2006'弾丸レポート 第10弾 2006年の初滑り 雫石
おとといまで岩手県内でスキー場廻りをしていて、1日おいてまたまた岩手県内にやってきました!
今回はJRの正月パスを利用してのスキーです。
到着までに色々とトラブルもありましたが、予定通り10時にはスキー場に到着です。今回訪れたスキー場は岩手県内の人気を安比高原と二分する雫石スキー場です。
ご存知西武系列で営業されておりおなじみの施設が整っていますね。
ある意味安心なんですが、ほぼ予想の付くゲレ食などは楽しみというのもが皆無ですね。ちょっと地方色を出してもらいたいな〜
昨今の西武問題でここも閉鎖の噂がでていましたが、今シーズンは元気に営業しております。
ゲレンデベースにはやや小さいながら雫石プリンスホテルをキーにしてそこから16本のコースが延びています。
ほとんどのコースが中斜面のロングコースで中級以上のレベルの方々には楽しいコースばかりではないでしょうか?
但しこの大雪が降った天気においても、女子滑降コースなどは、小石が多数露出していて雪があまり積もらない地域、コースがい多いのも現状のようですね。
それと、各コースの片斜面が気になるところです。
素直なコースが以外に少なく、滑りきったときに「なんか変なコースだな?」の印象を受ける人も居るかもしれません。
また上級指向のスキー場かと思うのですが、コブ斜面の少なさは少々がっかりされるかもしれませんね。
ともあれ1日では中々全コースを滑りきる事のできない規模です。
数日の滞在でもっと雫石の魅力が発見できるかもしれません。
レポート日 2006/1/1 (日)
天候 晴れのち曇り
雪質 ハードパックバーン
積雪量 180cm
滑走可能コース 全コース
運行リフト 主要リフトゴンドラは全て運行
道路状況 圧雪一部アイスバーン
リフト混雑状況 待ちなし
コース混雑状況 混雑なし
リフト料金 1日券3700円(今回早割券使用2000円)
駐車場 空き多数 無料
有料道路 浦和〜盛岡 10350円
お勧めコブ斜面 なし
お勧め中斜面 メンズダウンヒル
お勧め緩斜面 初級者お勧めコース
初級者お勧めゲレンデ
距離750m
最大斜度14度 平均斜度8度

雫石には非常に珍しい930mという短距離ロープウエイがあるんです。なぜこのロープウエイがあるのか疑問ですが、このロープウエイに乗りリフトを乗り継ぐと、この広々とした初級者お勧めゲレンデへと到着します。
名前通りまさに初級者向けのゲレンデでコース幅、斜度共に文句なしですね。
比較的明るい場所にあるため雰囲気も最高ですよ〜
メンズダウンヒルコース
距離5000m
最大斜度32度 平均斜度12度

やはり雫石と言ったら2本のダウンヒルコースが超有名ですよね。朝一はそのコースを狙います。
かなり長いストレートの尾根コース。ノンストップで滑りきるにはかなりの体力が必要ですね。
私なんぞ何度立ち止まった事か(汗;)
このコース部分的にやや片斜面になっていて滑りづらいところもあるんです。
素直なコースではないですね〜
義経ライン右(メンズダウンヒル)
距離300m
最大斜度32度 平均斜度20度(目測)

メンズダウンヒルコースの下部にはこの義経ラインと弁慶ラインの2コースがあります。
コース最大斜度の部分ではありますが、急斜面の部分はいたって短くコブもほとんど発生していませんので、ストレートにつっこんで滑って下さいね。
一応右側が圧雪、左は未圧雪となっているようです。
義経ライン左(メンズダウンヒル)
距離300m
最大斜度32度 平均斜度20度(目測)

義経ラインも2手に別れていてこちらは非常に滑りづらいネジレ気味の片斜面です。
斜度は右ラインよりも緩めですがタイミングが取りづらいですね。上部の人工降雪機があるということは雪付きが悪い証拠なのでシーズン中でもブッシュや小石に注意ですね。
レディースダウンヒルコース
距離4500m
最大斜度36度 平均斜度14度

平日にはこのコースは一般開放されておらないが、今回は休日と言う事もあり一般開放で滑る事が可能でした。
ほぼ全てが中斜面の尾根コース、最大斜度はメンズダウンヒルをも上回るスペックですが、全体的に難度はワンランク下かな?ここも雪付きが悪く、この大雪に見舞われているにも関らず、小石やブッシュが所々露出しています。
爆弾を踏まないように気をつけないと。
レディースダウンヒルからの眺めです。
右に岩手山、岩手高原左に網張温泉が見えます。
非常に近い距離にあるんですね。
ジャイアントスラロームコース
距離1100m
最大斜度28度 平均斜度13度

こちらのコースも片斜面です。
斜度は比較的にキツメなんですが、比較的に硬いバーン状況でコブにはなっていません。
また滑り込む人自体が少ないのがコブを育てない理由でもありますね。
降雪後は非圧雪エリアなので深雪も堪能できますよ〜
但しここへ来るにはメンズダウンヒルのゴンドラを利用するか、遅いシングルリフトのサンシャインリフトを使うしかなく、繰り返しの滑走にはやや難がありますね。
熊落とし下山コース
距離1600m
最大斜度33度 平均斜度14度

プリンスホテルへの唯一の下山コースとなっています。
しかしながら写真の部分の急斜面がネックとなっていて初級者が滑走しての下山は非常に厳しいですね。
初級者は迂回コースがないんでロープウエイでの下山をお勧めします。
上級者にとっては、急斜面部分が短く間延びしてしまうコースかも知れません。
スラロームバーン
距離800m
最大斜度32度 平均斜度18度

ジャイアントスラロームと平行しているコースです。
コーススペックは両コース共に同じような内容でほとんど変わりばえはなしです。

斜度的にはコブの育ちやすいコースではありますが、やはりコースへの人の入りが少ないためか、コブの育ちはほとんどありませんでした。
やはりネックはシャンシャインリフトの遅さかな?
サンシャインコース
距離12000m
最大斜度32度 平均斜度15度

片斜面の中斜面、人影がまばらで思う存分大回りができますね。
ただコースにはポールが張られる事が多いため、コース規制もあるかもしれません。
比較的に雪質は良く、コース自体も荒れる事が少なそうな状態ですね。
明るい雰囲気は大好きです。
クリスタルコース
距離1400m
最大斜度23度 平均斜度12度

初級者向けの緩斜面ではありますが、非常に素直なストレートバーンで上級者でもポジションチェック等で利用できるバーンですね。
またゴンドラ側とプリンス側への分岐コースにもなっているので変な方向に滑ると戻るのに時間が掛かる事もあるので、このコースは要チェックです。

今回の雫石はJR利用で滞在時間もあまり長くは取れなかったのですが、十分満喫する事ができました。