2006弾丸レポート 第13弾 快晴のホワイトピアたかす
高鷲スノーパークを滑り終ったあと大混雑の温泉に入り、荘川の道の駅まで一端戻りました。今日の寝床はここになります。
比較的に静かな道の駅だったんで車中泊にはピッタリです。寝不足もあって20:00には早々に寝てしまいました。
しかしながら朝4:00にはあまりの寒さで目が覚めてしまいました。外気はマイナス17度を示しています。車内の窓はバリバリに凍り付いて流石に寝ていられなくて早々に今日の目的地、ホワイトピアに移動しました。エンジンが掛かるとやっぱり暖かいですね。

さてこのスキー場は日帰り客のターゲットを前面に押し出したスキー場ですね。
その施設内の仮眠施設や温泉等の内容度の充実はかなり◎です。
この奥美濃エリアのスキー場はシーズンの週末、早朝営業しているところが多いです。
ここホワイトピアたかすも早朝営業をしていて、朝5時からリフトが動いています。
皆パワフルですよ〜一番寒い時間帯にドンドンゲレンデへ向っていく姿は頼もしさすら感じました!
当然駐車場の方もちょっと到着が早いかなぐらいでないとかなり後方への位置になってしまいますので要注意です。
ゲレンデの構成は中急斜面が圧倒的支配です。おわんのような形で両サイドの尾根から急斜面のコースが
何本も枝分かれしています。正直初心者は滑るコースがかなり限られてしまいます。
バーン状況も比較的にハードでありスピードも出やすい状況ですね。(レポート日のみかな?)
またゲレンデベースのレストランもメニューも豊富。特に定食の類はメニューを見ていただけでもおなか空いて来ちゃいました。
天気の良い日には、遠く日本海まで望める眺望は必見!
何でも揃っているホワイトピアです。
レポート日 2006/1/9 (月)
天候 晴れ
雪質 ハードパック
積雪量 240cm
滑走可能コース 全コース
運行リフト 主要リフトゴンドラは全て運行
道路状況 圧雪
リフト混雑状況 各5分待ち
コース混雑状況 センターウエイCがやや混雑
リフト料金 1日券4300円(今回招待使用0円)
駐車場 混雑 1000円
有料道路(東京基点) 高井戸〜松本4950円 安房トンネル750円 飛騨清見〜高鷲1000円
お勧めコブ斜面 ジャンピングアベニュー
お勧め中斜面 センターウエイB〜C
お勧め緩斜面 なし
センターウエイAコース
距離650m
最大斜度28度 平均斜度13度

この地域では早朝ナイターは当たり前なのかな?朝5:00からガンガン滑るボーダーが目立ちました。
私はそんな元気もなく、通常営業時間よりゲレンデへと繰り出しました。
先ずはトップを目指し第1クワッド(1400m)に乗車です。
写真のコースはそのクワッド降車ご右を廻り込むと滑走できるコースになります。
斜度感覚は緩めの急斜面(変な表現かな?)コース全体の幅はそこそこあるのですが、左半分をモーグルバーンとしており一般コースは極狭い幅となっています。
バーン状況もやや硬めでスピードコントロールをきちっとしないと途中で暴走しちゃいますから気をつけてね。
モーグルバーンは規制がなくどなたでも入る事ができます。
コブの大きさも程よいサイズであり変にコブの腹が削られる事もないので滑りやすいと思います。
センターウエイBコース
距離750m
最大斜度22度 平均斜度12度

このコースはセンターAコースとは反対に左に廻り込む感じでアクセスできます。
適度に立ち木が残されている中斜面で、雰囲気は意外にいいですね。
滑走する人も多く、ややトイ状になったコースは自然と滑走ラインが重なりやすいので周りに気を使いましょう。
センターウエイCコース
距離2100m
最大斜度22度 平均斜度11度

山頂からセンターBコースを大回りに迂回してベースまで降りる全長2100mのコースです。距離以上に滑走充実度があり何本滑っても飽きの来ないコースですね。
スキー場の案内では初級者コースとなっていますが、むしろ中級程度の方に楽しめるコースで、初級者の方にはやや荷が重いかもしれません。
パノラマウエイ
距離3000m
最大斜度22度 平均斜度10度

センターコースとは逆に、右尾根をずっと滑るコースです。全長は3000mで中緩斜面が主体。
このコースが背骨の役割をはたしており、そこから何本ものコースが枝分かれしています。

山頂からの眺望も見事ですね。今回レポした日も非常によい天気に恵まれ、遠くの山々の向こうには日本海も見えるほどでした。スキーはやっぱりこういう天気がベストですね。
ダイビングアベニュー
距離520m
最大斜度32度 平均斜度26度

パノラマウエイを滑ると、先ず現れるのがこのダイビングアベニューです。
コース幅は上部がかなり狭く小さなコブが発生していてラインは外せないようになっていますね。
大きなコブではないので難易度はあまり高くなく、後半はコース幅も広がるため、中級者でも十分滑走が可能なコースです。
スイングアベニュー
距離500m
最大斜度30度 平均斜度18度

このコースは完全に北に向いているのが写真でも分かるかな?日陰になっている時間帯が長いため、春先の雪の緩みは最小限に抑えられると思います。
斜度はややきつく、コース幅は十分広いのだが、どうしても小回り主体の滑りになってしまいます。
ライン取りも広い斜面のため、思ったヶ所が自在に取れるのは非常に滑りやすかったです。
ダンシングアベニュー
距離510m
最大斜度24度 平均斜度18度

斜度的には中斜面の部類に入るのですが、コブのラインが数本できていて、上部も荒れ気味、素直なバーンではありませんね。
コブを練習するには最適なコースと思われます。
スキップアベニュー
距離550m
最大斜度33度 平均斜度14度

パノラマウエイから枝分かれするコースままだまだ続きます。
枝分かれの上から4本目はここスキップアベニューです。
急斜面の部分は非常に短くあっという間に終わってしまいます。後は圧雪の中斜面であり、カービングをするのにはピッタリなバーンと変化します。
ジャンピングアベニュー
距離300m
最大斜度30度 平均斜度21度

段々疲れて来ましたね〜
徐々にパノラマコース下部に移ってきました。

このコースも程よい大きさのコブが適度に張り付いています。非常に滑りやすいコブで基本的に圧雪作業をしていませんので降雪後はこのコースも深雪バーンへと変化していると思われます。
コースにねじれも無く第2クワッドの支柱めがけ一気に滑りたいところですね。
ローリングアベニュー
距離450m
最大斜度35度 平均斜度19度

いよいよ下部へ移ってきました。
始めコース案内もなく、滑る人も居なかったので実際コースだったのか判りませんでした。
自然にできたまさにハーフパイプですね。
距離は短いですが、滑り方では面白いコースになるでしょう。
スネークストリート
距離600m
最大斜度13度 平均斜度8度

単に下山コースとなってしまいます。初級者は上記の枝分かれするコースへの滑り込みが厳しいため最終的にはパノラマコース終了まで滑りこちらのコースに入って、ベースを目指すのが安心ですね。
ブラックベアアベニュー
距離800m
最大斜度38度 平均斜度25度

今回のレポを締めくくるのはセンターBコースを滑らず尾根をそのまま進むとこのブラックベアに出てきます。
斜度感覚はまさに38度です。
非常にきつい斜度と硬めの雪質でコブはほとんどできていませんでした。
滑り出しに体を落とせれば難易度はさほど高いバーンではありません。

本当に中急斜面が豊富なスキー場であり、上級者の方にはかなり滑り応えがあるんではないでしょうか?