコブはないものの幅の広いカービングバーンとなっています。
かなりハイスピードターンが味わえるコースです。
上部については、中緩斜面での構成であり初級者でも楽しく滑走できる開放的な尾根コースですね。ちなみに急斜面部分には迂回コースもあります。
初心者迂回コース ↓
初心者迂回コース
最大斜度10度 平均斜度7度
距離300m

パノラマゲレンデ急斜面を迂回するコースで、このコースの存在はかなり大きなものになっています。
白馬ハイランドの客層は初中級者が圧倒的に多く、その滑走者がこの迂回コースを利用することにより、スキー場全体を楽しめるようになっています。
このコースは急斜面部分のみを迂回しファミリーゲレンデのトップに出てきますので初級者にとって無駄な滑走が無いのも嬉しいですね。
白馬ハイランドホテル ↓
比較的にこじんまりとしたホテルですが、相応のサービスは得られる宿泊施設ですね。
各ツアー等も提携しているんでここをベースに白馬を飛び回るのも手ですね。
新設された足湯 ↓
ちょっとビックリのゲレンデ内に足湯が登場です。
場所はファミリーゲレンデの下部ですね。
誰も入っていなかったけど座るところが濡れてるんで座れないな〜
それと土の部分はコンクリートで固めないと泥だらけになっちゃうよ〜
久々のハイランドスキー場でした。白馬の大型スキー場に比べ圧倒的にゲレンデ内の混雑がなく、のびのび滑走ができますね。また小さいといってもカービング志向の方ならそれなりに楽しめるんじゃないかと思います。
八方や五竜の混雑が嫌になったらこちらに来てはいかがでしょうか?