那須温泉ファミリー (栃木県)
本文へジャンプレポート日 2006/1/15 

那須温泉近郊に位置する当スキー場はコンパクトなゲレンデ構成ながらメインのバーンは中斜面で滑り応えな十分です。
また、最近では珍しくなってきたスキーオンリーのスキー場であり、ボードが苦手なんていうファミリーにはうってつけではないだろうか?
キッズ向けのパークはベース正面にあり、スキーセンターから非常に近いのもいいですね。
このスキー場の特徴はなんといってもその眺望ではないでしょうか?
那須の茶臼岳に開かれた場所で茶臼岳の存在はかなりの迫力があります。
これほど山が接近しているスキー場も珍しいですね。
また第二リフトからは朝日岳の勇壮な姿も見られアルペンムードもかなり味わえちゃいますよ。
また眼下には関東平野が一望でき、その広がりは背中の山とは対照的な風景ですね。
滑りたいお父さんは第二リフト沿いを、まだリフトに乗れない雪遊びのキッズはキッズパークを、初級者には第一リフト沿いをと、上手くセパレートされていて
そのベースにはアットホームなスキーセンターが存在する、こんなスキー場です。
また、名前が示すとおり温泉の宝庫でもありますので、帰りがけに寄るには非常に都合がいいですね。

尚、このスキー場はスキーオンリーの為ボーダーの姿は当然ありません。

旅の足跡

マウントジーンズを後に那須温泉ファミリーに向う事とした。有料道路を利用すると比較的に早く到着できるんですが、意外に料金が高い!(930円)もったいないんで一旦下部まで下がり下道でのアクセスとした。(尚この那須甲子有料道路は2008年をもって無料化の予定らしい)
なかなかスキー場の位置がわからず、カーナビの指示するままに、車を走らせたがなかなか到着しないんですよね、不安になった頃、那須岳ロープウエイの側までやってきました。
スキー場はそこから目と鼻の先にあり、スキー場の駐車場も道路に沿うように存在しました。
流石にこの時間になると帰宅するファミリーの姿も見受けられ、駐車場にはすんなり停める事ができました。
駐車場からはスキー場の姿は全く見ることができません。ファミリーと名が付く位だから緩斜面の一枚バーンかな?なんて想像してゲレンデに向うと・・・その思いはいい意味で裏切ってくれました(笑)

スキー場DATA
レポート日 2006/1/15 (日)
天候 晴れ
雪質 やや硬めの圧雪
積雪量 100cm
コース 3コース  
運行リフト ペア2本
道路状況 ほぼドライ
リフト混雑状況 0分
コース混雑状況 ほとんどなし
リフト料金 1日券3000円(今回5回券900円)
駐車場 空きあり 0円 
有料道路(東京基点) 浦和〜那須 3800円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 第2ゲレンデ
お勧め緩斜面 なし

 

第2ゲレンデと茶臼岳 ↓
第2ゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度17度

距離500m

那須連山の茶臼岳を背中に滑るメインのコースです。
上部はキツメの中斜面でハードパックされたバーンは思いのほかハイスピードになりますね。
やや片斜面のところがありますが結構楽しめるコースです。
 第2ゲレンデから関東平野 
第2ゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度17度

距離500m

第2ゲレンデを上部から見ています。上の写真とは雰囲気がちがうでしょ?
片斜面がよく判ると思います。また関東平野の広がりが開放的ですよね。

第1ゲレンデ 
第1ゲレンデ
最大斜度25度 平均斜度15度

距離400m

一応初級者のコースとなっていますが、やや斜度的に厳しいかな?
実際このスキー場に初級者がリフトを利用して気兼ねなく滑るコースが見当たらないんです。
中級者以上にはどうしても飽きがきてしまう。
残念な地形のスキー場ですね。
茶臼岳 ↓
茶臼岳です
那須連山の一峰で途中までロープウエイも架かっています。
まさかこの斜面にスキー場があるとは思いもしませんでした。
かなり圧迫感はありますよ〜
第1と第3コースの下部 ↓
このスキー場はボール状になっていて下部は幅の広い緩斜面です。
初級者は本来この緩斜面のみを滑れるといいんですが、リフトは上部の斜度がきつい部分まで行ってしまいます。
利用者にファミリーが多いため少々残念ですね。
第3コース ↓
第3コース
最大斜度20度 平均斜度15度

距離400m

茶臼岳の斜面をダイレクトに滑るようなコースですね。
未圧雪であり雪が薄いため結構神経を使うコースです。
滑っている人はあまり見かけないコースで、どうしても第1ないし第2へ逃げてしまいますね。
朝日岳 ↓
こちらはマウントジーンズからも見えていた朝日岳ですが、こちらの山の方が荒々しく見えますね。
写真は第2リフトからです。

キッズパーク ↓
パークというほどの施設はありませんがスノーエスカレーターも設置されていてそり遊びが楽しめます。
ネットでクローズされているんでスキーヤーが入り込む事もなく安心ですね。
リフト ↓
  この規模のスキー場には非常に珍しくオートゲートを採用しています。
このオートゲートって本当に意味があるのかな?
むしろ費用的に掛かってしまってるんじゃないかな?
プリンス系のスキー場のように紙のリフト券にして乗車係りがチェックするだけの方が、渋滞も少なく費用も少なくて済むような気がするがな〜
センターハウス ↓
立派なスキーセンターもあります。
レンタルや売店、二階には食道もあり家族連れに必要なものは一通りそろってますね。
思いのほかダイナミックは眺めのスキー場でしたね。
また距離は短い物の結構滑り応えのある第2コースなどはファミリースキー場にはらしからぬコースでありたのしめました。
宿泊施設も休暇村をはじめ沢山あり滞在型スキー場としてもファミリーで利用できるんじゃないでしょうか?